『ワンピース』本誌1078話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1078話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1077話のおさらい
・戦桃丸が島民に避難するよう告げた。
・ルフィ、ルッチ、ゾロ、カクの4名が依然としてセラフィムと戦闘中。
・セラフィムは百獣海賊団の”キング”ことルナーリア族のアルベルの血で強化されていることが判明する。
・ヨーク、リリス、ウソップが全身を、フランキーが半身を石化させられてしまう。
・ベガパンク「正(シャカ)」が何者かに銃撃される。
【ワンピース】本誌1078話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1078話「脱出リミット」のネタバレです。
島を脱出せよ
研究所のB棟2階、ジンベエと共に行動しているステューシーは、戦桃丸と通信していました。ステューシー曰く、「『CP0』の任務はドクターを抹殺し黄猿の到着を待つ事」。
いまエッグヘッドでオハラ以上のことが起ころうとしている理由は、1つ目にベガパンクが”禁じられた研究(=空白の100年)”の研究を進めていること。
そして2つ目に、オハラには存在していなかった”戦闘力”が、エッグヘッドには多数存在していることです。
研究所内の通信機器は全て壊れてしまっているため、ステューシーは何かあった際に自身に連絡するよう戦桃丸に言いつけました。
ここまで聞いた戦桃丸は、再び島民に避難するよう指示。
事態の深刻さを知った島民たちは、ようやくエッグヘッド脱出の意思を固めました。
窮地のフランキー
場所は変わって研究所C棟3階。
ウソップとリリスは全身を、フランキーは両足と右半身をそれぞれ石化させられてしまっていました。
そんな折、ターゲットをベガパンク「知(ピタゴラス)」に定めたS-スネークは、無慈悲にも手加減のない攻撃を加え、ピタゴラスを破壊。
次なるターゲットをフランキーに定め、スタスタと歩きます。
一方その頃、A棟2階で「暴(アトラス)」と共に行動していたロビン、チョッパーの2人。
アトラスの案内で、現在は封鎖されている研究室に向かうことになりました。
そしてA棟3階ではサンジとS-シャークが。A棟4階ではルフィ、ルッチとS-ベアがそれぞれ戦闘を繰り広げています。
なお、ゾロとカクは姿を消したS-ホークを追いかけ、先頭の場所を変えました。
事件前夜
研究所内のそれぞれの場所の様子が描かれ後、「これが有名な『エッグヘッド事件』の前日の一部始終だがーー」というモノローグが入ります。
「エッグヘッド事件」へと繋がる事態は、3ヶ月前に起こっていました。
場所は聖地マリージョア。
「Dr.ベガパンクが”空白の100年”を研究している」と言うタレコミが入ったことにより、政府はサイファーポールを派遣しました。
しかし、CP5、CP7、CP8がそれぞれ謎の失踪を遂げており、政府は段々とベガパンクへの不信感を募らせます。
ここで、再びエッグヘッドからの通信が入り、「上層部に繋いでほしい」と要求。
その人物は「五老星」との通話による会談を行い、”ベガパンクの裏切り”と言う政府が抱いた疑惑に、確信を与えました。
かくして「五老星」は、ベガパンクの「暗殺」を決定。CP0の派遣と共に、ベガパンクの反撃を想定した上で、黄猿と共に「五老星」自身も出航したのです。
そんな折、現れたのが「四皇」”麦わらのルフィ”。
事態が複雑さを帯びていく中、現在に至ります。
なお、モノローグ曰く、翌日に迎える「エッグヘッド事件」の結末は、「世界に思いもよらぬ『衝撃』を与える事となる」ようです。
裏切り
場所は戻って研究所の地下。
シャカの頭部を撃ち、ベガパンクの前までやってきたのは、なんとヨークでした。
「あたいね!! 天竜人になるんだ♡」と無邪気にも言い放ったヨーク。
ベガパンクはまともな思考の持ち主であり、「あんな汚らわしい人間になりたいじゃと!?」と反論しますが、ヨークには届きません。
そしてヨークは、「ベガパンクは一人でいいよね……」と言い放って…?
1079話へ続く。
【ワンピース】1078話の考察と感想
フランキーが大ピンチに
S-スネークとの戦いにより、石化の憂き目に遭ったウソップとリリス。
さらにS-スネークはフランキーの両足と半身を石化させた上、追撃を加えようとしています。
逃げることのできないフランキーは、”言葉”による必死の抵抗も試みるも、S-スネークには通じません。
絶望的な危機を前に、フランキーは……?
研究室内のそれぞれの様子に、エッグヘッドに向かう海軍艦隊、ひいては他の島(ウィナー島やエルバフ)。
現在の『ワンピース』は、とにかくどの場所も気になる場所だらけですね…!
