『ワンピース』本誌1087話以降のネタバレ予想記事です。これまでの内容を振り返りつつ、今後の展開を予想しています。
【ワンピース】1086話までのネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
【ワンピース】本誌1086話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1086話「五老星」のネタバレです。
出航の時
コブラ王が死した事実は伏せられつつ、「世界会議(レヴェリー)」は幕を下ろしました。
アラバスタ王国のイガラムやチャカ、ペルがコブラとビビを捜索するも、2人は一向に見つかりません。
そんな折、各国の王たちが乗り込む船の中には、複数の密航者たちが身を潜めていました。
エイギス王国の船にはワポルとビビ。
タジン王国の船にはボニー。
ルルシア王国の船にはサボ。
それぞれの思いを胸に、「赤い土の大陸(レッドライン)」から船は出港します。
それから間も無く、世界には”コブラの殺害”と”ビビの失踪”の2種の事件が報じられました。
ルルシア消滅の経緯
マリージョア内「パンゲア城」の一室では、五老星がサボや「エッグヘッド」について談義していました。
そんな折、イム様から五老星に向けた通信が入ります。
イム様は、ベガパンクが作った「マザーフレイム」なるものを使用したい様子。
実験の場としてイム様が挙げたのは、「ルルシア王国」でした。
五老星の1人が「ずいぶん人がいます」と発言するも、「構わぬ……」とイム様。
五老星一行は、「世界は創造主の思い通りゆえ」と完全にイエスマンのようです。
イム様が述べた「ルルシアを選んだ理由」は、「近い」から。
たったこれだけの問答により、「ルルシア王国」は地図上から消え去ってしまったようです。
なお、このタイミングで全ての五老星の本名が判明しました。
・「科学防衛武神」ジェイガルシア・サターン聖
・「環境武神」マーカス・マーズ聖
・「法務武神」トップマン・ウォーキュリー聖
・「財務武神」イーザンバロン・V・ナス寿朗聖
・「農務武神」シェパード・十・ピーター聖
また、イム様は、「ビビが欲しい……」とも付け加えました。
五老星の面々は、理由を聞くことすらせず、ただ「御意」とだけ返します。
イム様の正体
ーー場面は戻って革命軍サイド。
「世界会議」の経緯を話したサボは、「ルルシア王国」到着後に自身がコブラ王殺害犯と報じられていたことを知ったのだと話します。
真実を話したい気持ちを持ちつつも、「革命への士気」を感じたサボは、理性でもって言葉を飲み込んだようです。
その後、「ルルシア王国」が破壊される直前の間接通信は、海上から行っていた話すサボ。
船には革命軍への入隊希望者も乗り込んでおり、目の前で「ルルシア王国消滅事件」を目撃してしまったようです。
その時の出来事として、サボは「真っ黒い何かが雲の上を飛んでた」と話します。
ここで、イワンコフが「イム」なる人物の名前について、800年前を生きた”最初の20人”に、「『ネロナ家』の『イム聖』という王」が存在したと発しました。
また、作中世界には、「”不老”になる能力」※が存在しています。
※オペオペの実の「不老手術」を指していると思われる。
そこまで話したイワンコフは、”天竜人”の最高権威たる”五老星”がへりくだる相手たるイム様が、不老となった800年前の創造主当人ではないかと予想を立てました。
さらにイワンコフは、サボが見た空を飛ぶ”何か”の正体について、ベガパンクの製作物である可能性を指摘。
しかし、その可能性については、「ベガパンクはあからさまな人殺しの道具は作らない」とドラゴンが否定します。
すかさず「でしょ!?」とドラゴンを指差したイワンコフは、次なる説として「古代兵器」を挙げました。
イム様が800年前を生きた人物である場合、「古代兵器」を所持していても何らおかしくはありません。
処刑
そして現在。
聖地マリージョアでは、1人の”天竜人”の処刑が行われました。
多くの”天竜人”が見届けられているものの、世界に報じられない処刑。
執行人を務めるのは、”神の騎士団”の最高司令官たるフィガーランド・ガーリング聖です。
ガーリング聖は、ゴッド・バレーで活躍した”王者”である様子。
処刑対象は、魚人族をかばったドンキホーテ・ミョスガルド聖で……?
