ワンピースの登場キャラクター「ベガパンク」の技や強さについてまとめています。ベガパンクを詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
ベガパンクとは?
天才科学者
Dr.ベガパンクは、「世界最大の頭脳を持つ男」として名を馳せる天才科学者です。
未来国バルジモアで生を受けたベガパンクは、後述する「血統因子」の発見を経て、海軍に所属。
現在も様々な発明を行いつつ、海軍に兵器の供与を行っています。
以下では、そんなベガパンクの性格や功績などについて詳しくまとめました。
ベガパンクの現在状況はこちら
ベガパンクの性格
善人?悪人?
ベガパンクは、後述する「猫(サテライト)」こと分身体は登場しつつも、未だ本体は未登場の人物です。
しかし、作中で語られた数々の情報を総合すると、”根っからの善人”というわけでも、単なる”マッドサイエンティスト”というわけでもないように思われます。
善人ではない理由として挙げられるのが、未来国バルジモアに存在した自爆スイッチや、バーソロミュー・くまへの「麦わらの一味の船を守るプログラム」の追加です。
当時の麦わらの一味は、懸賞金3億ベリーを誇り、”超新星”として市民に恐れられていた海賊一味。
くまの願いを聞き入れ、政府への反逆とも取れるプログラムを仕込んだという点で、政府に根っこから加担する人物ではないようです。
また、生まれ故郷であるバルジモアでは、秘密裏に兵器を開発する研究所を持つなど、怪しい行動も見られたベガパンク。
一筋縄ではいかない人物であることは間違いなさそうです。
ベガパンク「猫(サテライト)」
世界最大の頭脳を持つベガパンクは、多忙を極める人物です。
また、”500年後の未来”と比喩される彼の頭脳は、誰も比肩する人物がいないほど。
つまりベガパンクは、正しく「猫の手も借りたい」状況にありました。
そこで”手を貸してくれる猫”として発明されたのが、ベガパンク「猫(サテライト)」です。
ベガパンクという「星(ステラ)」を周回する衛星(サテライト)のように、そして、手を貸す「猫」のように。
以下では、そんな「猫」についてご紹介します。
ベガパンク「猫」
01「正(シャカ)」
ベガパンク「正(シャカ)」は、現時点では「猫」のリーダーかのような立ち振る舞いを見せる人物です。
「悪(リリス)」の科学者としてのプライドに欠ける行動を嗜めるなど、本体かのような性格を持つ「正」。
「悪」や「暴」と異なり、素顔をフルフェイスヘルメットで隠している点も気になるところです。
また、「正」は個人的にドラゴンと通信している姿も描かれており、「猫」の皮を被ったベガパンク「星」……つまり”本体”である可能性もあるのではないでしょうか。
02「悪(リリス)」
ベガパンク「悪(リリス)」は、若い女性の姿をした「猫」です。
研究費の逼迫を理由に、エッグヘッド近海に現れた海賊から略奪行為を働いているようであり、”海獣兵器(シービーストウェポン)”を用いて麦わらの一味にも牙を剥きました。
しかし、略奪行為はベガパンク公認のものではないようであり、「正」からは「科学者としてのプライドを持て!!」と嗜められています。
また、目の前の相手の力量を計れずに略奪行為に走るなど、やや短絡的な行為が目立つ「悪」。天才科学者の分身体でありながらも、戦闘面においては素人であろう様子が見られました。
03「想(エジソン)」
ベガパンク「想(エジソン)」は、1065話で初登場しました。
実在のエジソンと同じく発明家気質のようであり、食事やトイレはヨークに任せつつ、ひたすらに図面と向き合う様子が描かれています。
04「知(ピタゴラス)」
ベガパンク「知(ピタゴラス)」は、1065話で初登場しました。
データ入力等を担当しているのか、戦闘データをコンピュータにインプットしている様子が描かれています。
性格はやや内向的なようです。