ヨークの裏切り
サイファーポールの面々を拘束し、ベガパンク「星(ステラ)」をも拘束した人物の正体は、なんとまさかのベガパンク「猫(サテライト)」の一人、ヨークでした。
その名の通り、欲望のままに行動している様子のヨーク。
事前に五老星と会談の上、ベガパンク本体の裏切りを極秘裏に明かすなど、用意周到さが際立っています。
「天竜人になるんだ」と言う発言から察するに、ベガパンクに関する情報の密告をダシに、マリージョア入りする密約を結んだのでしょうか。
五老星側がベガパンク一味との密約に応じるとは思えませんが……。
ともあれ、ベガパンク本体がピンチであることに変わりはありません。
ロビンやチョッパー、アトラスは、果たしてベガパンクの危機に間に合うのでしょうか。
登場キャラの現在状況一覧
ワンピース本誌のネタバレ一覧
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ここから下は、1078話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1078話以降のネタバレ 予想と考察
ベガパンク監禁犯は誰?
現在起こっている、エッグヘッド内の異常事態。
フロンティアドームを発動させた上で、ベガパンク「星(ステラ)」を監禁し、研究所内のカメラを破壊して回った犯人は、一体誰なのでしょうか。
以下からは、その犯人について考察していきます。
外部の人間?
まず考えられるのが、外部の人間が入り込んでいるという説です。
例えばスケスケの実の能力を持つシリュウなど、今回の事件を巻き起こすことが可能であろう人物は、複数挙げることができます。
しかし、外部の人間であると仮定すると、フロンティアドームの一時解除などの芸当が可能であったことや、セラフィムへの命令(※)などがネックです。
※ベガパンク「猫」が命令を上書きできなかった=ベガパンク「猫」以上の威権者。すなわち、「正」や「悪」などのサテライトかベガパンク本体、あるいは最高威権者の五老星)。
世界政府の(表向きの)トップである五老星が自ら潜入するということは考えにくいため、その他の外部の人間であった場合、ベガパンク本体か「猫」を脅した、などでしょうか。
ステューシーの二重スパイ説
続いて考えられるのが、ステューシーです。
そもそもステューシーはベガパンク側の人間でしたから、もし彼女が裏切っていた場合、二重スパイのような位置付けですね。
さて、ステューシーといえば、ロックス海賊団に所属していたミス・バッキンガム・ステューシーのクローン(※)であることが明かされています。
※2人を差別化するため、以下オリジナルは「ミス・バッキン」、クローンは「ステューシー」と呼称します。
ミス・バッキンといえば、MADSに所属していた科学者でもある人物。
彼女であれば、フロンティアドームをある程度制御することができても不思議ではありません。
しかし、ここでもネックとなるのが、セラフィムへの命令です。
「威権チップ」を持っている可能性があるステューシーですが、それでも命令権はベガパンクに及美ません。
ベガパンク「猫」によって命令を上書きすることができないということは、ステューシーは命令していないということになります。
以上より、ステューシーも裏切り者である可能性は低そうです。
「猫」の誰か?
最後に、ベガパンク「猫(サテライト)」の内の何者かの裏切りについても触れておきましょう。
ベガパンクは、自身の分身体に「正(シャカ)」や「悪(リリス)」などの名前を与えており、それぞれは名前の通りの個性を有しています。
第1077話で頭部を撃たれたシャカや、同じく第1077話時点でフランキーやウソップと共闘していたリリス、ピタゴラスと、ナミやブルックとの共闘の末に半壊させられたエジソンも除外しても良さそうです。
第1077話で描かれていなかった「猫」は、アトラス、ヨークの2名。
アトラスは行動を共にしているロビン、チョッパーと共に1077話では登場なし。
一方のヨークは、1075話で石化させられていたものの、1077話では一切描写されていませんでした。
ヨークの石化については、仮に彼女が命令者であった場合、セラフィムを意のままに操ることで如何様にでも偽装できそうなものです。
すなわち、仮にベガパンク「猫」が一連の事件の犯人であった場合、アトラスかヨークのいずれかが怪しいのではないかと思われます。
エッグヘッドに危機が迫る
現在、エッグヘッドには合計100隻もの軍艦が向かっており、そこには「五老星」ジェイガルシア・サターン聖と、海軍本部大将”黄猿”ボルサリーノの姿も見られます。
現時点で彼らの目的は明らかになっていませんが、CP0に命令を下す側である「五老星」が乗船していることから、オハラ同様に”地図から島を消す”ことが目的でしょう。
ベガパンクが持つ兵器は強力ですが、100隻もの軍艦でバスターコールをゆうに超える砲弾の雨を降らせてしまえば、もはや戦力は関係はありません。
加えて、”個”としての強さを有している黄猿と、いざとなればセラフィムを味方につけることができる「五老星」が同行していることにより、海軍側にもはや死角はなし。
エッグヘッド内部の一件が終わった後、”麦わらの一味”は海軍との全面戦争を生き抜くことができるのでしょうか。
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最終章の展開予想
登場キャラの現在状況一覧
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(C)尾田 栄一郎
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