『チェンソーマン』第二部117話のネタバレ予想記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の予想/考察を行っています。
【チェンソーマン第二部】116話の振り返り
少年ジャンプ+連載『チェンソーマン』の概要
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!
悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
【チェンソーマン】116話「ヒトデの味」
ヒトデクッキング
水槽ガラスを舐め回すコベニ弟を無視しながら、デンジとアサはヒトデを食べる方向で話し合います。
アサ曰く、ヒトデには毒があるため、茹でなければ食べることができないとのこと。
しかしデンジは、館内の待機室で鍋蓋を見つけており、ライターをコベニ弟から奪ったことで、調理が可能となりました。
かくして、茹でヒトデを囲むこととなった2人。その周りには、なぜか大量の学帽(キガが落としたもの)が落ちています。
学帽について突っ込まれたデンジは、「売ろうと思って集めた」と返答。
それを聞いたアサは、「なんでそんなお金集めしてんの?」とさらに深く問い詰めます。
デンジは、友達、あるいは妹のような存在(=ナユタ)と一緒に住んでいるのだと明かし、その人物が大学に行けるくらい頭がいいのだと話しました。
ゆえにデンジは、ナユタが大学に行くための学費を貯めているようです。
これまで「クソみてえな人生」を送っていたデンジは、ナユタには普通に生きてほしい様子。
おもしれー女
ヒトデに火が通り、いよいよ中身を食べることにした2人。
アサから食べ方を聞いたデンジは、物怖じせず中身を吸い取ります。アサは無反応ですが、デンジは「不味いウニだな」とだけこぼしました。
ヒトデを食べ終えると、「足りない……」と呟いたアサ。
そんな彼女の目に、デンジが干したおいた魚が映り込みました。
魚は食べられないと発していたアサでしたが、冷や汗をかきつつも干し魚にチャレンジします。
その結果アサは、早川家よろしく「ヴォええ!」と嘔吐(えず)いてしまいました。
それでも干し魚を食べるアサを見て、「ぎゃはは」と笑ったデンジは、「おもしれーなオマエ」と語りかけます。
続けて、「オマエのする話は何も面白くねーけど」と正直に前置きしたデンジは「オマエは見てておもしれーぜ」と付け加えました。
褒められたアサは、わずかに照れた様子を見せつつ、「そうなの……私面白い女なの…!」と返答。
さらに強気になったアサは、おもむろに立ち上がると、「わたしそうでしょ!? 魅力的でしょ!?」とデンジに詰め寄ります。
そんなアサの様子から、パワーを思い浮かべたであろうデンジは、「なんか良いなそういうの 昔の友達に似ててさ……」とこぼしました。その表情は、どこか寂しげです。
アサの閃き
デンジとの会話を終えると、何か閃いた様子のアサ。手に持っていた干し魚を口の中に押し込むと、「ここから多分出れる方法思いついた 手伝って!」とデンジに頼みます。
アサの作戦の第一段階は、「お金を集める」というもの。
デンジは館内に落ちている金額を事細かに覚えており、アサと共に館内を走り回って財布を漁ります。
かくして2人は、永遠に続く館内の廊下で、100万円ほどを集めました。
ここでアサは、デンジに向かってお金を全て寄越すよう要求。
デンジは当然のように拒否しますが、アサの「ここから出れたらデンジのお願いなんでも聞くから!」と言う殺し文句により、「どうぞ!!」と喜んで金を渡しました。
そしてアサは、デンジを少し離れた場所に配置すると、目を閉じて耳を抑えるよう要求。
その後、100万円以上の金が入ったリュックを見下ろしたアサは、「ここにある100万円を払って…! 私は水族館を買った!」と宣言します。
かくして、”自意識”の中で水族館を所有物としてアサは、水槽に手を触れて「水族館槍(アクアリウムスピア)」と発して…?
117話へ続く。
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【チェンソーマン】117話以降のネタバレ予想
”水族館槍”爆誕!
116話ラスト、これまでのストーリーを経て成長したアサは、”永遠の廊下”でかき集めた100万円で「水族館を買った」と思い込み、自分のものとなった水族館を武器化しようと試みました。
『チェンソーマン』という作品の、悪魔が絡む事象において、”自意識”は非常に重要なファクターです。
例えば、11巻でデンジがマキマを食べた際、行動原理が”攻撃”ではなく”愛”だったことからマキマの復活を阻止できたように、「本人がどう捉えているか」は大きく結果に関わります。
だからこそ、拾い集めた「100万円で水族館を買う」という一見してメチャクチャな論理もまかり通った上で武器化が成立するのではないでしょうか。
そう、”水族館槍(アクアリウムスピア)”の爆誕です。
水族館槍の強さは?
共生する戦争の悪魔(=ヨル)の能力により、手で触れた”自分のもの”を武器化することができるアサ。
117話序盤で登場すると思われる”水族館槍”は、どれほどの威力を持っているのでしょうか。
明らかになっている事実として、戦争の悪魔の能力によって作り出される武器は、武器化する対象への罪悪感によって強さが決まります。
対象が人間であるならば、関係や親しさ。対象が物であるならば、その物への愛着や物自体の価値が尺度となるようです。
水族館に愛着や価値を抱いているかはともかく、正義感の強いアサであれば、公共の施設を自分の手中に収めることに罪悪感を抱いてもおかしくありません。
とはいえ、”亡き母の遺した贈り物”から作られた「制服強強剣」と比べると、強さの点では期待できそうもなさそうですね。
永遠の悪魔が登場か
アサが水族館を武器化したことに伴って、内部の面々(伊勢海、亜国、コベニ弟、吉田、デンジ)は外に放り出されるはずです。
加えて、水族館に能力を行使していた永遠の悪魔も、本体がその姿を表すのではないでしょうか。
永遠の悪魔の強さは、”永遠”という自身のホームフィールドに相手を引きずり込み、”恐怖”を養殖できる点にありました。
そんなアドバンテージを失ってしまったいま、永遠の悪魔編はもうすぐに終わってしまいそうですね。
アサの能力が露呈?
「水族館槍」によってスムーズに館外へと出ることができた場合、付近のデンジはもちろん、吉田や伊勢海がアサの能力を不審に思うのではないかと思われます。
デンジや伊勢海であれば、テキトーな理由をつければ騙すことができそうですが、吉田を納得させるのは骨が折れそうです。
館外に出れば、まだまだ謎多き「飢餓の悪魔」とも合流できるはずですから、彼女がなんとかしてくれるのでしょうか。
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(C)藤本タツキ
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