呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)で登場する術式や結界に領域展開のまとめを紹介する記事です。
呪力
負の感情が呪いの発露
”呪力”とは、人間の負の感情から漏れ出すエネルギーのことです。呪術師は、さながら自家発電の様に呪力を自発的に捻出し、それを駆使して、様々な術式を発動していきます。
怒り、憎しみ、妬み、嫉みといった負の感情が呪力のトリガーとなるため、呪術師は皆僅かな感情の火種から呪力を捻出する訓練を行っています。
この訓練は逆に感情が大きく振れた際、呪力を無駄遣いしないためにも有効です。
生得領域
術式の根幹を成す生得領域
人間が生まれながらに持つ、言わば心の中を具現化した”心象風景”とも言うべき空間を「生得領域」と言います。これは術師のみならず、非術師も有しています。
※生得・・・「生まれながらに持っている」という意味。
呪符
呪力を篭めた札
呪術師が事前に呪力や術式を篭めることを「呪札」と言います。様々な用途に応じ、効果を発揮できます。
”対象に貼り付ける””呪力を流し込む”などの方法によって使用でき、式神の召喚や結界術の発動、強力な呪物の封印や管理といった多彩な用途に対応可能です。
呪力さえ流し混めば、非術師の補助監督であっても私用が可能であるため、非常に使い勝手が良いとされています。
帳
外から見えなくする黒い結界、結界術の一つ
非術師の心の平穏を保つため、脅威、さらには存在自体が秘密を前提に動く呪術師は、非術師に視認不能な、呪いをあぶり出す漆黒の結界「帳」を展開します。
発動する際には、「闇より出でて闇よりも黒くその穢れを禊ぎ祓え」と唱えます。
副次的効果として電波が遮断されることもあります。術師は帳の破損を感知することも可能です。
式神
術者が使役するこの世ならざる鬼神
古くは陰陽道に端を発する、非術師は視認不可能な鬼神、もしくは使役神のことを言います。
呪符の他、様々な術式で召喚され、調伏することで配下に敷くことが可能となります。
縛り
術師が交わす制約と誓約
自分や他者と交わす誓約と制約を「縛り」と呼びます。
破った際の罰は計り知れず、呪術における重要な因子となります。
また術式の開示や自分への制限も「縛り」であり、呪力を高めるなどの効果をもたらします。生まれながら肉体に強制される「縛り」を「天与呪縛」と呼び、制限を対価に、強大な効果を得ることができます。
術式
呪力を流し込み発動する業
呪力を自身の術式に流し込むことで発動する技、それを「呪術」と呼びます。
術師の多くは生まれながらに生得術式が刻まれ、行使可能な術式が決まっています。
術式は基本「順転」で発動します。
呪力は基本的に負のエネルギーを順転し発露されます。従って発動する生得術式も基本的に順転です。負のエネルギーは攻撃に適しており、回復には不向きです。
反転
「生」の力を生む「反転術式」
負の呪力に負の呪力を掛け合わせると、正の呪力が生まれます。これを「反転術式」といい、肉体の回復などが可能になります。
但し極めて繊細な呪力操作の才が求められる、術師の中でも使い手は限られます。
反転術式を使える術師
- 家入硝子
- 五条悟(自身のみ)
- 乙骨憂太
- 宿儺
「無下限呪術」における「術式順転」と「術式反転」とは?
