『チェンソーマン』第二部134話のネタバレ予想記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の予想/考察を行っています。
【チェンソーマン第二部】133話の振り返り
少年ジャンプ+連載『チェンソーマン』の概要
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!
悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
【チェンソーマン】133話「チェンソーマンデモ」
デモ行進
既に「保護」の名の拘束から解放されていたデンジは、吉田に連れられて”チェンソーマンデモ”を見ていました。
デモ隊の主張は、等しく”チェンソーマンは悪(魔)である”というもの。公安に対して、悪魔としてチェンソーマンを狩るよう訴えているようです。
そんな時、デモ隊と衝突する勢力が登場しました。
それは、チェンソーマン教会の信者たちです。
元来、チェンソーマン教会に入会していたのは、チェンソーマンのファンや悪魔被害者でした。
しかし、昨今では興味本意で入会する若者が増加しているらしく、信者数は2万人を超えているようです。
民主主義国家において、”数”の力は偉大なもの。教会の存在に気がついた一部の政治家は、物資の支援などに名乗りを上げるようになったようです。
そこで公安は、チェンソーマンの立ち回りに対して危機感を抱くようになりました。
今現在、「チェンソーマン」という存在の社会的影響力は、デンジの一存のみで行動を決められる範囲を逸脱してしまっているのです。
公安の要求
そこで吉田は、公安からの要求として、「二度とチェンソーマンにならないでほしいんだ」と言い切りました。
見るからに嫌そうな顔を浮かべたデンジは、「…ヤだ」と回答。
しかし吉田は、「これからもチェンソーマンになるのなら」と前置きし、「ナユタちゃんの死体を見せる事になる」と言い放ちました。
口を半分開けた状態で、固まってしまったデンジ。
そこで吉田は、デンジの憧れである”普通の生活”を交渉材料として口に出し、「チェンソーマンにならないだけで その夢が叶うんだよ?」と語りかけます。
しかし、「チヤホヤされてえ…!」と絞り出し、チェンソーマンになりたいと返すデンジ。
すかさず「チェンソーマンになれば公安がナユタちゃんを殺すんだ」と続けた吉田でしたが、デンジは「それもイヤだ〜!!」と駄々をこねます。
デンジとしては、どちらの選択肢も選ぶことができないようです。
”ナユタの命”と”醜い欲望”。
二者択一を迫る吉田ですが、デンジは「ふたつ選ぶっ!!」と切り返します。
ナユタとの再会
「どっちも!!」と返し、吉田が提示する選択肢を無視するデンジ。
聞き分けのない相手を前に、流石の吉田も呆れた表情を浮かべ始めた、その時。
「保護」されていたはずのナユタが、「デンジい!!」と走ってきました。
胸に飛び込んできたナユタを受け止めたデンジ。
その光景を見た吉田は、同僚のデビルハンターに対して、「会わせるのまだ早い!!」と叱りつけました。
吉田は、デンジがナユタの命を選択したタイミングでナユタを解放するつもりだったようです。
兎にも角にも、合流することができたデンジとナユタ。
デンジは「話は終わったな!」と無理やり言い放ち、ナユタと共に帰って行きました。
134話へ続く。
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【チェンソーマン】134話以降のネタバレ予想
次回からは新編?
「落下の悪魔」編が終了し、またデンジが吉田ヒロフミ(公安)にマークされる理由が語られたいま、次回からはいよいよ新編が開始されるのではないかと予想されます。
予想されるのは、第133話にてメインで描かれた、「チェンソーマン教会」なる団体をめぐる中編です。
伊勢海ハルカが創設した「世界平和チェンソーマン協会(※)」と同一ではないかと予想されるこの団体。
※第132話では”協”会、第133話では”教”会と表記揺れあり。文脈上は宗教性を帯びた”教”会が正当か。
チェンソーマン教会は、2万人もの信者を抱えているほか、”表の顔”たる伊勢海ハルカの”裏”に”影”たる人物が存在する組織です。
”影”の内一人は、教会のブレーンたるキガ。そしてもう1人は、腕以外の身体部位が描かれていない謎の人物です。
チェンソーマンを信奉する教会は、今後どのように舵をとっていくのでしょうか。
また、「ノストラダムスの大予言」にある”恐怖の大魔王”の到来を前に、キガはどのような絵図を描いているのでしょうか。
今後の『チェンソーマン』の展開に、期待が高まりますね。
吉田ヒロフミは早川アキ枠
数少ない『チェンソーマン』第一部からの続投組である吉田ヒロフミは、第二部ではレギュラークラスの登場回数を誇るキャラクターです。
さて、そんな吉田と言えば、”ステゴロ人類最強”たるクァンシと渡り合うなど、第一部の時点で異質な存在感を放っていました。
第二部突入後は常に涼しい表情を浮かべたクールキャラとして描かれ、第一部におけるマキマのように、ミステリアスな雰囲気を崩さない吉田。
ともすれば、”飢餓の悪魔”キガのように、実質的な”敵キャラクター”として運用されていくのではないかとも予想されていました。
しかし、『チェンソーマン』第133話にて、その吉田が生きた表情を浮かべたのです。
デンジの聞き分けのなさを前に、困惑と呆れが混在した表情へと変わった吉田。
そんな第133話のやり取りを見るに、今後の吉田は第一部における早川アキのようなポジションに収まっていくのではないでしょうか。
吉田ヒロフミは、作者の藤本タツキ先生によって第二部での「活躍」が約束されているキャラクターです。
今後のデンジとの関わりや、悪魔との戦闘シーンに期待してしまいますね。
死の危険
上述のようなクールさを持ち、強者感が漂っていた吉田ヒロフミ。
しかし、第133話で意外にも人間らしい一面が垣間見えたことにより、一気に死の危険が高まったように思われます。
ミステリアスな雰囲気に包まれていた吉田は、ストーリー展開によって直近で死ぬ可能性は低いと思われていました。
……が、第133話で人間性に富んだ表情が見られたことと、デンジを監視する理由が語られたため、今後の展開でデンジと多く関わり、ともすれば過去回想などの掘り下げが行われる可能性が高まってしまったのです。
キャラクターを掘り下げた挙句、絶妙なタイミングで”死”が描かれるのが『チェンソーマン』という漫画の一面でもあります。
吉田は今後に待ち受ける(であろう)死亡フラグを、涼しい表情で回避することができるのでしょうか。
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(C)藤本タツキ
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