1087話へ続く。
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【ワンピース】1087話以降のネタバレ 予想と考察
古代兵器の使用
ルルシアの消滅
『ワンピース』第1060話にて、謎の物体から降り注ぐ光線により、跡形もなく破壊されてしまった「ルルシア王国」。
第1086話より、この事件は「世界政府」による実験であることが明らかになりました。
イム様と五老星が実験したかったのは、ベガパンクの発明した「マザーフレイム」なる物体です。
ドラゴンの言を信じるのであれば、「あからさまな人殺しの道具は作らない」とされるベガパンク。
それでは、「ルルシア王国」を破壊し、多くの人を死に至らしめた「マザーフレイム」とは、一体どのような物を指すのでしょうか。
マザーフレイムとは
「エッグヘッド」にて研究を行なっているDr.ベガパンクは、島内に巨大な「機械兵」を隠し持っていました。
「機械兵」は、現代には存在しない未知のエネルギーを動力としていた様子。
そこでベガパンクは、かつて「機械兵」をも動かした”古代のエネルギー”に比肩する”エネルギー”の開発を目指していました。
そして、その研究段階で開発された「エネルギー」こそが、「マザーフレイム」ではないかと予想されるのです。
つまり、光線を放った物体は「古代兵器」か、それに類似した何らかの装置。ベガパンクの「マザーフレイム」自体は兵器ではなく、”動力(エネルギー)”として利用された……というわけですね。
イワンコフが予想したように、イム様の正体が800年前を生きたネロナ・イム聖であった場合、古代兵器を所持していてもおかしくはありません。
そして、これまで古代兵器が使用されなかったのは、”エネルギー”がなかったから。
ベガパンクが「マザーフレイム」を開発したことにより、ようやく運用が可能になったのではないでしょうか。
イム様という存在
『ワンピース』第1086話では、革命軍幹部のエンポリオ・イワンコフが、イム様の正体について考察していました。
イワンコフ曰く、800年前には「ネロナ・イム」なる王族(後の天竜人)が存在したとのこと。
その人物は「世界政府」を樹立した”最初の20人”の内の1人であったようです。
名前の由来は、おそらく文字遊び。
ネは「礻(しめすへん)」、ロナは合体させて「申」。
2つの文字を合わせると、「神」となります。
一方のイムも、1つの文字として見れば「仏」ですよね。
合わせて「神仏」とは、なかなかにド直球なネーミングです。
ルルシアを消した理由
さて、”神仏”こそが名前の由来であると考えるイム様は、ただ「近い」という理由で「ルルシア王国」を地図上から消してしまいました。
その決定には一切の迷いも見られず、冷酷そのもの。
作品のボスに相応しい性格の持ち主のようです。
人々のことなど一切考えず、ただ赴くままに”世界”を弄ぶイム様。今後のストーリーでは、一体どのような行動を見せてくれるのでしょうか。
フィガーランド家
『ワンピース』第1086話のラスト、「フィガーランド・ガーリング聖」なる天竜人が登場しました。
「フィガーランド」家は、『ONE PIECE FILM RED』にて先行登場したシャンクスの血筋でもあります。
その当主と思しき人物が”神の騎士団”の最高司令官ともなると、”赤髪のシャンクス”も何らかの形で騎士団と関わっている可能性が高そうですよね。
ファンの間ではシャンクスの”クローン説”や双子説などが飛び交っていますが、真相の程は……?
現時点で一番の古参「四皇」であるシャンクス。
最終章での本格的な活躍に期待がかかります。
最終章の展開予想
登場キャラの現在状況一覧
ワンピース本誌のネタバレ一覧
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(C)尾田 栄一郎
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