『ワンピース』本誌1059話のネタバレ記事です。ロッキーポート事件の名と、かつてのロックス海賊団員”王直”の名が飛び出して・・・
【ワンピース】1059話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1058話のおさらい
・”麦わらの一味”の新たな懸賞金が判明。
・ミホークとクロコダイルが結託し、”バギーを矢面に立たせる”と言う意味でクロス・ギルドの傘下に入る。
・カマバッカ王国に軍隊長やくまが帰島。サボの姿はそこにはなかったが、程なくして通信が入る。
【ワンピース】本誌1059話のネタバレ
それぞれの別れ
”麦わらの一味”のワノ国出航前。
ヤマトは、「森男(=緑牛)」の来襲によって考えを改め、ワノ国に残ることを決めました。
難しい顔をするルフィですが、”弟”と呼んだモモの助を守る存在として、ヤマトの残留を認めます。
そんな中、元”白ひげ海賊団”一番隊隊長 マルコが、一足先にワノ国を出ることに決めました。
ワノ国近海にまで接近していた”赤髪海賊団”の存在に気が付き、「乗り合い船」と称して送ってもらうことにしたようです。
(『ワンピース』 1059話 尾田栄一郎 / 集英社)去り際のマルコが「お前の成長をエースも喜んでるだろうよい!!」と声をかけると、ルフィは喜んで笑いました。
その後、シャンクス率いる”赤髪海賊団”の船に乗ったマルコは、”白ひげ”の故郷「スフィンクス」へ。
シャンクスからは仲間入りの誘いを受けるも、断った上で下船して行きました。
女ヶ島にて
(『ワンピース』 1059話 尾田栄一郎 / 集英社)”凪の帯(カームベルト)”に位置する「女ヶ島」には、頭に包帯を巻き、憂いを帯びたハンコックの姿がありました。
芳しくない状況を前に、ハンコックは「ルフィに嫁ぎたい…♡」と漏らします。
ーー数週間前。
”王下七武海”の撤廃を受け、「女ヶ島」は”英雄”コビーを含む海軍の軍艦に攻め込まれていました。
戦闘には、「セラフィム」と呼ばれる新型パシフィスタも導入。戦闘は海軍有利に傾きます。
そんな中、海軍の後方からは、突如として「四皇」黒ひげ海賊団が来襲。
(『ワンピース』 1059話 尾田栄一郎 / 集英社)そこには、提督のマーシャル・D・ティーチに加え、”若月狩り”カタリーナ・デボンと”大酒のバスコ・ショット”の姿も見られます。
ティーチの狙いは、言うまでもなくハンコック……ひいては”メロメロの実”の力です。
思わぬ「四皇」の介入に焦った海軍は、ハンコックに対して投降を呼びかけます。しかしハンコックは、これを拒否。戦場へと歩を進めます。
一方で、新型パシフィスタ「セラフィム」の内一体が、遂に黒ひげ海賊団に牙を剥き始めました。
”黒ひげ”と対峙した「セラフィム」は、白い髪に褐色の肌、黒い翼を持った特殊な形状。
百獣海賊団の大看板”キング”と同じ、ルナーリア族を思わせる特徴の「セラフィム」は、「女ヶ島」の形状を変えるほどの攻撃性能で”黒ひげ”に立ち向かいます。
一方その頃、戦場にやってきたハンコックは、”虜の矢(スレイブアロー)”を用いて海軍を攻撃。
海軍側はヘルメッポ、ヤマカジ中将、”黒ひげ海賊団”側はカタリーナ・デボン、バスコ・ショットらが石化されてしまいました。
しかし、”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチは、ヤミヤミの実の力「闇水(くろうず)」を用いてハンコックを捕まえ、能力を封じてしまいます。
ここで、現在のハンコックの懸賞金が16億5900万ベリーと判明。”海賊女帝”の名は伊達ではありません。
さて、ハンコックを捕まえたはいいものの、有力な仲間を石化させられてしまった”黒ひげ”は、手詰まりの状況に。
ハンコックを殺してしまえば、現時点で石化した面々らは、次のメロメロの実の能力者であっても解除することができないとのこと。
(『ワンピース』 1059話 尾田栄一郎 / 集英社)そんな状況下で、”英雄”コビーに目をつけた”黒ひげ”は、「『ロッキーポート事件』じゃ世話になったな」と話しかけます。
”黒ひげ”は、コビーのお陰で「王直」を倒し、海賊島(=ハチノス)のボスになることができたようです。
お喋りを終え、ハンコックの処遇を考える”黒ひげ”。
そんな中で現れたのは、なんと”冥王”シルバーズ・レイリーでした。
女ヶ島の先々代皇帝であったことが判明したシャクヤクも同行しており、なんとか危機は乗り越えたようです。
しかし、「女ヶ島」でハンコックと矛を交えた「『ロッキーポート事件』の英雄」コビーが、”黒ひげ海賊団”に拉致されてしまい……？
1060話へ続く。
【ワンピース】1059話の考察と感想
新型パシフィスタ
元”王下七武海”ボア・ハンコックを狙って「女ヶ島」に上陸した海軍。
大将クラスの実力者不在の中、打倒”王下七武海”の為に実戦投入された戦力が新型パシフィスタ「セラフィム」です。
内一体は、なんと子供の頃のボア・ハンコックと瓜二つの見た目だった上、身体特徴はルナーリア族と類似しています。
希代の天才と謳われるベガパンクは、一体どのような経緯で「セラフィム」を開発したのでしょうか。
そして、”黒ひげ”にすら冷や汗を流させる「セラフィム」の実力とは……？
1059話は、最終章の幕開けに相応しい、海軍の新戦力が明かされた回でしたね。
王直とは
