『ワンピース』本誌1089話以降のネタバレ予想記事です。これまでの内容を振り返りつつ、今後の展開を予想しています。
【ワンピース】1088話までのネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
【ワンピース】本誌1088話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1088話「最後の授業」のネタバレです。
ガープの講義
第1088話冒頭、「頂上戦争」勃発前の旧「海軍本部」にて。
多くの若き海兵を前にしたガープは、「ジジイと赤ん坊が 猛獣だらけの島に取り残された!!」と発し、自分を含めた3名がその島に居た時、2名乗りのボートで誰を助けるか……という問いを放ちました。
まず声を上げたコビーは、「自分がボートを降りて 2人が助かれば」と答えますが、ガープは「ハズレ」と一蹴。
その直後、「老い先短いジジイは見捨ててよし!!」とはっきり言い放ったのです。
ガープは「人の”未来」を重視する人物でした。
ゆえに、聴講している海兵たちも含めて、若い者を何より優先するよう説いたのです。
この教えは、現在の「海賊島」”ハチノス”における戦いの結末を暗示しているかのようでした。
女ヶ島での出来事
そして時が経ち、コビーが拉致された地である「女ヶ島アマゾンリリー」。
800名の海兵と1隻の軍艦が”黒ひげ”に奪われそうになっている中、ヤマカジ中将を含む海兵たちは、相手が「四皇」であるという理由で戦えずにいました。
ここで動いたのが、コビーです。
本来であれば上の許可が必要であるはずの「四皇」との接触。しかし、コビーはマリンコードを返上している”SWORD”の一員であり、自由な動きが許されていました。
かくしてコビーは、他の海兵たちの身代わりとして、”黒ひげ”に拉致されてしまったのです。
最後の指示
場面は戻り、ハチノス。
現在、”悪政王”アバロ・ピサロが、シマシマの実の力による巨大な腕を振るい、ガープの軍艦を潰そうとしていました。
そんな中、ガープは微塵も焦った表情を見せず、「お前らなら救える!!!」と断言。
その後、「コビー大佐」「グルス少将」「ヘルメッポ少佐」とそれぞれを階級付きで正式に呼称したガープは、この先の動きについて指示します。
特にコビーには、なんとピサロの巨腕を破壊するよう指示したのです。
そして、アバロ・ピサロの頭部が宿る島のドクロ岩を目掛けて飛び出したガープ。
その直後、ガープから「拳骨唐竹割(ギャラクシーディバイド)」が放たれ、ピサロはダメージを負いました。
これにより、ピサロには”隙”が生まれます。
コビーの成長
振り下ろされようとしたピサロの腕が上がったことで、生じたのは”一瞬の隙”。
絶好の機会を前に、コビーは「期待に応えます!!!」とだけ発し、”月歩(ゲッポウ)”で空を駆けます。
海兵となった後は、人の何倍もの努力を重ねてきたコビー。
そして、そんな実直な努力は、いま実を結びます。
……なんと、飛びだしたコビーによる「実直拳骨(オネスティインパクト)」が、ピサロの拳を真っ二つに砕いてしまったのです。
砕けた瓦礫はグルスが処理し、軍艦は破壊を免れました。その後、コビーは軍艦に着地。
これを受け、ガープは「コビー大佐救出の任務が完了じゃ」と通信を入れました。
そしてガープは、「そのまま全軍前進でハチノスを離れろ…!!!」と発したのです。
通信を入れる頃には、既にクザンに敗北していたガープ。その他の”黒ひげ海賊団”幹部陣にも囲まれ、まさに四面楚歌の状況にありました。
かくして、”若き英雄”コビー大佐の生還と引き換えに、”伝説の英雄”ガープ中将は消息不明に。
この事件は、「エッグヘッド」で巻き起こる「四皇」”麦わらのルフィ”の立てこもり事件とともに、大きく世界に報じられることとなりました。
1089話へ続く。
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【ワンピース】1089話以降のネタバレ 予想と考察
今後の展開について
コビーが成長し……?
恩人たる”麦わらのルフィ”の祖父にして、良き師でもあるガープに助けられたコビー。
これまでの厳しい鍛錬を経て確かな実力を手にしていたものの、その力は「四皇」幹部陣には届きませんでした。
そして、結果的にはガープを残して「海賊島」”ハチノス”から逃げざるを得ない状況になってしまった海軍。
その場に居合わせた多くの面々は、激しい後悔の念に苛まれたことでしょう。
もちろん、コビーも例外ではないはずです。
コビーは、ガープやクザンと同じ”軍艦バッグ”も行っていた様子。
今後更なる鍛錬に励み、いずれはクザンに戦える実力を手にするのではないでしょうか。
仮にそうなった場合、“黒ひげ海賊団”と”麦わらの一味”の抗争が勃発した暁には、コビーが助っ人として参戦する展開が訪れるのではないかと予想されます。
クザンを倒すことができれば、誰がどう見てもコビーの実力は”大将”クラス。
コビーの夢が現実になるのも時間の問題かもしれませんね。
ビビの仲間入り
YouTube上の「ONE PIECE公式YouTubeチャンネル」のヘッダーにて、”麦わらの一味”と肩を並べているビビ。
これは、ビビが仲間入りする伏線ではないかと噂されています。
ビビと言えば、”麦わらの一味”が「偉大なる航路(グランドライン)」入りして間もない頃から「アラバスタ王国」までの旅路を共にしたキャラクターです。
元はバロックワークスのエージェントとして登場した彼女ですが、その正体は「アラバスタ王国」の王女。
それゆえに、”麦わらの一味”への仲間入りは果たしたものの、船には乗らないという選択肢を採りました。
……そして、現在。
ビビは、図らずも(イム様の決定により)世界政府から狙われる存在となり、潜伏生活を余儀なくされていました。
アラバスタ王国に戻れば、CP0の手によって捕縛されてしまうであろうことは必至。
そんな状況下ゆえに、ビビが”麦わらの一味”入りする可能性はかなり高まっているのではないかと予想されます。
エッグヘッド編の後半へ!
”五老星”ジェイガルシア・サターン聖が「エッグヘッド」に向かっていることが明かされた後、しばらくは描かれなかった”麦わらの一味”サイドのストーリー。
「世界政府」は、バスターコールをゆうに超える戦力でもって、「エッグヘッド」を地図から消し去ろうとしていました。
そして、そんな「エッグヘッド」近海には、なぜか”黒ひげ海賊団”の海賊船の姿も……。
世界を驚嘆させるという「エッグヘッド」編の結末とは?
麦わら大船団が駆けつける?
ストーリーの鍵となるのは、やはり”情報”ではないかと予想されます。
『ワンピース』第1088話は、「『未来島』エッグヘッドの”四皇麦わらのルフィ立てこもり事件を世界に報じた」というモノローグで締められました。
……そう、ルフィたち”麦わらの一味”の状況は、新聞を通じて世界に報じられたのです。
これは、世界に散らばる”麦わら大船団”の子分達の耳に、大親分(=ルフィ)の状況が入るということに他なりません。
作中モノローグにより、一大事件を引き起こすことが明かされている”麦わら大船団”。
その一大事件が、今まさに「エッグヘッド」で起ころうとしているのではないでしょうか。
最終章の展開予想
登場キャラの現在状況一覧
ワンピース本誌のネタバレ一覧
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(C)尾田 栄一郎
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