「無下限呪術」で負の力を強化すると「蒼」といい、正の力を無下限の術式に流すと「赫」になります。
無下限術式 | ||
負×負 |
(無限を生み止める力)
|
|
↓ | ↓ | |
反転術式 |
負+負(負の力を強化)
|
|
↓(生の力を生む)
|
↓ | |
無下限術式 |
術式順転「蒼」(引き寄せる力)
|
|
↓(正の力を流しこむ)
|
↓ | |
術式反転「赫」 | → |
虚式「茈」(順転「蒼」と反転「赫」を衝突させる
|
(弾く力) |
五条悟は反転術式を利用し、無下限呪術の常用という神域へと到達しています。
相伝
生得術式は同血統の者に受け継がれる傾向があります。御三家は強力な術式を子孫に継承することで、権威と威光を保って来ました。
それ故、相伝の術式を刻まれた術師は名家の中でも重要な地位を約束されます。
拡張
生得術式を応用したオリジナル技
刻まれた生得領域の変更はできませんが、術式を応用したオリジナルの呪術は発動できます。
例えば触れた物質に呪力(術式)を篭めることで、広範囲をカバーするなど、術式解釈の幅を広げることで「拡張術式」が成立します。
展開
呪術戦の極致領域の展開
術式を付与した生得領域を、呪力で具現化する行為「領域展開」。
展開後は術式に必中効果が付与され、使用者の能力値も上昇します。
領域展開=決着ともなり得ることから”呪術戦の極致”と称されます。但し、莫大な呪力消費や、展開後に術式の使用が困難になるなどの欠点もあります。
展延
「水」が如く領域を覆う
自身の体に、膜のように薄く領域を展開する行為を「領域展延」といいます。
領域展延の発動中は、領域展延の必中効果を中和可能です。
また触れた対象の術式も中和でき、さらに発動中でも自由に行動できるという大きなメリットを有しています。
しかしながら、領域展延中は生得術式を発動できず、そのため攻撃手段が物理に限られます。
操作
呪力操作こそ呪術の基本
捻出した呪力は、臍を起点に胸、肩、腕、拳へと”流す”のがセオリーとされています。発動した呪力を如何にコントロールするかが、呪術師としての第一歩となります。
体術
呪術師の体術は呪力を載せ放つ
所得領域の有無に関わらず、呪術師たちにとって体術の熱達は必須です。呪力を載せて放つ打撃は、それ自体が呪霊祓除の武器と化し、術式と組み合わせることで必祓の威力を帯びます。
秘伝
御三家に継承される独自の領域対策
およそ千年もの歴史を刻んだ御三家は、呪霊や呪詛師の術式に対応するための技術を蓄積し、秘伝としています。
秘伝「落花の情」は、相手が発動した必中の術式に触れた瞬間、自身の呪力を解放して身を守る、対領域の術です。
流派
弱者の領域を生んだ”シン・陰流”
平安時代の呪術流派「シン・陰流」創始者・蘆屋貞綱(あしやただつな)は、凶悪巧者な呪詛師や呪霊から門を守るため「簡易領域」を考案しました。
その技術を故意に門外へ伝える事を「縛り」で禁じました。だが、「見て盗む」は「縛り」に含まなかったようです。
黒閃
呪力に迫る黒き閃光
打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間、空間は歪み、呪力は黒く光ります。
その”現象”を呪術界では「黒閃」といい、「黒閃」とは言わば、”呪力のクリティカルヒット”生じた際の威力は、平均で通常の2.5乗とされ、それ故に「黒閃」を狙って出すことのできる呪術師は存在しません。
とはいえ、「黒閃」経験者と未経験者とでは、呪力の核心との距離に天と地程の差が生じ、経験者は別次元に立つとされます。
術式体術&その使用者一覧
澱月(おりづき):術式
式神の触手から放たれる猛毒
- 使用者:吉野順平
クラゲの様な式神を呼び出し、呪力で精製した毒を式神の触手から分泌し、触れた者は接触した箇所から毒に侵されやがて全身を蝕まれます。
毒を無効化する相手には、打撃を防ぐ式神の体で身を守り、鋭い棘で対応します。