05「暴(アトラス)」
ベガパンク「暴(アトラス)」は、巨大な少年、あるいは少女のような姿をした「猫」です。
カイドウレベルの巨躯を持つ「暴」は、「暴れるのが仕事」とのこと。
無邪気な見た目と喋り方とは裏腹に、科学的知識は確かであり、さすがはベガパンクの分身体と言ったところでしょうか。
なお、1062話の登場シーンでは、纏っている服に「PUNK06」と刻まれていますが、CP0によるベガパンク解説シーンでは「05」として紹介されていた他、1063話で「05」に修正されていたため、「05」が正当と思われます。
06「欲(ヨーク)」
ベガパンク「欲(ヨーク)」は、1065話で初登場しました。
食欲や睡眠欲など、6人のベガパンクの”欲望”(知識欲以外?)を担う存在であると思われます。
ベガパンクの功績
”天才科学者”であるベガパンクは、その類い稀なる知能を駆使し、様々な輝かしい功績を残してきました。
以下では、そんなベガパンクの功績を一部抜粋してご紹介しています。
血統因子
「血統因子」抜きにして、ベガパンクの功績を語ることはできないでしょう。
血統因子とは、彼が世界政府に危険視される原因となった概念であり、世紀の大発見と言っても過言ではない代物です。
「生命の設計図」と比喩されるそれは、現実世界における”DNA”と近しい、あるいは同等のものと思われます。
「血統」や「生命の設計図」という言葉から察するに、”その人物をその人物たらしめる要素”といったところでしょうか。
血統因子が用いられた例として、モモの助が口にした人工悪魔の実は、カイドウから抽出された血統因子を用いて作られたものです。
そんなモモの助が、カイドウのような龍の姿となり、「熱息(ボロブレス)」と似たブレスを吐くことができたことから察するに、本物の悪魔の実は口にした対象の血統因子と何らかの関わりがあるのかもしれません。
カイドウは龍になることができる「血統」を持っているのではなく、悪魔の実によって後天的に龍の姿を得た人物です。
そんな人物の血統因子によって作られた人工悪魔の実が、接種者に「龍の姿になる力」を与えたということは……やはり、そういうことなのではないでしょうか。
無生物への悪魔の実付与
具体的な方法は不明ですが、Dr.ベガパンクにより、無生物に悪魔の実の能力を与える力も確立されています。
古くはアラバスタ編に登場した、”イヌイヌの実 モデル ダックスフンド”を食べた犬銃 ラッスー。
他には、スパンダムが持つ”象剣”ファンクフリードや、果てはゲル状の有毒ガス”スマイリー”と、もはやなんでもありの状態です。
1062話からDr.ベガパンクが本格登場したことにより、今後悪魔の実の秘密も詳しく明かされていくことでしょう。
パシフィスタの開発
ベガパンクの功績といえば、上で挙げた以外にも、海楼石の応用や人工悪魔の実、1064話で登場した反重力を使って空を飛ぶロボット「ベガフォース01」など様々です。
そんな中で一際輝き、現在も注目を浴びている発明品といえば、「パシフィスタ」ですよね。
パシフィスタとは、元ソルベ王国の国王、元革命軍幹部、元終身刑囚、元王下七武海と設定の特盛状態のバーソロミュー・くまを素体とする”人間兵器”の呼称です。
クローン技術によって、外見がくまと同様の”人間兵器”パシフィスタが量産されており、”超新星”が集結した2年前のシャボンディ諸島や、”頂上決戦”にて活躍を見せました。
手や口から黄猿をモデルにしたとされるレーザーを放つことが可能であり、コンピューターの内蔵によってか、視界内の海賊を判別することも可能なようです。
セラフィム
セラフィムとは、”世界会議”にて王下七武海撤廃が採決される決め手になったと思われる、海軍の新兵器です。
その見た目はルナーリア族と酷似しており、幼少期のハンコックを思わせる個体もいるなど、まだまだ謎の多いセラフィム。
強さは「四皇」をして驚くクラスであり、七武海が不要とされたことにも納得がいきます。
