ビッグマムと敵対したフランキーは、ジンベエたちと合流しビッグマムの反撃に成功。しかしその一方でナンバーズがライブフロアに現れ、さらにキングとクイーンが屋上へと繋がる大穴を制圧。カイドウ軍に大きな動きが見られたものの、サンジ・ゾロも駆けつけ、ついに麦わらの一味が一同に介し…
ワンピース989話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「ワンピース」の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回988話のおさらい
・フロア屋上にジャックたちが登場
・くじらの森侠客団とイヌアラシ三銃士がスーロン化
・しのぶとサンジによりモモの助を救出
・サンジはそのままキングと戦闘に
・ビッグマムの威国でライブフロアに大穴があく
・ナミのゼウスはビッグマムに奪われる
・フランキーとブルックが現れビッグマムを攻撃
ワンピース本誌989話のネタバレ
ライブフロア内にて。
バイクに乗って現れたフランキーとブルックは、登場するや否や、ビッグマムの顔をバイクで轢いて吹き飛ばした。ナミはフランキーに感謝を伝える一方で、ビッグマムが怒るのは確実だと、カイドウの部下たちは怯えている。
フランキーとブルックはビッグマムを轢いても全く動じていなかった。しかし念のため、一部始終を見ていたジンベエとロビンは2人のもとへ向かい、ビッグマムの襲撃に備えることに。
一方のルフィも遠くから一部始終を見ており、ナミの安全が確保されたので、錦えもんのいる屋上へと向かっていく。
そしてその道中でしのぶとモモの助を発見し、ヤマトに2人を守るよう言いつけて別れることに。ヤマトは初対面のモモの助たちに「ぼくはおでん!」と言い、それを聞いた2人はギョッとした表情を浮かべるのだった。
そしてしのぶはなぜか煙遁の術を使い、モモの助と共にヤマトからの逃走を試みる。
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カイドウの部下たちが怯えてビッグマムから遠ざかる一方、ヒョウ五郎は足止めも兼ねて、飛び六胞の首を狙いに向かう。
一方攻撃を受けてから、やっと起き上がったビッグマム。続々と現れる麦わらの一味に対し、何やら思うところがあるようだが、まだ怒りきってはいないようだ。
久しぶりだねソウルキング、というビッグマム。さらに続けて、鉄の体を持つフランキーを珍しがり興味を示している。
そんなビッグマムに対し、フランキーは堂々と自己紹介をし、自分は珍しくて強いぞと宣言するのだった。一方で冷静なナミは、相手は四皇だから逃げようとフランキーを諭している。
しかしフランキーは決して逃げようとしない。なぜならフランキーは船長であるルフィを海賊王にするつもりだからだ。
覚悟を決めているフランキーは、ビッグマムに銃口を向けてラディカルビームの発射準備を開始。しかし次の瞬間、フロアの中心部から悲鳴が聞こえてくるのだった。
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悲鳴が聞こえてきた方向を見ると、そこには3体のナンバーズがおり、敵味方問わず大暴れしている。
ナンバーズの巨大な体を見たフランキーたちは、トラウマのようにスリラーバークで戦ったオーズのことを思い出す。
そしてビッグマムいわく、ナンバーズはカイドウがパンクハザードから買い取った「古代巨人族」の失敗作だという。フランキーたちの勘は当たっており、ナンバーズはオーズら古代巨人族を真似て作られていたのだ。
そしてナンバーズの手をよく見てみると、ウソップとチョッパーの入ったブラキオタンクを握り締めている。
発明品が粗末に扱われ激昂したフランキーは、ビッグマムに向けていた銃口をナンバーズに向け直し、ラディカルビームを発射した。
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レーザービームでナンバーズを吹き飛ばし、ブラキオタンクの救出に成功したフランキー。だが背後からはビッグマムが迫っており、ビッグマムはナポレオンで斬りかかろうとしていた。
しかしビッグマムが剣を振り上げた瞬間、その腕をジンベエががっちりと掴み、魚人柔術でビッグマムを一本背負いで投げ飛ばす。
さらにロビンはビッグマムの進路に手の道を生やし、ビッグマムを高速で回転させながら遠くへと運んでいくのだった。
ビッグマムは遥か遠くへと消え、ジンベエは造像以上の出来だとロビンを笑顔で褒め称える。ビッグマムが怒って帰って来ることは確実だが、ジンベエがビッグマムを恐れている様子は一切見られない。
