【呪術廻戦】177話までのネタバレ
乙骨憂太 vs 石流龍
デザート不足
176話で呪力の大砲「グラニテブラスト」を放った石流。
乙骨は、あえて石流との距離を詰め、コンパクトに戦うよう求めます。
乙骨の言葉に反発した石流は、取り出したタバコに火をつけ、語り始めました。烏鷺同様、受肉した過去の術師であった石流。
彼は、自身の一度目の人生を、「腹八分目」と表現します。骨のある敵とも戦い、良い女性とも巡り合ったと言う石流は、悔いの残らない人生を送っていたとのこと。
しかし、そんな石流の人生には、”デザート”がありませんでした。
それこそが、石流の漠然とした不満の正体にして、”二度目の人生”を歩む意味。
話し終えた石流は、乙骨との戦闘に戻ります。
泳者一の呪力出力を誇る石流は、呪力の瞬発力も併せ持っており、肉弾戦でも乙骨にダメージを与え得るほどの強者です。
近接戦闘で乙骨を上回った石流。乙骨を空中へと吹き飛ばすと、再び「グラニテブラスト」を放ちました。
しかし乙骨は、石流の砲撃を素手で阻止。その後再び距離を詰め、石流に強烈な拳を叩き込みます。
乙骨という強者を前にした石流は、「オマエが俺のデザートか!?」と興奮気味です。
仙台結界の乱戦
乙骨と石流が激戦を繰り広げていたところ、”空”のベールを纏った烏鷺が忍び寄ります。
乙骨の目の前で姿を現した烏鷺は、”空”の”面”ごと相手を叩く技「宇守羅彈(うすらび)」を用い、乙骨を地面へと叩き落としました。
戦いを邪魔された石流は、烏鷺に向かって砲撃します。一方の烏鷺は、”空”を掴んで回すことで、砲撃の軌道に干渉。
石流が放った呪力の砲撃を、石流本人のもとへと撃ち返してしまいました。予想だにしないカウンターを正面から受けてしまった石流でしたが、あまりダメージは負っていない様子。
一進一退の激戦が繰り広げられている中、反転術式で身体を癒した乙骨が、再び姿を現しました。
石流・烏鷺の2名が、スタジアムに避難している一般人を狙うことはない……そう考えた乙骨は、遂に「リカ」を解禁。
「おいで リカ」と唱え、指輪をかざした乙骨は、「全部だ」と意味深な言葉を発しました。
【呪術廻戦】178話以降の展開予想・考察
リカ、顕現
要所要所で乙骨が召喚している「リカ」。
その正体については未だ謎に包まれており、彼女(?)を巡っては、様々な読者の議論を呼んでいました。
「リカ」と言えば、『呪術廻戦 0』に登場した特級過呪怨霊「祈本里香」を連想してしまいます。
「里香」と「リカ」は、口調や容姿、乙骨を気にする様子など、似た部分が多く見られますから、何らかの関係はあるはず。
次回は乙骨と「リカ」の共闘が見られるはずですから、見逃せませんね。
「リカ」は乙骨の術式?
さて、謎に包まれた存在「リカ」は、一体何者なのでしょうか。
恐らくは乙骨の生得術式に関係するものと思われますが、祈本里香本人ではなさそうですよね。
そもそも『呪術廻戦 0』で登場した特級過呪怨霊「祈本里香」は、里香の死を受け入れられなかった乙骨が、彼女に意図せず「呪い」を掛けてしまったことで発生します。
里香は言わば被害者。やっとの思いで解呪された後、乙骨がもう一度彼女を現世に縛るとは考えにくいですよね。
だからこそ「リカ」は、里香を模した式神(もしくは呪霊)である説が濃厚なのではないでしょうか。そして、そんな芸当を可能にしているのは、乙骨に刻まれている生得術式だと考えられます。
次回は「リカ」無双?
特級呪霊「黒沐死(くろうるし)」に続き、烏鷺亨子、石流龍と連戦を強いられている乙骨。
暴力的なまでの呪力総量によって、攻防に一切隙のない乙骨は、とにかく見ていて安心感がありますよね。
ただ、177話では、度重なる「反転術式」の使用により、呪力切れが目前に迫りつつあることが示唆されました。
ドルゥヴには(恐らく)圧勝した乙骨ですが、黒沐死に対しては辛勝という表現が正しいであろう決着であり、また、石流・烏鷺については、現在進行形で苦戦を強いられています。
”五条に次ぐ現代の異能”と表現された乙骨のことですから、五条には遠く及ばないながらも、作中最強格の実力を持っているはず。
…そう考えると、乙骨が従える「リカ」の強さが気になるところですよね。
乙骨が特級にまで認定された背景には、その圧倒的な呪力量だけではなく、「リカ」も関係しているはずです。
次回以降の”「リカ」無双”が期待されます。
仙台結界の決着
177話の最終コマにて、「リカ」を顕現させる決心をした乙骨。
これまで刀と呪力のみで戦っていたであろう乙骨は、仙台結界内で初めて全力戦闘を解禁するようです。
そうなると、烏鷺亨子、石流龍との戦闘は、早々に終わってしまってもおかしくはありません。
1話丸々用いて過去が語られた日車や、羂索との何らかの関係を匂わせたレジィと異なり、烏鷺・石流の2人には敵キャラとしての厚みに欠けます。
今後2人の過去が語られるならまだしも、このままの調子でストーリーが進むのであれば、間もなく仙台結界編は幕引きとなるのではないでしょうか。
とはいえ、烏鷺亨子には、藤原氏直属の暗殺部隊「日月星進隊」という興味をそそられる肩書があります。
また、石流龍についても、バトルジャンキーな性格や「泳者一の呪力出力」という設定は、非常に魅力的です。
どちらも即退場するには勿体ないキャラクターですから、味方化や過去回想描写などの待遇に期待してしまいますね。
以上、『呪術廻戦』178話以降の展開について予想しました。東京第1結界編に続き、仙台結界編が展開されている『呪術廻戦』。
死滅回游の<総則>や登場キャラクターの詳細は以下の記事でまとめていますので、本編と併せて是非チェックしてみてくださいね。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
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(C)芥見 下々
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