『ワンピース』本誌1055話のネタバレ記事です。緑牛の襲撃から救国の英雄を守るため、懸命に戦うモモの助ら。圧倒的な実力を持つ緑牛だったが、ある人物が助太刀をして・・・。
ワンピース1055話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「ワンピース」の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
前回1054話のおさらい
・”海軍大将”緑牛が襲来。ルフィらを護るため、モモの助と臣下の侍が立ち塞がる。
・緑牛はモリモリの実の”森人間”。”自然(ロギア)”そのものの強大な力を持つ。
・ヤマトも戦いに加わるも、モモの助が戦わないよう要請。
・ワノ国近海ではシャンクスら赤髪海賊団が停泊しており、島内の異変を察知していた。
・海軍本部では、海軍捜査局局長”黒馬”テンセイと”赤犬”サカズキ、”黄猿”ボルサリーノが顔を突き合わせ、革命軍が起こした事件について言及。
・アラバスタ国王殺害が報じられたサボは、”炎帝”として民衆の支持を得ていた。
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ワンピース本誌1055話のネタバレ
緑牛の猛攻
緑牛の激しい攻撃を前に、「ぜったい手を出すな!!!」とヤマトを制止するモモの助。
しかし、状況は芳しくありません。
そんな中、雷ぞうが「”巻々の術”『火遁』」で”火”を生み出し、緑牛を攻撃。
木々の弱点たる”火”は効果抜群かに思われましたが、緑牛は対策済み。
”防火林”によって火を消し止め、反撃に転じます。海軍本部の「大将」は、わかりやすい弱点をぶら下げておくほど生易しい存在ではないようです。
そして緑牛は、武装色を纏った根を伸ばし、雷ぞうを刺突。傷口から水分を吸い取り、雷ぞうを干からびさせて見せます。
河松やネコマムシ、傳ジローが懸命に攻撃を仕掛けますが、緑牛の木々は斬れども斬れども生えてくる様子。
そして侍たちは、緑牛の木の根によって動きを封じられてしまいました。
かつてのワノ国
場所は変わって花の都。
城内の地下に存在する光月スキヤキの秘密の部屋には、更なる地下へと続く隠し階段が用意されていました。
光月スキヤキの案内により、ロビン、ローの2人が地下へと歩みを進めます。
長い階段を降りた末、ロビンとローがガラスのブロックの先を覗くと……そこには、海底に沈むワノ国の街並みが広がっていました。
光月スキヤキいわく、それは800年前に存在した”もう一つのワノ国”。
かつてワノ国は、何らかの事情によって島を囲む”壁”を作り出しました。降り注ぐ雨が”壁”の内部に溜まり、やがてワノ国は水没。
聳え立つ”藤山”の中腹に建てられたのが”現在のワノ国”です。
ロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”が祀られているのは、そんな”もう一つのワノ国”が存在した、遥か地下深く。
以上をもって”麦わらの一味”はロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の文章を3つ手に入れたこととなり、あと1つで”ラフテル”へと辿り着くことができます。
そして光月スキヤキは、古代兵器”プルトン”が、さらに地下深くに眠っているとの噂を口にします。
彼自身も見たことはないとのことですが、”プルトン”を動かすためには、ワノ国を囲む壁を取り払う必要があるとのこと。
すなわち、光月おでんが目指した「開国」は、国の防御壁を破壊し、古代兵器”プルトン”を解放することを意味していたようです。
将軍の決意
場所は戻ってモモの助サイド。
緑牛は、自身を邪魔する侍らを捉え、モモの助を追い詰めていました。
「ルフィ達に頼ろう!!」と呼びかけたヤマトでしたが、モモの助はそれを一蹴。
ワノ国の将軍となったモモの助は、これまで鬼ヶ島に閉じ込められていたヤマトを、”自由な身”としてきちんと送り出したいとのこと。