傀儡操術(かいらいそうじゅつ):術式
自らの分身の如く呪骸を自在に遠隔操作
- 使用者:夜蛾正道
- 使用者:メカ丸(与幸吉/むたこうきち)
緻密な動作が可能な高性能の傀儡を呪力で操作します。本体と傀儡は視覚・聴覚などを共有でき、会話も可能です。
本来メカ丸のような高い呪力出力を実現するには、本体が傀儡の近くにいる必要があります。
呪縛の年月を糧にして得られた絶大な呪力
与幸吉が奥の手として使った傀儡は、本体が乗り込む超巨大ま装甲傀儡で、本体が天与呪縛で縛られていた年月を呪力としてチャージし、これを燃料に特大出力で稼働していました。
逕庭拳(けいていけん):体術
一度の打撃で二度の衝撃!相手を惑わす変則攻撃
- 使用者:虎杖悠仁
虎杖の人間離れした瞬発力が生んだ体術です。本来呪力を篭めた殴打は、打撃とそこに上乗せした呪力が同時に相手に衝突するものですが、虎杖の場合は呪力の流れる速度が高速の打撃に追いつかず、時間差で呪力がぶつかるため、偶発的に2段攻撃が誕生しました。
初撃は少量の呪力しか乗らず、低威力になりますが、虎杖は高いフィジカルでカバーしています。
構築術式(こうちくじゅつしき):術式
術者の呪力を元に無から物質を構築する
- 使用者:禪院真依
術者の呪力を元に、物質を0から構築します。この術式の一番の特徴は、一度構築された物質が術式終了後も消えずに残るという点です。
呪力消費が激しく体への負担は大きいのですが、呪力次第で何でも作れ応用が利きます。
降霊術(こうれいじゅつ):術式
死者の肉体と魂の情報を新たな器に迎え入れる
- 使用者:オガミ婆
自分自身、もしくは他人を依代として、死者を降ろす術式です。
この術を行使するには降ろす人物の体の一部が必要で、また術式発動まで術者が無防備になるリスクがあります。
再現後は完璧で生前の術式も制限なく使用できます。魂まで降ろすと、媒体や術者の意思に抗い、制御不能になる恐れがあるため、オガミ婆は「肉体の情報のみ」を降ろしています。
黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ):術式
黒鳥の群れが視覚を命に主に捧ぐ
- 使用者:冥冥
黒鳥こと「烏」を操る術式です。複数の烏を同時に操ることができます。
また、操った烏と視覚を共有することもでき、潜入や監視などの任務にも向いています。さらに冥冥は命を懸けた”縛り”を利用し、烏に自死を強制させその代価として、本来微弱な烏の呪力制限を消し去り相手へ体当たりさせます。「神風(バードストライク」」という技を持ちます。
呪言(じゅごん):術式
呪言を篭めた言霊を放つ
- 使用者:狗巻棘
狗巻家相伝の術式で、呪力を言葉に乗せて相手に放ちます。術式の特性上、日常会話に制限がかかりますが、その分威力は絶大です。
「潰れろ」と唱えただけで敵が潰れるほど強力な術式です。
作中で狗巻が使用した呪言
- 「爆ぜろ」:対象を爆発させる
- 「捻れろ」:対象を捻じる
- 「潰れろ」:対象を圧しつぶす
- 「堕ちろ」:重力をかけたように対象を地面に圧迫する
- 「動くな」:対象の動作を止める
- 「眠れ」:対象を眠らせる
- 「とまれ」:対象(生物に限らない)の動作を止める
- 「死ね」・・・対象の命を奪う
「ぶっとべ」:対象を吹き飛ばす
こちらは第0巻で狗巻の呪言を乙骨がコピーして使用
言葉が届けば効果を発揮
地声が届かない距離にいる相手ににも対応可能で、拡張器で音量を上げて届く範囲を拡大したえい、電話を通して遠く離れた相手と会話した場合でも、呪言の効果を発揮できます。
強い言霊を使えばそれに伴う代償を払う
威力の高い呪言ほど、術者の喉に与えるダメージは大きく、また、使う対象が格上の場合術者の負が傷つくこともあります。
呪霊操術(じゅれいそうじゅつ):術式
呪霊を取り込み僕として使役する
- 使用者:夏油傑
降伏した呪霊を都営込み自在に操ります。媒体は不要で、使役した呪霊自身の呪力で術式を発動可能です。
