【呪術廻戦】172話までのネタバレ
レジィの勝ち筋
レジィが再現した2台の車の重さを引き受け、40Gもの負荷が掛かった状態にある伏黒。
一方のレジィも、伏黒が召喚した「満象(ばんしょう)」の3~6tにも及ぶ重量を受けており、両者はいつ圧死してもおかしくない状況です。
領域に取り込まれる前、総合体育館で2台のトラックを再現していたレジィ。
トラックを温存していれば、重量対決は決しているはずでした。
しかしレジィには、まだ「とっておき」があるとのこと。「満象」の重さに耐える中、自身の勝ち筋を模索します。
切り札
「とっておき」を使うことに決めたレジィは、”「満象」を支えている両腕のうちの片腕を外す”という一か八かの勝負に出ました。
自由になった右腕で契約書を掴み、「再契象」と唱えたレジィ。
――しかし、”契約書を呪力で焼き切る”という条件を満たす前に重さに負け、影の中に沈んでしまいました。
影の中は、水中のような世界。ただし、そこには浮力も効力も存在せず、落ちた人間の行く末はただただ沈んでいくのみです。
窮地に陥ったレジィは、伏黒の影に沈めていた車に”命令”を与えることで無事浮上します。
レジィによって再現された物体は、”命令”を遂行した後に消失するため、伏黒に与えられていた”重さ”は半減してしまいます。
しかし、レジィには前述した「とっておき」がありました。
早速契約書を取り出したレジィは、「再契象」と唱え、契約書を焼き切ります。
――その瞬間現れたのは、”家”でした。
木造二階建てのその家は、躯体だけでも30tは下らない代物。
影の中に沈められてしまえば、たちまち伏黒は潰れてしまいます。
勝負の結果
大ピンチを前に、伏黒は”領域の解除”を決断しました。
レジィが召喚した家はそのまま落下し、総合体育館の床を破壊。その場にいたレジィと伏黒は、地下1階の温水プールへと落下してしまいます。
レジィは術式で用いる”契約書”が水に濡れ、伏黒は「領域展開」によって疲弊した今、2人に残された道は”素手での戦闘”のみ。
――しかしこれは”呪術戦”。嘘やブラフが最大限に生きる戦闘です。
伏黒は、レジィの包丁によって刺されたはずの「玉犬・渾」を用いて不意を突き、見事レジィに勝利して見せました。
【呪術廻戦】173話以降の展開予想・考察
羂索の目的が明かされる
『呪術廻戦』167話にて、羂索を知っているかのような態度を見せたレジィ・スター。
伏黒が語った「死滅回游の目的」を聞いたうえでの態度でしたから、彼も死滅回游について一定の情報を得ていたようです。
「契約の再現」を可能とする術式を持つレジィは、「受肉した過去の術師」である可能性が高い人物。
過去の術師らは、受肉に当たって羂索と契約を交わしているはずですから、その際に「死滅回游」の目的を知った、と考えると自然でしょうか。
そんな人物だからこそ、ある程度羂索の情報を握っていてもおかしくはありません。
次回パートにて、「羂索の真の目的」を含む、何らかの新たな情報がレジィの口から語られるのではないでしょうか。
髙羽 vs 黄櫨の行方
黄櫨は過去の術師で確定?
172話を予想した記事にて、レジィが「受肉した過去の術師」である可能性について触れました。
それに関連して、レジィと行動を共にする術師 黄櫨折(はぜのき いおり)も「受肉した過去の術師」である可能性について触れてみます。
まず、黄櫨が持つ術式は自傷が前提の痛みが伴うものです。
一点目にして、術式が覚醒しただけの一般人が扱うにはハードな内容ですが、元々黄櫨が傷に対して鈍感である、という可能性も捨てきれません。
ここで気になるのが、黄櫨が”自傷”に対しての対策を身に着けている点です。
それは、呪力を”正の力”に反転することで身体を癒す、「反転術式」。
反転術式は作中での登場が稀な高度な術式であり、基本的には五条や宿儺、裏梅などの実力者のみしか扱うことが出来ません。
術式が覚醒して一か月と経っていない一般人が身に着けられるとは到底思えませんから、黄櫨折は「受肉した過去の術師」、もしくは「元々術式を持っていた呪詛師」のどちからである可能性が高そうです。
とはいえ、日車の術式が「領域をデフォルトで備え付けていた術式」であったことから、黄櫨の術式が「反転術式をデフォルトで備え付けていた」可能性も考えられます。
『呪術廻戦』は良い意味で読者の予想を裏切り続ける漫画ですから、どのような説もあり得てしまう点が難しく、且つ面白いですよね!
戦いの勝者
ここからは、メインの話題である「髙羽 vs 黄櫨」の決着予想です。
結論から述べますと、髙羽の圧勝に終わると思われます。
”かなり癖の強いキャラクターである髙羽が早期に退場するはずがない”というメタ的な予想を抜きにしても、髙羽はレジィ・黄櫨が反応も出来ないほどの攻撃速度の持ち主。
それに加えて、呪力を用いた強化術にも優れていますから、基礎的な戦闘能力が極めて高い人物だと言えます。
そして何より、髙羽はまだ術式を見せていません。
現代の術師であることは確定していますから、何らかの術式を持っているはずです。
身体能力だけでも黄櫨を圧倒していた髙羽が、その後敗北…とは考え辛いですよね。
「人から一生笑顔を奪う真似はせん!!」と宣言し、芸人としてのプライドを見せた髙羽。
何らかの方法で黄櫨を無力化したうえで、伏黒や虎杖の味方になってくれる展開が見たいものです。
174話から新展開か
数話の「箸休め」回
日車・レジィと2人の強者との戦いが終わり、「東京第1結界」編はいよいよ終わりが近づいているように思われます。
次回の173話では、今回予想したような戦闘後パートが描かれると考えられますから、早ければ174話から新編が開始するのではないかと考えられます。
「東京第1結界」編は10話以上も展開された、ややボリューミーな内容でした。
基本的に中編と中編の繋ぎ目には箸休めとしてのストーリーが挟まれていますから(「懐玉」編→「玉折」編は除く)、「東京第1結界」編終了後は数話の箸休めが行われてから次の中編が展開されるはずです。
とはいえ、現在の『呪術廻戦』は最終話に向けてひた走っている状況。「箸休め」とは名ばかりの、「羂索の真の目的」などに代表される重要な情報が明かされる可能性もあります。
次は「東京第2結界」編?
「箸休め」回が展開される可能性については上述した通りですが、それ以降のストーリーはどのように展開されるのでしょうか。
一番予想し易い展開としては、やはり「東京第2結界」編です。
虎杖・伏黒が東京第1結界に侵入した際、時を同じくして、秤・パンダが東京第2結界に侵入しました。
東京第2結界には、五条悟復活の鍵となる「天使」来栖華(くるす はな)や、現時点で40人もの術師を殺害している”受肉した過去の術師”鹿紫雲一(かしも はじめ)が滞留しています。
秤の実力は「ザラついた呪力」という特殊体質の他に明かされていませんから、「東京第2結界」編で術式がお披露目、という形が一番自然ですよね。
とはいえ、虎杖・伏黒が東京第1結界での役割を終えたいま、2人が東京第2結界まで移動し、その時点から「東京第2結界」編がスタートする、という線も考えられます。
いずれにせよ、今後も展開が加速していくであろう「死滅回游」編。今後の展開も見逃せませんね!
現在展開されている「死滅回游」の詳細は、以下の記事にてご説明しています。細かな設定を忘れてしまった方は是非ご覧ください。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
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