『ワンピース』本誌1077話のネタバレ記事です。ネタバレ込みでストーリーをご紹介し、今後の展開や重要な要素の解説/考察を行っています。
【ワンピース】1077話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1076話のおさらい
・S-ホークは”Mr.1”ダズ・ボーネスと同じ、スパスパの実の能力を持っている。
・ルッチとカクが海楼石の錠から解放され、ルフィらと共闘する。
・ベガパンクはサイファーポールのエージェントらと共に謎の場所で囚われていた。
【ワンピース】本誌1077話のネタバレ
以下は『ワンピース』本誌1077話「早く気づくべきだった」のネタバレです。
大事件の予兆
エッグヘッド島「工場(ファビリオ)」内。
手当を受けた戦桃丸は、島民全員に島を出るよう言い放ちました。
(『ワンピース』 1077話 尾田栄一郎 / 集英社)動揺する島民に対して、「オハラ」の事件を引き合いに出した戦桃丸。
今回も同様に、エッグヘッドが世界政府から消されようとしていると睨んだようです。
さらに戦桃丸は、「オハラ」以上の事件がエッグヘッドにて起こるのではないか、と推測します。
司令室の戦い
場所は変わって研究室A棟4階「司令室」。
ルフィは「猿王群鴉砲(コングオルガン)」、ルッチは「手銃(シュガン) ”黄蓮(オウレン)”」を用いてS-ベアを攻撃します。
また、カクは「嵐脚(ランキャク) ”乱”」、ゾロは「死・獅子歌歌」でS-ホークを攻撃。
両者は着実にセラフィムにダメージを与えます。
しかしセラフィムは、それでも起き上がってくる様子。
ここでゾロが、セラフィムの特徴を見て、「”キング”に似ている」と発言しました。
それを聞いたベガパンク「正(シャカ)」は、セラフィムが”キング”ことアルベルの「”ルナーリア族の血”で強化されている」と発言。
それを受けて、”キング”との戦闘経験があるゾロは、「背中の炎を注視しろ」とアドバイスを送りました。
(『ワンピース』 1077話 尾田栄一郎 / 集英社)なお、特徴が酷似しているにも関わらずここまで気付けなかったゾロに対し、一同からは総ツッコミが入っています。
その直後、シャカが「『本体』の居場所に一か所心当たりが」と述べ、司令室を後にしました。
それぞれの場所にて
一方その頃、A棟3階では、ナミとブルックがS-シャークと戦闘していました。
ナミはゼウスを用いて「雷霆(ライテイ)」を繰り出すも、S-シャークを倒すことができません。
そんな折、ナミを恐怖させたことに激怒したサンジが登場。
「温度レアァストライク」でS-シャークを吹き飛ばしました。
場所は変わってC棟3階。
ベガパンク「欲(ヨーク)」を石にしてしまったS-スネークを相手に、「悪(リリス)」が”バブルガン”を放ちました。
”バブルガン”は海のエネルギーを用いて作られているようであり、能力者と同じリスクを持つ「グリーンブラッド」持ちのセラフィムにも有効な様子。
フランキーは”バブル”を持ってS-スネークを無力化することに成功しますが、彼女の”可愛さ”に負けてしまい、一部石化させられてしまいました。
その後、フランキーを助けようとしたリリスとウソップも、S-スネークの「メロメロ甘風(メロウ)」を食らって石化。
非常にまずい状況に陥ってしまいます。
犯人は誰？
さらに場所は変わって、研究室の地下「旧”悪魔の実”研究室」。
階段を降りてきたシャカは、囚われているサイファーポールのエージェントとベガパンク「星(ステラ)」を発見しました。
そんなシャカに対し、「誰と来た？」と発したベガパンク。
(『ワンピース』 1077話 尾田栄一郎 / 集英社)……直後、シャカは背後から頭部を銃撃されてしまいました。
ベガパンクの前に現れようとしている者の正体は……？
1078話へ続く。
【ワンピース】1077話の考察と感想
混乱の渦中、エッグヘッド
ベガパンクが作り出した”最強の人類”セラフィムを前に、苦戦を強いられる麦わらの一味。
とはいえ、S-スネークと戦っているウソップとフランキーサイドを除けば、いずれの戦場もピンチというほどではなさそうです。
一方で、”ルナーリア族の血”で強化されているというセラフィムは、驚異的なタフさで何度も立ち上がってくる様子。
果たして麦わらの一味は、この戦いに無事勝利することができるのでしょうか。
裏切り者は誰？
エッグヘッドの「研究層(ラボフェーズ)」で起こっている異常事態の数々。
サイファーポールのエージェントらを拉致したのは、ベガパンク「猫(サテライト)」のいずられかか、それとも新たな勢力か、一体どちらなのでしょうか。
1077話ではステューシーの姿が描かれていなかったことから、二重スパイ説なども散見されますが、CP0到着前からサイファーポールのエージェントらが囚われていたことを考えると、疑問符が残る考察です。
海軍の軍艦が続々と集結している以上、エッグヘッド内の問題を解決したところで、まだ戦いは残っています。
今後の展開やいかに……？
登場キャラの現在状況一覧
ワンピース本誌のネタバレ一覧
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ここから下は、1077話が出る前の予想内容になります。
【ワンピース】1077話以降のネタバレ 予想と考察
麦わら大船団vs海軍艦隊
『ワンピース』1076話では、100隻もの海軍軍艦が「エッグヘッド」へ向かっていることが明かされました。
