【呪術廻戦】伊地知潔高の全てを紹介｜高専の補助監督五条に信頼される結界術の使い手？

『呪術廻戦』に登場する「伊地知潔高」について解説・考察している記事です。伊地知潔高のこれまでの活躍や、術式についての詳しい解説を記述しています。

【呪術廻戦】伊地知潔高とは

呪術師を支える補助監督

伊地知潔高(いじちきよたか)は、高専生を含む呪術高専に所属する呪術師を支える補助監督です。

任務をこなす呪術師達はもちろん、平和に暮らす非術師達にとっても無くてはならない職務をこなす補助監督。

伊地知は、そんな補助監督達の中でも、(後述する事情で)特に尊敬されている人物です。

今回の記事では、そんな伊地知潔高の来歴や実力について詳しくご紹介していきます。

来歴

呪胎戴天編｜初登場

(『呪術廻戦』6話芥見下々 / 集英社)

伊地知潔高が初登場したのは、『呪術廻戦』1巻の第6話です。

出張中の五条に代わり、呪術高専1年生の3名を補助・引率する人物として登場。

呪霊の等級の解説や、特級呪霊と会敵した際の身の振り方などを3名に説明した後、”帷”を下ろしました。

……その後、特級呪霊が呪胎から生まれ落ちると、伏黒から託された釘崎を病院へ搬送。

避難区域の拡大などの事務仕事を行いました。

なお、伊地知は『呪術廻戦』の前日譚である『呪術廻戦0』でも登場しており、五条悟や夏油傑、呪術高専(現)2年生らと同じく、最古参キャラクターでもあります。

呪胎戴天編｜その後

特級と想定される呪霊が潜む少年院に、高専1年生が派遣された後、1名が死亡。

通常ではあり得ない事態を前に、1年生を担任として受け持つ五条悟は、激しい怒りを抱いていました。

伊地知は、そんな1年生3人を監督した立場として、五条の怒りの矛先を向けられることとなります。

そんな伊地知に助け舟を出したのは、家入硝子でした。

家入は、上層部と五条との間に板挟みとなっている伊地知に、一定の理解を示す様子を見せます。

……その後、虎杖は宿儺と”縛り”を結び、生還。

伊地知は、しばらくの間、虎杖の生存を知る唯一の補助監督として立ち回ることとなります。

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幼魚と逆罰

上述の通り、虎杖悠仁の生存を知る唯一の補助監督となった伊地知は、七海と虎杖を補助する役目に抜擢されます。

2人が挑むのは、特級呪霊の真人が引き起こした怪事件。

ストーリーの中では、伊地知の茶目っ気ある一面が見られる他、一度虎杖を死に追い込んだことへの強い後悔の念と葛藤が描かれていました。

渋谷事変

『呪術廻戦』10巻の第83話、「渋谷事変」編の冒頭に、伊地知は登場しました。

伊地知は、七海、猪野、伏黒からなる”七海班”に現在の状況を報告。

渋谷周辺に下ろされた”帷”の効果について、”窓”からの情報をもとに分析を行いました。

その後、21時22分頃。

各地の補助監督らに指示を出していた伊地知は、背後から迫った重面春太(しげもはるた)により、腹部を複数回刺されてしまいます。

家入の治療によって死は免れたものの、一時的に戦線を離脱することとなりました。

人外魔境新宿決戦

(『呪術廻戦』223話芥見下々 / 集英社)

伊地知は、五条悟が両面宿儺とぶつかる「人外魔境新宿決戦」において、開幕の一撃を成功させるための”結界”を張る役目を任されました。

当初は「結界を張るだけなら私より適任がいるはずです」と謙遜していた伊地知。

しかし、”最強”たる五条悟から「オマエが1番信用できる」という言葉を受けたことで、決意を固めまたようです。

そして伊地知は、凄まじい覚悟と気迫で”結界”を張りました。

その”結界”は、歌姫の術式によって増幅された五条の呪力総量/出力をカモフラージュすることに成功。

五条悟が放った開幕の「茈」を、見事に成立させました。

【呪術廻戦】伊地知潔高の能力や術式

結界術

補助監督である伊地知は、基本的には呪術師達の”補助”を行うことを役目としています。

その”補助”の一環として挙げられるのが、「結界術」によるバックアップです。

以下では、伊地知が使用した結界術について解説しています。

帷

(『呪術廻戦』6話芥見下々 / 集英社)

”帷(とばり)”とは、非術師の心の安寧を守ることを主たる目的として用いられる結界です。

主な効果としては、周囲から内部の様子を視認不可にする、内部の呪霊を誘き出す、などが挙げられます。

また、”帷”は、術師の技量次第で様々な効果を付与することが可能です。
※特定の人物の侵入/脱出を制限する”帷”など。

名称不明の結界

伊地知は、五条悟が両面宿儺とぶつかる「人外魔境新宿決戦」にて、”帷”とは異なる結界を使用しています。

その”結界”の能力は、五条悟が放つ”膨大な呪力出力を隠す”というもの。

この”結界”の効果により、両面宿儺は五条悟が放った「茈」の威力を見誤り、手痛い攻撃を受ける結果となりました。

伊地知の実力

元々は呪術高専にて呪術を学んでいた伊地知。

しかし、現在の実力は「頑張って3級呪霊は祓える」レベルであり、つまりは4級術師程度の実力しかないようです(4級は間違いなく祓えるであろうと予想されるため)。

そんな伊地知が得意とするのは、事務仕事。エクセルを特技として挙げており、裏方仕事においては一級品の実力を有しているのではないかと推測されます。

【呪術廻戦】伊地知潔高の性格・魅力

補助監督らからの尊敬

伊地知潔高は、五条悟や家入硝子と比較的近い関係にあるという点で、他の補助監督から尊敬されていることが明かされています。

それでなくとも、事務仕事を得意とする伊地知は、これ以上ない”補助監督への適性”の持ち主。また、他者を思いやることのできる人格者でもあります。

そんな伊地知だからこそ、補助監督らからの尊敬や、”最強”五条悟からの信頼を勝ち取ることができたのではないでしょうか。

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