【呪術廻戦】154話のネタバレ予想｜秤金次と虎杖悠仁が接触か。生得術式が判明？

153話までのネタバレ

(呪術廻戦 153話芥見下々 / 集英社)

高専停学中の秤金次が、現在は栃木県の立体駐車場跡地で”賭け試合”の胴元として稼いでいることが判明します。

観客として非術師も動員されていることから、秤の行為は「呪術規定」に反するもの。

伏黒と虎杖は、高専からの刺客だと勘違いされる事態を防ぐため、服装を変えて立体駐車場跡地へ向かいます。

立体駐車場跡地の入り口には監視カメラが仕掛けられており、顔の割れている伏黒は早速弾かれてしまいます。

その一方で、虎杖の方は顔が割れておらず、無事”賭け試合”への出場が認められました。

今回虎杖が出場する試合は”脚本なし(ガチンコ)”。

(呪術廻戦 153話芥見下々 / 集英社)

試合の相手は、虎杖らと同じ目的で潜入したであろうパンダであり、2人は軽く情報共有を行いながら戦闘します。

パンダと虎杖の試合は、大きく観客の興味を買いました。

試合をモニタリングしていた”胴元”秤金次も例外ではなく、観客に魅せるため意識的に立体的な動きを行っていた虎杖に対し、興味を持ちます。

(呪術廻戦 153話芥見下々 / 集英社)

秤の横には、同じく高専3年の星綺羅羅の姿も。両者とも何らかの術式を持っている様子であり、2人ともクセのありそうな印象です。

”賭け試合”の胴元として、呪術高専東京校3年秤金次が本格的に登場しました。

乙骨の言によると、秤は”ムラッ気がある”ものの「ノッている時は僕より強い」とのこと。

五条からも高い評価を受けていたことから、”秤が実力者である”という事実に間違いはなさそうです。

それでは、一体どのような術式を持っているのでしょうか。

(呪術廻戦 146話芥見下々 / 集英社)

乙骨が秤の実力を表現する際に用いた「ムラっ気」というワード。

今回登場した秤の性格を見るに、やる気が出る/出ないの”気分”を指した言葉と取ることも出来ますが、秤の術式がギャンブル性を伴う不安定なものであった場合、その意味で「ムラっ気」というワードを使用した可能性も否定できません。

運が”ノッている時”は乙骨より強いものの、逆に”ノッていない時”はそうでない、運次第のハイリスクハイリターンな術式の所持者であると予想します。

『呪術廻戦公式ファンブック』に記載されている「呪術高専生スキルグラフ」によると、秤金次の呪術センスは”10段階中 9”であり、順位で表すと乙骨・東堂に次ぐ3位(伏黒・メカ丸と同率)です。

この数値は高専生としては上位に位置するものであり、それだけ呪術的な戦闘が強いということを意味しています。

一方、”運動神経”の数値は7/10と、高専生の中では平均的かそれより下の数値です。つまり、虎杖や東堂のような呪力＋身体能力による戦闘スタイルではなく、生得術式依存の戦闘スタイルだと考えられます。

呪術界隈では凶兆を意味する”双子”。

真希は、自身の片割れである双子の妹真依を喪ったことで”完全な個”となり、禪院甚爾と同じ肉体を手に入れました。

(呪術廻戦 149話芥見下々 / 集英社)

どう低く見積もっても特級レベルの実力を手にした真希は、勢いそのままに禪院家を壊滅させてしまいます。

(呪術廻戦 151話芥見下々 / 集英社)

呪術界永久追放どころか、即刻死刑レベルの咎を負った真希ですが、今後彼女の再登場はあり得るのでしょうか。

結論から述べると、いずれかのタイミングで再び登場すると考えられます。

作品によっては、大量殺人を犯したキャラクターが主人公サイドと行動を共にすることはありません。

しかし、こと『呪術廻戦』においては、主人公虎杖悠仁も(人格が宿儺であったとはいえ)大量殺人を犯していますし、少し前まで行動を共にしていた脹相も、渋谷事変にて一般人を複数殺害しました。

禪院真希には、これまで禪院家で虐げられていたバックグラウンドがありますし、同情の余地も多分にあるキャラクターです。更には、上述したように禪院甚爾と同じ肉体を手に入れた人物ですから、一読者としてこれからの活躍が見たいという希望もあります。

「死滅回游」の平定には、特級クラスの力を得た真希の助力が不可欠のはず。今後の展開に期待が高まりますね。