取り込める呪霊数には制限がなく、夏油は4000対以上保持していました。
蝕爛腐術(しょくらんふじゅつ):術式
血液侵入と共に始まる腐食のカウントダウン
- 使用者:壊相
呪力の篭った血液を浴びせ、粘膜や傷口から相手の体内に入り込むことで術式が発動します。
体内に入った血液は侵入箇所から分解を始め、肉体を腐らせ毒化させていきます。
痛みと毒でまともに動けなくなり、10分~15分で死に至る恐るべき術式です。
「芻霊呪法」(すうれいじゅほう):術式
人形に打ち込む呪の力が標的に電波する
- 使用者:釘崎野薔薇
釘と金槌、藁人形を通して、対象の対寧に呪力を流しこみます。
発動条件は対象の体の一部を入手し藁人形に詰めて、呪力入りの釘を打ち込むだけです。条件さえ整っていれば、遠距離の相手にも効果が発動します。
釘を標的に刺し内部に呪力を流し込む
芻霊呪法の「簪」は、藁人形を遣わずに、呪力攻撃ができる技です。
呪いを付与した釘を対象に直接打ち込むことで、呪力を流し込み破壊します。
釘が刺さってから呪力がはがれ込むまでの時間は術者が自在に調整できるため、わざと間隔を置いた時間差攻撃も可能です。
「共鳴り」とならぶ芻霊呪法の常套攻撃の手段です。
赤血操術(せっけつそうじゅつ):術式
血液を操作する加茂家相伝の術式
- 使用者:脹相
- 使用者:加茂憲紀
呪力で強化した血液を操り戦う術式です。
「百斂」で血液を圧縮し、音速をも超える速度で放つ「穿血」など、様々な血液操作を組み合わせ無数の技を作り出します。
遠近問わず攻撃が可能
圧縮したけつえきを全方位散弾の様に撃つ「超新星」や、身体能力を上げる「赤鱗躍動」など、攻撃手段が多彩で戦闘中でも応用が利かせやすくのが特徴です。
赤血操術の弱点を克服
血液があれば何でもできるが、逆に血液不足や血液操作の妨害には弱く、しかし相伝の術s気故に弱点も周知されており、対策が講じられています。
加茂憲紀は血液パックを携帯したり、脹相は体内で血液操作を完結させています
投射呪法(とうしゃじゅほう):術式
禪院直毘人を「最速」といわ占めた術式
- 使用者:禪院直毘人
- 使用者:禪院直哉
1秒を24分割、己の視界を画角とした24の狛とみなす、予め動きをアニメにコマ打ちの容量で製作します。
その後、作った動きでトレースします。術者自身の触れられたものも1/24秒で動きを作らなければならず、失敗しれば1秒間フリーズします。
その法則を知らない相手は高確率でフリーズするため、術者がコマ打ちに成功すれば、まるで1秒間時間が飛んだように感じます。
直毘人はこの術式で超スピードアクションを実践し、最速の術師と呼ばれるようになりました。
十劃呪法(とうかくじゅほう):術式
対象を7:3に線分死強制的に弱点を作り出す
- 使用者:七海建人
強制的に弱点を作り出す術式です。相手の長さを10で線分し、7:3の分割店を弱点と化します。ここにあてた攻撃は全てクリティカルヒットとなります。
拡張術式:瓦落瓦落(がらがら)
十劃呪法で破壊した対象にも呪力を込める拡張術式。壁などを破壊すれば、それにより生じた瓦礫など全ての物体が武器になるため、一気に広範囲を攻撃できます。
十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ):術式
影を媒体として十種の式神を操る
- 使用者:伏黒恵
予め重複した様々な能力を持つ式神を、影を媒体にして召喚する禪院家相伝の術式です。
文字通り全10種類の式神が存在するが、最初に与えられる式神は白犬白。黒の2体のみで、それ以外は調伏の儀を行い、術者が式神を調伏させる必要があります。
調伏させた式神は自由に召喚することが可能です。完全に破壊されると2度と顕現できなくなりますが、破壊された式神の遺した術式と力は他に引き継がれます。
拡張術式:不知井底(せいていしらず)
鵺と蝦蟇を組み合わせた拡張術式による式神。拡張術式故に破壊されても再現が可能となっています。