今後のストーリー進展により、セラフィムについても詳細が明かされていくことでしょう。
ベガパンクと関係の深い人物
戦桃丸
戦桃丸は、2年前当時にベガパンクのボディガードを務めていた人物です。
海軍本部の科学部隊隊長として複数のパシフィスタを従えており、彼自身も覇気を扱うなど、かなりの実力者。
また、「世界一ガードの固い男」を自称するなど、ボディガードとしての自分にかなりの自信を持っているようです。
なお、特に口は固くありません。
2年後、つまり現在の時間軸では正式な海兵となっており、コートを羽織っていることから、海軍将校(少尉以上)の地位を与えられているようです。
バーソロミュー・くま
バーソロミュー・くまは、暴君としてソルベ王国を追われた後に革命軍に所属し、その後海軍に捕まった末、終身刑を言い渡された人物です。
特殊な種族(娘のボニー談)であったがゆえか、釈放を条件に”クローンの作成”や”人体改造”を持ちかけられたくまは、これを承諾し、七武海として海に復帰。
ベガパンクは、上述の”クローンの作成”や”人体改造”の段階でくまと関わりました。
クローンとして複製されたパシフィスタには、黄猿のレーザーが搭載されているなど、破壊力抜群。
また、経緯は不明ですが、素体であるPX-0ことくまは、手術の末に完全に人格を無くしてしまっています。
MADS時代の元同僚
ベガパンクは、生まれ故郷であるバルジモアを出た後、天才科学者の集団である「MADS」に席を置いていました。
MADSには、シーザー・クラウンや、”ジェルマ66”のヴィンスモーク・ジャッジ、百獣海賊団の大看板クイーンなどの名だたる面々が所属しており、ベガパンクはその当時から頭ひとつ抜けた存在として台頭していたようです。
なお、ベガパンクは、MADS所属当時の「血統因子」の発見により世界政府からマークされることとなり、逮捕を経て海軍に籍を置く(雇われ)科学者となりました。
ドラゴン
本誌1064話終盤にて、ベガパンク「正」と通信する様子が描かれました。
会話の中身から、単なる知り合い程度ではなく、ある程度知った仲であると推測されます。
ドラゴンといえば、革命軍の総司令。
そして革命軍とベガパンクといえば、バーソロミュー・くまのサイボーグ化が思い浮かびます。
くまの人格消失により、禍根こそあれ、仲を深める要素などないように思われるドラゴンとベガパンク。
彼ら2人は、一体どのような関係なのでしょうか。
ベガパンクについての考察
切り捨てられたベガパンク
世界最大の頭脳の持ち主として、海軍や政府、ひいては世界に貢献してきたベガパンク。
しかし、本誌1062話終盤にて、CP0が政府から「ベガパンクを消す」よう密命を受けていることが判明しました。
あくまで”駒”に過ぎないルッチらCP0の諜報員は、ベガパンクを消す理由については知らない様子。
理由としては、ベガパンクが”世界政府にとって不都合な事実を知り過ぎた”か、あるいは”世界政府でも制御不能な知性を有しているため”などが自然なところでしょうか。
ともあれ、”ベガパンクという天才科学者が作り出す技術”というメリットより、ベガパンクの存在が生み出す何らかのデメリットが上回ったための判断でしょう。
現時点では推測で語ることしかできないため、今後の展開が楽しみですね。
ベガパンクのプロフィール
年齢 | ?歳 |
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誕生日 | 8月9日 |
星座 | しし座 |
身長 | ?cm |
血液型 | ?型 |
出身 | 偉大なる航路 バルジモア |
好物 | ? |
CV | 安原義人/「猫(サテライト)」の声優は不明。 |
(C)尾田栄一郎
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