ワンピース975話以降について｜「九つの影」とは誰なのか？モモの助か、それとも最悪の世代か

ワンピース975話以降の展開をネタバレありで予想していきます。裏切り者の正体がカン十郎と判明。赤鞘九人男が1人欠けてしまい、トキの予言した「九つの影」の存在が謎に包まれる。モモの助や最悪の世代がカイドウに一矢報いる可能性が……。ネタバレを含むため閲覧注意です。

975話までのネタバレ

常影港には本来現れるはずの4200の兵はおらず、船も破壊されていました。港に集まった赤鞘の7人は嵐の中、小舟に乗って鬼ヶ島へ向かいます。

しのぶとモモの助は小舟にのらず、港で待機することになりました。そして小舟の前に現れたのは、なんと百獣海賊団の海賊船。

どうやら裏切り者が再び情報を流していたようです。

鬼ヶ島へ向かう小舟の上で、ついに裏切り者が自白。正体はカン十郎でした。黒炭家の人間だったカン十郎は、過去に迫害を受け、両親を理不尽に殺害されていたようです。

生きる意味を失って死に場所を探していた時、オロチに勧誘され内通者として光月側に潜入。死ぬ覚悟でスパイの役割を全うしていたのでした。

錦えもんがカン十郎の首を斬るも、船の上にいたのは炭で書かれたカン十郎でした。本体は港に隠れており、モモの助を狙っていたのです。

カイドウ軍の海賊船を目の前にし、モモの助を奪われて絶体絶命の赤鞘九人男。しかし、ルフィローキッドが各々の海賊船に乗って登場します。

赤鞘たちを保護してカイドウ軍を攻撃。約5ヶ月ぶりにルフィが登場し、シャボンディ諸島を思い出す3人の共闘。非常に熱い展開で974話は終わります。

ついに裏切り者がカン十郎だと明かされた974話。光月トキの予言した「二十年を編む月夜」が近づく中、裏切り者の存在により、九つの影が赤鞘ではない可能性が高まっていきました。

そこで今回は九つの影となりうる戦力について考察していきます。

カン十郎が抜けたところに、モモの助が入るとちょうど9人に。カイドウは20年前にモモの助と天守閣で1対1で対峙し、オロチは父おでんの仇そのものです。

おでんの意志を継ぎ成長したモモの助が、因縁深いカイドウ・オロチに討ち入る展開は熱いですね。

さらに、おでんの刀「天羽々斬」はモモの助に譲り渡されており、その刀でカイドウ・オロチのどちらかを斬る展開は十分にあり得るでしょう。

ワノ国に上陸している麦わらの一味はちょうど9人。やはりワンピースの主役である海賊団ですから、九つの影にぴったりと当てはまっています。

しかしながらこの説だと、ビッグマム船団を食い止めていたジンベエが、戦いに参加しないのはほぼ確定となってしまいます。ジンベエも好きなので個人的には無しであって欲しいです。

ワノ国にはすでに最悪の世代が8人上陸しています。そして974話では、シャボンディ諸島をオマージュしたような登場を見せた最悪の世代3人。

トキの予言にある九つの影は、シャボンディと同様に最悪の世代が集まったことを指すのではないでしょうか。

未だ倒せるイメージの湧かない四皇ですが、最悪の世代が力を合わせて戦うなら勝機を感じます。ワノ国の上陸していない4人「黒ひげ、ウルージ、ボニー、ベッジ」の中から誰か1人が上陸する可能性はありますね。

ネコマムシが援軍を連れてきているので、残り1人がワノ国に来る展開は十分にあり得そうです。