『チェンソーマン』第二部132話のネタバレ予想記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の予想/考察を行っています。
【チェンソーマン第二部】131話の振り返り
少年ジャンプ+連載『チェンソーマン』の概要
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!!
悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
【チェンソーマン】131話「糞の味」
食事の終わり
冒頭、デンジとアサは、”スーパーチェンソーマンバイク”に乗りながら、勢いよく”お客”の口内へと向かっていきます。
ここでデンジは、うまく車体を横に向けることにより、”お客”の口の牙に引っかかることに成功しました。
……が、落下の悪魔が能力を使用したことにより、デンジとアサは”お客”の口内へと落ちてしまいます。
前菜「ラ・根・ヴォンラ」から続く落下の悪魔のフルコースは、以上で終了となりました。
黒幕
コースの最後となるメインディッシュ「アサ・根・ヨル」。
落下の悪魔は、自身の”お客”に対して、その味を尋ねました。
……その時。
”お客”は、デンジとアサを口から吐き出してしまったのです。
「愛を込めて作った料理」が吐瀉物に紛れる様を見て、落下の悪魔は激怒。
”落下”の力が使用されたことにより、”お客”は瞬時に亡き者となりました。
”お客”は死に、デンジとアサは気絶、そして偽チェンソーマンは姿が見えず……。
1人残された落下の悪魔は、「申し訳ございません…」と頭を下げました。
謝罪を受けたのは、突如現れた飢餓の悪魔です。落下の悪魔による一連の騒ぎの黒幕は、キガだった様子。
彼女の「戻って」という言葉により、落下の悪魔は小さな人形へと姿を変えてしまいます。
ナユタとキガ
落下の悪魔の人形を持ったキガは、「どうやって吐き出させたの?」と問いかけました。
キガの背後には、いつの間にか”支配の悪魔”ナユタの姿が。
”お客”がデンジとアサを吐いたのは、ナユタの介入による者だったようです。
ナユタは、「人間が糞の味になるように」”お客”の頭を支配した様子。
その後、ナユタにデンジとアサを狙う理由を問われたキガは、「ノストラダムスの大予言は当たってる」と話し始めました。
キガ曰く、地上には「最悪の恐怖」が下りてくるようであり、そうなった場合、「人の時代は終わって悪魔の時代になる」とのこと。
「おもしろそ〜」と反応したナユタでしたが、キガは「私は嫌」と発します。
その理由は、ピザや中華料理がなくなるから。
ピザがなくなることは、ナユタとしても納得できない様子。
しかし、そんな世界の訪れは、キガやナユタ、チェンソーマンでも止めることができないようです。
キガ曰く、戦争の悪魔であれば”勝てるようにする事ができる”可能性があるとのこと。
落下の悪魔を放った理由は、そんな戦争の悪魔を”飢餓”に追い込み、キガの能力で”手駒”とすることにありました。
その後キガは、ナユタに対して協力を持ちかけます。2人の力があれば、「悪魔の時代は訪れないかもしれない」とキガ。
しかしナユタは、「学校があるから!」とキガの誘いを断りました。
ページをめくると、そこには小学校で懸命に手を挙げるナユタの姿が描かれています。
デンジの計らいにより、ナユタは元気に学校に通っているようです。
132話へ続く。
各キャラクターの現在状況はコチラ!
【チェンソーマン】132話以降のネタバレ予想
キガの本心
大予言との関係
『チェンソーマン』第131話では、「キガちゃん」を自称する飢餓の悪魔が、ノストダラムスの大予言にある”最悪の恐怖”と敵対する立場であることが判明しました。
”最悪の恐怖”が訪れてしまえば、たちまち「悪魔の世界」が実現してしまうとのこと。
「悪魔の世界」ではピザや中華料理が存在し得ず、キガにとってはそれが耐えられないようです。
銃の悪魔と敵対する姿勢を見せていたマキマのように、キガが最終的に”敵”の立場に転じる可能性は十分に考えられるでしょう。
しかし、本記事では、キガが自身の”食欲”に忠実であり、真実を述べていると仮定して考察していきます。
キガの目的
”飢えた者を手駒にする”という能力を有していることが判明したキガ。
「落下の悪魔」編の行動は、三鷹アサと共生する戦争の悪魔を飢えさせることが目的だったようです。
思い返せば、「永遠の悪魔」編もキガが黒幕であり、”永遠”という環境は”飢え”にピッタリでした。
結果的に作戦はことごとく失敗しているキガですが、今後も何らかの方法でヨルを手駒にするために動くのではないでしょうか。
ナユタとは異なり、キガが姉であることになかなか気付けないでいたヨル。
今後キガが仕掛ける罠に対して、無事に逃げ切ることができるのでしょうか。
ナユタの学校生活
『チェンソーマン』第131話のラスト、”支配の悪魔”ナユタが小学校で授業を受ける様子が描かれていました。
うまく教室に馴染んでいる他、積極的に授業に参加しているようです。
続く第132話では、ナユタの学校生活が描かれるかもしれません。
本質が”悪魔”であるナユタは、小学校ではどのような立ち位置で、またどのように児童と接しているのでしょうか。
本格的な”ナユタというキャラクターの深掘り”が行われることに期待がかかります。
もっとも、第131話のラストは単純に”オチ”として挟み込まれただけのカットであり、続くシーンが描かれない可能性もありますが……。
ノストラダムスの大予言
最悪の恐怖
『チェンソーマン』第2部では、第122話「予言」を皮切りに、「ノストラダムスの大予言」という概念が度々登場するようになりました。
作中における「大予言」は、「1999年7月に恐怖の大魔王が降りてくる」という内容。
第131話で現れたキガは、「大予言は当たってる」と発した後、「もうすぐ地上に最悪の恐怖が下りてくる」と今後の展開を述べました。
既に登場している悪魔であれば、闇の悪魔。
未登場に絞ると死の悪魔あたりが”最悪の恐怖”に相応しいのではないかと思われますが、一体どのような悪魔が登場するのでしょうか。
アサとヨルの立ち位置
「落下の悪魔」編の行動により、不和がもたらされたアサとヨル。
元々仲が良かったわけではない2人ですが、アサがチェンソーマンを助けたことが決定打となり、ヨルは余計に苛立ってしまうのではないかと予想されます。
ここで気になるのが、今後の2人の立ち位置です。
メタ的に考えると、いずれかのタイミングで協力して”最悪の恐怖”に立ち向かっていくことと思われますが、現時点のヨルは「チェンソーマンへの復讐」しか頭にありません。
アサとヨルの関係に加え、今後の2人の動向にも注目しておく必要がありそうですね。
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(C)藤本タツキ
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