ロックス・D・ジーベックの船に乗っていたものとして、カイドウやビッグ・マム、”金獅子”、”銀斧”、キャプテン・ジョンらと並んで語られていたのが”王直”です。
長らく詳細が不明だった「ロッキーポート事件」は、”英雄”と称されるコビーに加えて、黒ひげや”王直”が絡んでいる様子。
また、”黒ひげ”の言を信じるのであれば、「ロッキーポート事件」では、コビーとの共闘(?)によって”黒ひげ”が「王直」を倒し、海賊島のボスになった……という顛末だったようです。
かつて”海賊王”と共闘してロックスを打倒した”英雄”ガープを彷彿とさせる事件ですが、真偽の程はいかに……？
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ここから下は、1058話が出る前の予想内容になります。
1059話以降のネタバレ予想
クロス・ギルドについて
ミホークの案にクロコダイルが乗っかる形で、クロス・ギルドの大幹部として立ち回ることになった元七武海の2人。
二大戦力の追加により、海軍にマークされるほど危険な組織と化したクロス・ギルドを率いるのは、上記2人と同じ元は七武海の称号を有した男 バギーです。
”海賊王”ゴール・D・ロジャーの元船員にして、”赤髪のシャンクス”とは兄弟分といういう異色の経歴をもったバギー。
戦闘方面の実力は”新世界”はおろか”偉大なる海(グランドライン)”でも通用するか怪しいレベルですが、”カリスマ性”では群を抜いていることに間違いはありません。
さて、そんなクロス・ギルドですが、今後の物語にはどのような形で関わってくるのでしょうか。
バギーやクロコダイル、”Mr.1”ダズ・ボーネスや”Mr.3”ギャルディーノは、既に”麦わらの一味”と矛を交えており、いまさら再戦するとは考え辛いところです。
一方で、ゾロが最終目標とする”世界一の剣豪”ジュラキュール・ミホークが在籍していることを踏まえると、今後何らかの形で”麦わらの一味”とニアミスする機会は与えられることでしょう。
成り上がりの男バギーは、新たなる大戦力2人を迎え入れ、今後どのような立ち回りを見せるのでしょうか。
革命軍の今後
”炎帝”サボの影響力
(『ONE PIECE』 1054話 尾田栄一郎 / 集英社)”最初の20人”の末裔たるネフェルタリ家のコブラを殺害したとされ、抑圧に喘ぐ人々から急速に支持を集めたサボ。
彼は”炎帝”の2つ名として、革命軍司令”反逆竜”ドラゴンを凌ぐ程の人気を獲得するに至りました。
6億200万ベリーと判明してるサボの懸賞金も、コブラ王殺害事件や世間からの熱狂的な支持を受け、大きく更新されると見て間違い無いでしょう。
絶大な影響力を得たサボが、今後どのように動いていくかに要注目ですね。
革命軍が二分される？
上述の通り、立場上は”No.2”ながらも、トップたるドラゴンを凌駕するほどの影響力を得るに至ったサボ。
エースが黒ひげに対して最後に放った技「大炎戒”炎帝”」を思い出させる”炎帝”の名で、海軍からも認知されているようです。
そんな状況下で危惧すべきは、革命軍の分割。
コブラ王の殺害で沸き立つ(一部の)市民を見ると、”最初の20人”の末裔というだけの理由でコブラ王を恨んでいた層が一定数存在することは明らかです。
一方で、ドラゴンはコブラ王殺害を是としておらず、敵を「”神”として立ち振る舞っている現時点の天竜人」のみに絞っていると思われます。
しかし、天竜人やその血族自体に強い恨みを持っている”過激派”からすれば、”コブラ王殺害”は英雄の行いそのもの。
もしサボが意図してコブラ王を殺害していた場合、ドラゴンの元から離反した上で、革命軍を二分する危険性を孕んでいます。
ドレスローザ編でルフィと感動的な再会を果たし、”兄”として立ち振る舞ったサボ。
そんなサボが、怨恨や復讐にとらわれ、歪んだ英雄としての道を突き進む姿は見たく無いですが、真実やいかに……？
ビビといる可能性
コブラ王殺害が政府による偽装工作だったと考えた場合、失踪したビビとサボが行動を共にしている可能性が考えられます。
筋書きとしては、「何らかの理由でコブラ、ビビの危機を知ったサボが、ビビだけは逃した」と言ったところでしょうか。
コブラや護衛のペルらも、サボが”ルフィの義兄”であることを知った場合、安心してビビを預けられるはずです。
とにかく、真相が語られる日が待ち遠しいですよね。
一味の航海はお預け？
ワノ国編が正式に終わりを迎え、次なる航海の波に揺れる”麦わらの一味”。
ルフィ、ロー、キッドら「超新星」とカイドウ、ビッグ・マムの「四皇」による”天上決戦”が行われている最中、世界ではさまざまな出来事が勃発していました。
特に、”世界会議(レヴェリー)”周りに至っては、神視点たる我々読者にも未だ明かされていない内容が多く、謎が謎を呼ぶ状況です。
最終章開幕に当たって、まだまだ多くの伏線を残す『ONE PIECE』。
物語には更なる謎が積み重ねられるのでしょうか。
1059話でサボの口から何が語られるのかに期待されます。
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最終章の展開予想
登場キャラの現在状況一覧
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(C)尾田 栄一郎
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