不義遊戯(ブギウギ):術式
拍手と共に発動!対象の位置を入れ替える
- 使用者:東堂葵
対象と自分の位置を入れ替える術式です。
発動条件は手を戦うだけ、シンプルですが毎回誰が入れ替わるか変えられ、相手を惑わせることが可能です。
またじゅつしき無しの拍手も混ぜれば混乱は必須です。
卍蹴り(まんじげり):体術
視覚から流麗に鼻垂れる躰道の高等蹴撃技
- 使用者:虎杖悠仁
膝抜きと呼ばれる古武術の技術を応用し、倒れるように相手の足者へ移動し、そのまま低い姿勢から蹴りを放ちます。
蒼ては敵が突如消えたように見え、直後に死角から蹴りが直撃します。
無為転変(むいてんぺん):術式
その手で触れた者の魂の形状を変える
- 使用者:真人
両の掌で触れた際に、相手の魂を弄る術式。
通常、呪術師は魂を呪力で守ることに慣れていないため、並の術師なら掌が触れた瞬間に勝負が決まります。
必殺の威力を誇るが故、真人の戦いは「無為転変」で作った改造人間などで、いかに相手に触れるための隙を作るかが主となります。
魂の形を変えれば自在に変形うることも可能
相手の魂の形を変えるのと同様に、自分自身の魂の形状を変えられます。
足に蹄を生やして速度を上げたり、鎧のような皮膚を作ったりと、魂の変形は肉体にも影響を及ぼし、様々な効果を得られます。
無下限呪術(むかげんじゅじゅつ):術式
「無限」の力で創る絶対不可侵の空間
- 使用者:五条悟
無下限の下では、接近物は永久に近づく”収束”のみ。五条家の相伝の「無下限呪術」は、無限を現出し接触を拒むバリアです。
六眼が無下限術式をさらに最強たらしめる
対象の術式を看破し、呪力を探知できる五条家の特異体質です。歴代でも所有者は稀であり、微細な呪力操作を可能にしています。
「無下限呪術」を十分に扱うには不可欠な才です。
- 術式順転「蒼」:負の力を強化した迎えん呪術は対象を引き付ける力となります
- 術式反転「赫」:反転術式で生んだ正の力を無下限の術式に流した”弾く”力です
- 虚式「茈」:順転と反転の無限を衝突させ、精製さrた仮想の質量を対象に押し出します
来訪瑞獣(らいほうずいじゅう):術式
自らが霊媒となり、四種の瑞獣を降ろす
- 使用者:猪野琢真
2級術師猪野琢真の生得術式です。覆面で顔を覆い隠すことで、術者が霊媒となり4種の架空の瑞獣を使用可能とする降霊術です。
- 獬豸(かいち):動物の角のような物を作り出し、敵に向けて放つ。追尾能力があり、敵が躱しても追いかけて攻撃します。
- 霊亀(れいき):呪力を帯びた水を生み出し、操作する術。敵の攻撃に対するクッションとして使用することが多いが、足にまとわせることで滑るような高速移動も可能です。
- 麒麟(きりん):身体機能を操り、脳内麻薬の過剰分泌で痛覚を遮断する。本編では披露する間もなく甚爾に倒されました。
- 竜(りゅう):猪野琢磨の切り札。その術を見て生きていた者はいないとされる。発動しようとした刹那、甚爾に殴り倒されてしまいました。
あべこべ:術式
強打を軽だに変える”あべこべ”の術式
- 使用者:粟坂二良
強い力を弱く、弱い力を強く、術式発動中の術者に当たる攻撃を強弱!あべこべ”にする術式です。
発動していれば41階のビルからたたきつけられてもダメージは微少です。
付喪操術(つくもそうじゅつ):術式
呪力の風を巻き起こし高速空中戦を実現
- 使用者:西宮桃
古き器物には”付喪神”が宿ると言われていますが、この術式では呪いの篭った愛用の箒を使用しています。
まるで箒に魂が宿ったかのように自在に箒を操り、突風を起こしたり、高速飛行が可能です。
術式不明一覧
術式の全容がまだ明らかになっていないものについて説明します。
術式不明:楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)
自身をアンプに響かせる呪の旋律
