【呪術廻戦】本誌202話のネタバレ予想｜ついにルールが追加か呪術師狩りの行方

『呪術廻戦』本誌202話のネタバレ予想記事です。これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の展開を予想しています。

【呪術廻戦】201話までのネタバレ

呪術廻戦の概要

（呪術廻戦芥見下々 / 集英社）

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

【呪術廻戦】本誌201話「直接会談②」のネタバレ

拉致の大義名分

「日本国民の拉致」という穏やかでない提案を前に、動揺を見せるアメリカ大統領。

エネルギー問題に精通するエネルギー・環境担当次官のサイラス・ヴェイルは、”呪力”という未知なる力を前に、可能性を見出している様子を見せます。

可能性の一つして「エネルギーの自給自足」という仮説を挙げると、研究のために多くのサンプルが必要だと述べるサイラス。

(『呪術廻戦』 201話芥見下々 / 集英社)

アメリカ大統領は、単なる拉致ではなく「人体実験を視野に入れた拉致」であるという事実に拒否反応を見せますが、サイラスは退きません。

サイラスは、”代替エネルギー”という観点で列強諸国に遅れをとるわけにいかないとし、大統領に決断を迫ります。

”エネルギー問題”は、言うなれば全ての国が抱える問題。

エネルギー利権を行使するサウジアラビアなどの中東諸国や、脱原発を進める国家、軍事力の高い国家……と、動く可能性のある国は枚挙に暇がありません。

また、上記のうち一か国でも動けば、他の国も遅れをとるまいと動き出すことから、サイラスはこの問題を「伝染る問題」と表現。

さらにサイラスは、「全世界をあげた日本人狩り」が始まる可能性を挙げると、「これは”拉致”ではありません ”保護”です」と大統領に迫ります。

作戦規模

サイラスの”保護”という言葉を用いた大義名分作りにより、会談の場の空気には揺らぎが生じました。

羂索も、”マイノリティな存在である呪術師が特定の場所に集まる”という状況について、「こんなチャンスは二度とないですよ」と表現し、援護射撃を行います。

サイラスや羂索の言葉によって重い腰を上げた大統領は、日本人の拉致……もとい”保護”を決断した様子。

(『呪術廻戦』 201話芥見下々 / 集英社)

そこで大統領は、同席の「統合特殊作戦コマンド司令官」のギャリー・K・ジョンソン中将に、「どれだけの人員を割くべきだと思う？」と意見を求めました。

ギャリー中将は”五条悟”の存在が呪術師の中でも”異常(イレギュラー)”な存在であることを確認すると、「一個中隊もあれば足りる」と断言。

一方の羂索は、ギャリー中将の提案した数に不服な様子を見せ、800人……つまり大隊規模の人員を投入するよう求めました。

実演

”術師の拉致作戦”に大隊規模の人員を求められ、「日本人は心配性で小心者」と一蹴するギャリー中将。

同席していた裏梅は、「試してみましょう」と静かに述べました。

羂索に対するは、要人警護を任とするシークレットサービスの中でも最精鋭の”カウンターアサルトチーム(CAT)”と、中央情報局(CIA)の準軍事組織”特別行動センター(SAC)”。

ギャリー中将は、彼らに対して絶対の信頼感を寄せており、”圧勝”を宣言します。

(『呪術廻戦』 201話芥見下々 / 集英社)

しかし、羂索は「呪霊操術」によっていとも容易く軍人らを排除。

涼しい顔で現れ、「話を詰めましょう」と述べました。

202話へ続く。

【呪術廻戦】本誌201話のネタバレ考察｜大隊規模の特殊部隊が術師に牙を剥き・・・『呪術廻戦』本誌201話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。【...

【呪術廻戦】202話以降の展開予想・考察

術師狩りの行方

800名以上もの軍属兵士が”宣誓”を行い、今まさに混沌と化そうとしている死滅回游。

現代の術師、受肉した過去の術師…そのどちらであっても、近代兵器で武装した相手との戦闘経験は著しく少ないはずです。

また、羂索を介して呪術師の実力を見た司令官のギャリー中将は、隊員たちの警戒度を一段と引き上げさせていることでしょう。

特殊部隊員たちが油断して事に当たるならまだしも、適切な連携をとって急襲を敢行した場合、”戦争行為”については素人である呪術師らが勝てるとは思えません。

職業軍人は対人戦のプロ。銃火器の力に任せた正面突破はもちろん、催涙弾等を用いた変化球も多用してくると思われます。

”プロ”による襲撃を前に、”呪術”はどれほどの抵抗を見せるのでしょうか。

いよいよルール追加か

来栖華と共生する”天使”により、数多くの”新規泳者”の存在に気がついた虎杖ら。

仮に秤や乙骨、真希もこの異常事態に気が付いていた場合、他の結界の味方に現在の状況を伝えようとするはずです。

結界を素通りすることができる真希であれば、瞬間移動の術式を持つと思われる憂憂と組み、各結界に危機を伝えることができます。

しかし、裏を返すと、真希が来るまで高専メンバーは情報を共有することができません。

迅速に情報を共有するためには、結界内の電波遮断を解除するなど、情報手段の確立が必須です。

以上の点から、100点保持者の乙骨や秤が異常事態に気がついた場合、いよいよ〈総則11〉が追加されるのではないでしょうか。

絶望的な状況

羂索が動いたことにより、大隊規模の人員を”呪術師の保護(という名の拉致)”に割いたアメリカ合衆国。

羂索は、アメリカ以外でも同様の秘密会談を行なっており、世界各国が”呪力”という未知なるエネルギーについて認知したと思われます。

小さな組織であれば、その頭を潰せば終わったことでしょう。

しかし今回巻き起ころうとしている騒動は、アメリカという超大国を含む、世界単位での大騒動です。

仮に今回動員された一個大隊が全滅しても、アメリカやその他の国家は次なる部隊を投入するだけ。無尽蔵とも言える人的リソースにより、やがては全ての呪術師が……ひいては日本そのものが食い潰されかねません。

『呪術廻戦』の”ハッピーエンド”の芽がどんどん刈り取られている昨今。果たして今後のストーリーはどのような進行を見せるのでしょうか。

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