『ワンピース』本誌1071話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1071話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1070話のおさらい
・ルッチの「手銃(シュガン)」で戦桃丸がダウン。
・ルフィがギア5の力でルッチを圧倒。
・ベガパンクは、能力者の血統因子から人工的な血液「グリーンブラッド」を作り上げた。
・「グリーンブラッド」を持つセラフィムは、悪魔の実の能力を使うことができる。
【ワンピース】本誌1071話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1071話「英雄出撃」のネタバレです。
くま激突
冒頭、描かれたのはニキュニキュの能力で空を飛ぶ、元”王下七武海”バーソロミュー・くま。
海と並行に凄まじいスピードで進むくまは、ついに海を二分する”赤い土の大陸(レッドライン)”に激突してしまいました。
天竜人の「無敵奴隷」として知られるくまが突如として現れたことにより、その場は騒然。
くまさんの大冒険はまだ続きます。
協力者の存在
戦桃丸を始末したことにより、「セラフィム」の命令権を得たCP0サイド。
”研究層(ラボフェーズ)”を囲んだ彼らは、いかにしてベガパンクらを引きずり出すかを思案していました。
その一方で、研究所内部のベガパンクらも、この窮地をどのように脱するかを考え込んでいます。
「星(ステラ)」ことベガパンク本体は、世界政府サイドに籍を置くと思われる「味方」に連絡を取り、「私の大ピンチを救って」と要請。
その「味方」は、「勿論です 命令を待っていました」とベガパンクの要請を二つ返事で快諾します。
かくして「エッグヘッド」脱出の算段を立てたベガパンクらは、”麦わらの一味”に自身らを乗せるよう再度依頼しました。
突然の危機
ベガパンクらが「エッグヘッド」脱出に向けて動き出したその時、突如として”研究層(ラボフェーズ)”の迎撃システム”フロンティアドーム”が解除されてしまいました。
世界政府の面々は元より、ベガパンク「猫(サテライト)」も(アトラス以外)全員その場におり、事態を把握できていない様子。
一方のCP0は、この好機を逃すまいと研究層に乗り込みました。
上層で”麦わらの一味”の船を見つけたカクは、「嵐脚(ランキャク)」”周断(あまねだち)”を繰り出します。
しかし、運の悪いことに、船内には眠るゾロが乗り合わせており、起床するなり”周断”を止めて見せました。
その頃、各所では・・・
政府の島「エッグヘッド」で様々な思惑が交錯する仲、キッド海賊団は「エルバフ」に辿り着いていました。
また、時を同じくして、「エッグヘッド」付近に位置する「海軍本部」G-14支部では、専用の軍艦とともにガープ中将が着港。
ヘルメッポに声をかけたガープは、「これより海賊島『ハチノス』に向かい!!! 海賊共をブチのめし!!! コビー大佐を救出する!!!」と宣言して……。
1072話へ続く。
【ワンピース】1071話の考察と感想
くまは新世界を目指していた?
1071話では、バーソロミュー・くまのその後が3ページにわたって描かれました。
くまのスタート地点は、”偉大なる航路(グランドライン)”に位置する「カマバッカ王国」。
”赤い土の大陸(レッドライン)”に激突したと言うことは、やはりその”向こう側”に位置する”新世界”を目指していたのではないかと考えられます。
世界政府のお膝元で孤立したくまは、今後どのような行動をとるのでしょうか。
ガープに死亡フラグか…
コビー救出のため、G-14支部に颯爽と現れたガープ。
今は地図上から消えた島「ゴッドバレー」にて、当時の”世界最強”として名高いロックス海賊団を(ロジャーと共に)撃ち破った”英雄”として知られています。
そんなガープの今度の相手は、海賊島「ハチノス」の元締めたる黒ひげ率いる海賊団です。
実力者は黒ひげのみならず、”レベル6”の元囚人や、元”海軍大将”クザンらも構成員として名を連ねています。
今回の救出により、ガープが命を落としてしまうのではないかという気がしてなりません。
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ここから下は、1071話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1071話以降のネタバレ 予想と考察
セラフィムの欠点
1070話では、ベガパンクによって”能力の複製”が可能であることが明かされました。
その方法は、オリジナルたる能力者の”血統因子”を抽出し、特殊な血液を生成する…というもの。
”血統因子”が遺伝子やDNAに近しいものであり、なおかつ性格等の特性もある程度孕んだ要素であると仮定した場合、セラフィムが素体(=七武海や能力者)の性格特性を有していても何ら不思議ではありません。
すなわち、S-スネークがオリジナルと同じくルフィに惚れ込む展開や、S-ホークが人の下につくことを嫌い、自らの意思で離反する展開なども考えられるのです。
世界最高の頭脳を持つベガパンクが、その欠点を補うために何らかの仕掛けを施している可能性も高そうですが…。
黄猿の目的
1070話のラスト、「想像通りの結果にはならねェよ」と発言していた黄猿。
発言の中に(おそらく意図的に)主語が含まれておらず、”誰の”想像通りの結果にならないのかが不明瞭です。
また、赤犬に報告を行っていた海兵によると、黄猿は「かねてよりの作戦」のためにエッグヘッド出航している、とのこと。
…そう、”麦わらの一味”が現れたから”海軍大将”黄猿が出航したのではなく、元々の任務を遂行するために既に出航していたのです。
「『四皇』たる”麦わらの一味”を敵に回す」という理由であるならばともかく、なぜ海軍本部の”最高戦力”たる黄猿が、それも可能な限りの軍艦を率いてエッグヘッドへ向かっていたのでしょうか。
もし海軍の目的が”ベガパンクの保護”であるならば、彼らの行動にも筋が通るように思われます。
とはいえ、ベガパンク抹殺はCP0の任務。そして、CP0の任務とは、すなわち”世界政府”による意思です。
所詮は世界政府の下部組織に過ぎない海軍が、背反行為とも捉えられかねない行動に出るかどうかは疑問点ですが……。
戦桃丸と黄猿の間柄
2年前のシャボンディ諸島にて、行動を共にしていた黄猿と戦桃丸。
黄猿は、戦桃丸から「オジキ」と呼び慕われており、元よりある程度知った仲である様子が描かれていました。
だからこそ、黄猿の目的が何であれ、気を失った、あるいは死亡した戦桃丸を見た黄猿のリアクションも気になるところです。
黄猿は革命軍の一員?
海軍本部の”最高戦力”たる大将は、(2年前時点では)赤犬、青雉、黄猿の3名から構成されていました。
2年を経てなお、赤犬は体制側の存在ですが、元帥昇格をかけた決闘に敗北した青雉は、敵対勢力(海賊)へと移ってしまいます。
そんな中、もし黄猿が第三勢力に属する存在…つまり革命軍の一員であった場合、なかなか展開としては面白いですよね。
革命軍は、ドラゴンのカリスマ性によって全世界に同志を持つ存在。
海軍内部にスパイがいてもなんらおかしくありません。
「どっちつかずの正義」を掲げていることと言い、まだまだ本質的な部分に謎が多い黄猿。
今後の展開が楽しみですね。
https://bookwiz.me/onepiece1071y
最終章の展開予想
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(C)尾田 栄一郎
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