バスターコールが可愛く見えるほどの超大艦隊であり、いかに”麦わらの一味”と言えども、脱出は難しいのではないかと思われます。
そこで予想できるのが、”麦わら大船団”の到着です。
世界経済新聞が報道を行うであろうことから、世界に”麦わらの一味”の状況が知れ渡ることは必至。
新聞を通して”親分”のピンチを察した子分たちは、ルフィのために駆けつけて来るのではないでしょうか。
また、”王下七武海”ではなくなったボア・ハンコックなども、タイミングこそ違えど、ルフィを頼って登場するのではないかと予想されます。
ガープの行方が描かれる？
ヘルメッポら「SWORD」の面々を拾った後、コビー奪還に向けて海賊島「ハチノス」に向かうことを公言していたガープ。
エルバフに立ち寄ったキッドの様子が描かれたことで、ガープのその後の状況もそろそろ描かれるのではないかと思われます。
ガープが向かう「ハチノス」には、バスコ・ショットやサンファン・ウルフに代表される「インペルダウン」脱獄組が勢揃いしているものと予想される他、青雉もその場に居合わせる可能性が高そうです。
「トラファルガー・ロー vs ”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ」
「ユースタス・”キャプテン”キッド vs ”赤髪のシャンクス”」
「麦わらの一味 vs 新型パシフィスタ『セラフィム』」
…と言ったマッチアップの中に、「”元海軍大将”クザン vs ”海軍の英雄”モンキー・D・ガープ」の戦いが加わるとなると、なかなかの衝撃ですよね。
現在進行中の状況
以下、麦わらの一味が滞留している「エッグヘッド」を除く、主要な状況をまとめました。
ウィナー島
(『ワンピース』 1063話 尾田栄一郎 / 集英社)新世界「ウィナー島」では、ルフィ、キッド、ローのいずれかが持つであろう”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)」を狙った黒ひげが登場しました。
ハズレくじを引いたのはトラファルガー・ローであり、黒ひげ、バージェス、オーガー、ドクQ、ストロンガーら”黒ひげ海賊団”と激しい戦闘を繰り広げています。
勝利するのは難しいのではないかと思われますが、ハートの海賊団の立ち回りは……？
エルバフ
(『ワンピース』 1076話 尾田栄一郎 / 集英社)1076話で明かされたところによると、ウォーランド「エルバフ」には、現在シャンクス率いる”赤髪海賊団”が停泊しています。
そんな危険な島に近付いているのが、ワノ国の天上決戦を経て名を挙げたユースタス・”キャプテン”キッドです。
エルバフにおける”赤髪のシャンクス”は完全に”ヒーロー”であり、一方のキッドは”ヒール”役。
巨人サイドはドリーとブロギーがシャンクスの加勢をするとあって、士気も十分となっています。
2人の海賊による戦いは、シャンクスサイドが戦闘をリードすることになりそうです。
ハチノス
(『ワンピース』 1071話 尾田栄一郎 / 集英社)「女ヶ島」にて元”王下七武海”ボア・ハンコックの拿捕に失敗したコビーは、あろうことか”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチに拉致されてしまいました。
その後、海賊島「ハチノス」にて拉致されているであろうコビー。
そこで動いたのが、海軍の”英雄”ガープでした。
ガープはヘルメッポらを伴い、コビーを奪還するために「ハチノス」へ向かうことを宣言。
一方のハチノスには、現在黒ひげとその初期メンバー(ラフィット除く)らが出払っており、”レベル6組”や元海軍大将「青雉」ことクザンが居合わせているのではないかと思われます。
ウィナー島やエルバフと同じく、激戦は必至でしょう。
世界経済新聞社
(『ワンピース』 1073話 尾田栄一郎 / 集英社)世界経済新聞によって「行方不明」と描かれていたアラバスタ王国の王女ビビ。
その実、ビビはワポルと共に世経の本社にて匿われていたようであり、世界政府にとって都合の悪い”何か”を見たであろうことが示唆されています。
もはや表の世界に戻ることが難しくなったビビ。
今後は革命軍かルフィらとの合流が濃厚でしょうか。
赤い土の大陸
(『ワンピース』 1071話 尾田栄一郎 / 集英社)現在の「赤い土の大陸(レッドライン)」では、元「王下七武海」にして天竜人の”無敵奴隷”バーソロミュー・くまが壁をよじ登るという前代未聞の事態が起きています。
くまの行動の目的は、現時点では謎です。ただ、元々は能力を利用して飛行しており、途中で「赤い土の大陸」にぶつかってしまったことから、”新世界”こそが目的地なのではないかと予想されます。
スフィンクス
”白ひげの愛人”を自称するミス・バッキンガム・ステューシーは、エドワード・ウィーブルと共に白ひげの故郷「スフィンクス」を訪れていました。
世界政府非加盟のスフィンクスでは、海軍の面々による略奪行為に近い暴虐が行われていましたが、現れたウィーブルがこれを一掃します。
しかし、その後に現れた海軍大将「緑牛」により、当のウィーブルは連行されてしまったようです。
現在のウィーブルの様子は不明であり、続報が待たれます。
https://bookwiz.me/onepiece1077y
最終章の展開予想
登場キャラの現在状況一覧
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(C)尾田 栄一郎
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