元七武海のジンベエの登場に、混乱しているカイドウ軍。どうやら麦わらの一味入りしたことはまだ知らない様子。
そしてフランキーは助けてくれたジンベエに感謝を述べた後、ウソップたちに連絡を取り、ドッキングすると宣言するのだった。
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一方、ライブフロア上層部。
ルフィは順調にフロアを登っており、屋上一歩手前まで到着。近くにクイーンがいるものの、全く意に介さず屋上へと登ろうとする。
上へと飛び上がろうとするルフィだったが、なんとそこへゾロが登場。ゾロは、カイドウのもとへ向かうルフィについて行くと言い、ルフィとゾロはゴムの力で飛び上がるのだった。
屋上まで後一歩まで迫るが、クイーンが突如ブラキオサウルス化。非常に長い首を天井近くまで伸ばし、ルフィとゾロを口で捕縛してしまう。
さらにその上を見ると、キングがプテラノドン形態で現れ、空を飛ぶ部下を大量に引き連れていた。空の警備は異常なほど厳重でありことを目の当たりにしたルフィとゾロ。
次の瞬間にはクイーンに下層部へ投げ飛ばされてしまう。
一方、投げ飛ばされた先のライブフロア下層部では、フランキーが将軍に変身。さらにサンジも頑丈なスーツで一命を取り留めており、一味と合流。
ライブフロアには、ついに麦わらの一味全員が集う!
ルフィは仲間に援護を任せ、再びカイドウの元へ向かっていく。
990話へと続く。
990話のネタバレはこちら
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ここから下は、989話が出る前の予想内容になります。
989話までのネタバレ予想
ビッグマムが記憶を失うかもしれない
ビッグマムの格を下げ過ぎでは?
988話では、フランキーとブルックがビッグマムの顔面に強烈な一撃を加えていました。四皇を轢いてしまうという、登場シーンとしては非常に衝撃的なものとなっています。
しかし個人的に感じたのは、派手な登場を演出したかったにしても、この登場は四皇であるビッグマムの格を落としすぎてはないかと感じています。
ワノ国編での最大の敵はカイドウですが、ビッグマムはカイドウに並び立つ存在です。そんなビッグマムがこんな扱いを受けていては、カイドウ討伐時の感動も半減してしまうでしょう。
そこで考えられるのが、何か意図があってビッグマムの頭部を攻撃したのではないかということ。
記憶を無くすために描いた可能性
尾田先生がビッグマムの格を一時的に落としてまで描きたかったのは、ビッグマムの記憶喪失ではないでしょうか。
ローやゾロなどが宴会場に揃っていない以上、今いるメンバーでビッグマムを倒すことは困難でしょう。飛び六胞とクイーンも健在であり、勝てる見込みはあまり感じません。
そこで尾田先生は、一時的にビッグマムを麦わら側に引き入れて、敵戦力を分散させたかったのではないかと思います。
最終的にビッグマムが敵側につくことは間違いありませんが、彼女が一時的に敵になったり味方になる展開は、見ている方としても先が読めないので楽しめます。
ゼウスのトラウマが戻りそう
突如現れたブルックにより、一刀両断されてしまったゼウス。実はホールケーキアイランド編でもゼウスは体を真っ二つにされており、前回と瓜二つな状況が発生。
ゼウスのトラウマが引き起こされる可能性が高く、ゼウスが再びナミ側につく展開は十分にあり得そうです。
サンジはキングを騙しているかも
モモの助を助けた後、キングに拘束されて塔へと激突したサンジ。一見キングの攻撃で大ダメージを受けたかに見えましたが、冷静なサンジにしては発言が非常にわざとらしく感じました。
というのもサンジといえば、一味の中でも特に頭の切れる人物。アラバスタやエニエス・ロビーにおいては、単独行動を行い裏で暗躍し、数々の敵をおとしめてきています。
そんな切れ物のサンジが大看板2人の前に突如現れ、わざわざ「攻撃を受けたら死んでしまう」など言うとは思えません。そしてキングの攻撃シーンをよく見ると、クチバシの先端はベルト部分にきれいに刺さっていました。
ジェルマスーツには、ベルト部分をトリガーとした秘密の能力がまだ隠されていそうです。
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(C)尾田 栄一郎
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