エレキギターで奏でて生じた旋律を増幅し、呪力に変換して打ち出す術式です。
放った呪力は衝撃波のごとき刃となって、地を這い敵を襲います。
術式不明:重面春太(しげもはるた)
日々の軌跡を貯め絶対絶命の危機を回避
日常の中で発生した些細な幸運を術者の記憶から抹消し、その軌跡を蓄積しておく術式です。
術者に絶対絶命の危機が現れたとき、貯めた奇跡を自動で消費しピンチを回避します。
術式不明:漏瑚(じょうご)
大地の怒りが生む灼熱の業火
自信の掌や地面、壁に設置した火口から高熱の炎やマグマを噴出し、標的を一瞬で焼き尽くします。
さらに四方一町が灰塵と化すほどの巨大隕石を落とします。極ノ盤「隕」という大技も持ちます。
術式不明:陀艮(だごん)
生命の源たる海より際限なく湧く無数の式神
海に紐づく術式で大量の水や海洋生物の式神を操ります。敵の足下の自由を奪う津波や、攻撃を防ぐ水の防壁など、攻守ともに秀でた術式をもち、奥の手である「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」を発生させ無限に湧き出る式神が圧倒的物量で牙をむきます。
術式不明:天元(てんげん)
国内の主要結界の要天元の持つ不死の術式
術者が”不死”となる術式です。
一定以上の老化が進むと術式が肉体を作り変え、おり高度な存在へと進化するが、代償に術者の”意思”が完全に抹消されてしまいます。
そのため天元は500年に一度”星漿体(せいしょうたい)と同化し、定期的に肉体の情報を更新することで自我を保ちます。
術式不明:菜々子(ななこ)
カメラに写った被写体に影響を及ぼす術式
スマホのカメラうを使う術式で、能力の詳細は不明ですが、カメラで撮影した際に、被写体に何等かの影響を及ぼすものと思われます。
カメラを攻撃対象に向ける場合と、守護対象に向ける場合があり、用途は複数ある模様です。
術式不明:花御(はなみ)
草木に宿る膨大な生命を呪力に転じて武装と化す
草木や花など、植物の類を自在に顕現し操作する術式。
鋭利な技や根を伸ばし即席の足場を作るなど、活用方法は様々です。
また相手の呪力を吸って成長する「呪いの種子」を放つなど、一癖ある絡め手も保有しています。
術式不明:パンダ
3つの核を切り替え御ディをコントロール
3つの核をもつ、突然変異呪骸(第147話にて詳細判明)パンダならではの技です。
行動不能となるほどのダメージを負っても核を入れ替えることで、ボディが転換され、活動を継続することができます。
術式不明:疱瘡婆(ほうそうばばあ)
脱出できねば即病死恐るべき高速&埋葬連撃
領域展開の直後、相手を棺桶に閉じ込め、墓石を落として地面に埋葬、3カウントが始まります。
ここまでが必中となっており、3カウント後には、死に至る病にかからせます。
術式不明:美々子(みみこ)
括って吊るす急所狙いの拘束術
縄でくくられている坊主の人形を使用する術式。術者が人形にしたことが標的に反映され、主に縄で吊って攻撃します。
発動条件は不明ですが、発動すれば急所を集中的に攻撃できます。
術式不明:宿儺(すくな)
呪いの王が放つ虐殺の斬撃と業火
術式が持つ特性は通常1種類の身とされていますが、この術式は”斬撃”と”炎”の最低2種類が確認されており、威力はもちろん特異性でも別格です。
そして一度発動すれば、刹那に敵を捌き、分解し、骨の髄まで焼き尽くします。
この術式を前に寸刻でもまともの戦えた物は少なく、多くのものは抗う間もなく無に帰するだけです。
「解」「捌」「■フーガ」
斬撃は通常使用の「解」と、相手に呪力や強度に応じて刃を調整し、一太刀で絶つ「捌」炎を放つ際には「フーガ」と唱えます。
術式不明:羂索(けんじゃく)
術式ごと肉体を支配する謎大き禁忌の術
脳を入れ替えることで、肉体を転じる術式、術者本来の生得術式に加え、転じた肉体に刻まれた生得領域も使用可能になり、記憶も受け継がれます。
幾つもの肉体を転々とすれば何千年でも生き続けられる生物の理を越えた術式です。
