チェンソーマン

【チェンソーマン】110話のネタバレ予想|アサの正体が露呈 吉田ヒロフミが介入か

『チェンソーマン』第二部110話のネタバレ予想記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の予想/考察を行っています。

【チェンソーマン第二部】109話の振り返り

少年ジャンプ+連載『チェンソーマン』の概要

(チェンソーマン 藤本タツキ / 集英社)

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!

悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

【チェンソーマン】109話「簡単なイジメのなくしかた」

巨大化ユウコの暴走

(『チェンソーマン』 109話 藤本タツキ / 集英社)

アサ(あるいはヨル)を「妹」と呼ぶ謎の女子生徒の介入により、瀕死の状態から巨大化を遂げて復活したユウコ

彼女の中からは、細かな記憶などが抜け落ちており、ただ漠然と「イジメをなくす」という目標を遂行しようとしていました。

そこで彼女が至った結論は、「学校があるから イジメがなくならないんだ」というもの。

校舎と同程度の大きさを手に入れたユウコは、力一杯に触手を振るって校舎を破壊し、爽快感に浸ります。

そんな中、公安所属と思しきデビルハンターが、(おそらくは)カマキリの悪魔の力を使って攻撃しますが、ユウコの反撃で瞬殺されてしまいます

チェンソーマンの登場

2人のデビルハンターを屠ったユウコは、血塗れで地面に倒れるアサの姿を見つけました。

巨大化前後の記憶を失っているせいか、「誰がやったの!?」と困惑をあらわにするユウコ。

そんな中、間の悪いことに、一人の女子生徒がユウコの視界に入ります。

その女子生徒は、ユウコが元々ターゲットにしていたイジメっ子。ユウコは早速女子生徒を捕まえ、触手を用いて殺害しようとします。

……その時、堂々した姿で「その子を離しなっ!」と言い放つ人物が登場します。何を隠そう、デンジです。

「ホントは人前でオレん正体バラしたくね〜けど」とわざとらしい前置きをしたデンジは、特に躊躇することなくスターターを引き、チェンソーマンに変身しました。

(『チェンソーマン』 109話 藤本タツキ / 集英社)

狼狽したユウコは、触手を無造作に振るいますが、デンジはそれらを避けつつチェンソーをヒットさせます。

ここで、正義の悪魔との契約で得た「思考を読む」能力を用い、デンジの思考を覗いたユウコ。

しかし、デンジは戦闘のことなど一切考えていませんでした

彼の頭の中にあったのは、「自分の正体が自然な感じでバレる方法」のみ。

初登場時から一貫して”モテる”ことに全力なデンジは、何としてでも自身こそがチェンソーマンだと周りに知らしめたいのです。

邂逅

チェンソーマンとなったデンジがユウコに勝利した頃、痛みを訴えつつも目を覚ましたアサ。

(『チェンソーマン』 109話 藤本タツキ / 集英社)

周りの状況を理解した彼女は、いつの間にかヨルと入れ替わっており、鋭い目でデンジを……チェンソーマンを睨みます。

「チェンソーマン…!」と名を呼ばれたデンジは、「ああ?」とぶっきらぼうに答えました。

最終コマにて、2人の静かな睨み合いが描かれ、109話は幕を閉じます。

110話へ続く。

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【チェンソーマン】110話以降のネタバレ予想

アサの正体が露呈

チェンソーマン(デンジ)の前でアサと入れ替わり、ガンを飛ばすヨル。

宿主であるアサが気を失っていたため、デンジがチェンソーマンに変身する様子は見ていなかったと思われます。

一方で、このままストーリーが進む場合、デンジはアサ=ヨル(戦争の悪魔)であることを知るでしょう。

あるいは、作中で幾度となく”鳥が飛ぶ”意味深な描写がなされているため、ナユタ(=支配の悪魔)経由でヨルの情報を仕入れている可能性もありそうです(デンジにそのようなクレバーな真似ができるのかはともかく)。

なぜか下着姿の三鷹アサ(ヨル)を前に、110話のデンジの反応は……?

ユウコの死を経て

チェンソーマンの登場により、十中八九死んだであろうユウコ。

彼女の契約悪魔にして、第98話時点でも名前は登場していた正義の悪魔の詳細に加え、ユウコを喪ったアサの反応が気になるところですよね。

アサは、元々チェンソーマンを嫌っていた人物です。

コウモリの悪魔から(間接的に)救われたことにより、「嫌い」は「普通」になったようでしたが、今回の一件はどう作用するのでしょうか。

アサが本格的にチェンソーマンを敵視すれば、アサとヨルの目的は完璧に合致しますが……?

吉田ヒロフミが介入か

109話で暴露された通り、デンジは隙あらば人前で変身し、その正体をバラそうとしています。

一方で、吉田ヒロフミが属する組織(正体や詳細は不明)は、そんなデンジの行動を阻止したい様子。

多くの生徒が避難を済ませたとはいえ、これ以上学校での騒ぎが大きくなってしまえば、チェンソーマン=デンジであることが世間に露呈しかねません。

ゆえに、”戦争の悪魔”ヨル”チェンソーマン”デンジによる戦いもそこそこに、吉田の介入によって事態が有耶無耶になるのではないでしょうか。

吉田がデンジの敵になる?

(『チェンソーマン』 103話 藤本タツキ / 集英社)

第二部での吉田は、比較的温厚にデンジと接していつつも、場合によっては実力行使も厭わない旨を明言しており、未だに危険なニオイも放っているキャラクターです。

一方で、『チェンソーマン』の主人公たるデンジは、いかにして自然に正体をバラすかに脳を使っている様子であり、相変わらずデンジらしさ全開です。

そんなデンジには、現時点で明確な”敵”がいません

パワー捜索に心血を注ぐ様子も見られず、とにかく日常を謳歌しているといったところでしょうか。

どちらかといえば、”チェンソーマン”という”敵”を追っているアサ(ヨル)の方が、少年漫画の主人公らしさを持っています。

それもそのはず、現時点までの『チェンソーマン』第二部は、明らかに三鷹アサを主人公として物語が動いているのです。

話を戻しましょう。

明確な”敵”はいないながらも、デンジには”正体をバラす”という目的があります。

そんなデンジを大っぴらに邪魔しようとしてくる存在が、吉田ヒロフミ、もしくは”組織”です。

吉田とその所属組織が大手を振るって登場すれば、彼らがデンジの”敵”となり、そこから始めてデンジ主体の『チェンソーマン』のストーリーが始まるのではないでしょうか。

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(C)藤本タツキ
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