領域展開使用者一覧
伏黒恵:嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)
液状化した影で埋め尽くされた領域を展開。
影を無尽蔵に式神に変化させて攻撃したり、影で自分の分身や囮を作って撹乱したりできます。
真人:自閉円頓裹(じへいえんどんか)
縦横無尽に人間の腕が伸び格子のように相手を囲む漆黒の領域を展開。
真人の術式は「手で触れた者の魂に干渉し肉体ごと形を変える」というものであり、領域の内側はそれそのものが真人の手です。よって、領域内にある魂に瞬時に干渉し、問答無用で変形、相手を即死させることができまう。
五条悟:無量空処(むりょうくうしょ)
無下限の内側を展開し、相手が知覚し肉体に伝達する情報量を無限にまで増大させることで対象の脳に甚大な負荷をかけます。
対象は中に入ってしまった時点で、認識を思考に反映させそれを行動に移すことが不可能になり、何もできなくなってしまいます。
漏瑚:蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)
焼けた岩や溶岩で四方八方を囲まれた火山の内部のような灼熱の領域で、並の呪術師なら入った時点で焼死してしまいます。
必中効果は溶岩の噴射や落石の命中です。
宿儺:伏魔御厨子(ふくまみづし)
牛のような頭骨に象られた巨大な厨子のある領域を展開。
対象は塵になるまで不可視の斬撃を浴びせられます。
さらに宿儺が使用する術式の全容がまだ明かされていないため、斬撃以外の効果が秘められている可能性も高いと思われます。
花御:朶頤光海(だいこうかい)
交流会襲撃の際、虎杖・東堂相手に発動しかけるが五条悟の乱入により中断・逃亡。
後の渋谷事変では後述の領域展延を使用するも、相手が相手だけにまたしても披露する余裕は無く、そのまま作中で一度も領域展開を使用しないまま花卸が物語から退場してしまった為、能力は未だに不明です。
陀艮:蕩蘊平線(たううんへいせん)
砂浜と海岸線、青空、森が広がるビーチのような領域を展開
。
”万物の生命の源”である海より、際限なく魚の姿をした式神を湧出させることができ、式神は敵に触れた瞬間に実体化し喰らいつくため、領域の必中効果も相まって避けることができません。
『呪術廻戦』本誌のネタバレ一覧
18巻以降 | ||||
---|---|---|---|---|
162話 | 163話 | 164話 | 165話 | 166話 |
167話 | 168話 | 169話 | 170話 | 171話 |
172話 | 173話 | 174話 | 175話 | 176話 |
177話 | 178話 | 179話 | 180話 | 181話 |
182話 | 183話 | 184話 | 185話 | 186話 |
187話 | 188話 | 189話 | 190話 | 191話 |
192話 | 193話 | 194話 | 195話 | 196話 |
197話 | 198話 | 199話 | 200話 | 201話 |
202話 | 203話 | 204話 | 205話 | 206話 |
207話 | 208話 | 209話 | 210話 | 211話 |
212話 | 213話 | 214話 | 215話 | 216話 |
217話 | 218話 | 219話 | 220話 | 221話 |
222話 | 223話 | 224話 | 225話 | 226話 |
227話 | 228話 | 229話 | 230話 | 231話 |
232話 | 233話 | 234話 | 235話 | 236話 |
237話 | 238話 | 239話 | 240話 |
漫画のネタバレ一覧
単行本 | ||||
---|---|---|---|---|
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