そして、カイドウ戦において全面的に”麦わらの一味”の協力を得たモモの助は、今度こそワノ国を護る”将軍”として、自身らの力で緑牛を追い払いたいようです。
決意を固めたモモの助の口からは、遂に”熱息(ボロブレス)”が放たれました。
モモの助の連発”熱息(ボロブレス)”により、さすがの緑牛も劣勢を強いられます。
しかし、そんなモモの助の覚醒によってむきになった緑牛は、本気を出すことに。
危うい空気感が流れる中、島外から強力な”覇気”が流れ込みました。
黒い稲妻となって緑牛を威圧する”それ”は、”四皇”赤髪のシャンクスの覇気。
歴史を変えた”新緑”を摘もうとする緑牛に対し、「そりゃあちょっとヤボじゃないか?」とシャンクスは問います。
さらに彼は、「そんなに恐いか? 『新時代』が!!!」と一言。
シャンクスを敵に回すつもりがない緑牛は、”麦わらのルフィ”の首を諦め、ワノ国を去っていきました。
そんな様子を花の都ないから見守っていたルフィ、ゾロ、サンジ、ジンベエ。
ルフィは島外からの”覇王色の覇気”の主に勘付いており、「懐かしい顔が浮かんだ」と微笑みました。
シャンクスが乗る船”レッド・フォース号”は、ワノ国を背に次なる航海へと乗り出します。
1056話へ続く。
ワンピース1055話の考察と感想
成ったモモの助
将軍として外様に頼らず自国を護る決意を固めたモモの助。
そんな決意に呼応するように、彼の口からはカイドウの技”熱息(ボロブレス)”が放たれました。
まだまだカイドウの強さには遠く及ばないであろうことは言うまでもありませんが、それでもモモの助は”龍に成った”のです。
そんなモモの助の決意と覚悟の戦いを、暖かな眼差しで見守っていた”麦わらの一味”の四強。そして、歴史を変えた”新緑”を摘ませないため、力の一端を示した”四皇”赤髪のシャンクス”。
なんともアツい構図であり、最終章に向けて物語の盛り上がりが加速し始めている事実をヒシヒシと感じさせる一話でしたね!
間もなくワノ国を出立か
ワノ国での宴パートも終わり、ロビンがロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”に辿り着いたシーンが描かれた1055話。
あとは本格的な”ヤマトの仲間入りシーン”と、モモの助らとの別れのシーンが残されたのみであり、ワノ国出立は近いのではないかと考えられます。
世界会議(レヴェリー)で起こったアラバスタ国王殺害事件や、王女ビビの失踪など、海外では”麦わらの一味”にとっても無関係とは言い難い事件が盛り沢山。
今後の『ONE PIECE』は、どのようにストーリーが進行していくのでしょうか。
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ここから下は、1055話が出る前の予想内容になります。
1055話以降のネタバレ予想
新たな組織について
『ONE PIECE』1054話では、新たに2つの組織が登場しました。
現時点では、いずれの組織も実態を含む詳細が不明です。しかし、そんな新組織の登場が”後半の盛り上がりにあたっての準備”であるならば、今後間違いなく活躍を見せてくれるはず。
以下からは、それぞれの組織の今後の活躍について考察しています。
海軍捜査局
『ONE PIECE』1054話にて、局長の”黒馬”テンセイと共に登場した、”海軍捜査局”なる組織。
新勢力というよりは、海軍で枝分かれする組織の一つだと言えそうです。
そんな海軍捜査局の職務は、名前の通り”捜査”だと考えられます。革命軍を筆頭に、犯罪組織が関連するであろう何らかの事件が起こった際、その調査を任されていると考えるのが自然でしょうか。
事実として、赤犬の元に訪れた黒馬は、”王女ビビ失踪の件”について、コブラ王殺害事件との関連性を含めて調査中と述べています。
つまり海軍捜査局は、足取りの掴めない革命軍総司令”反逆竜”ドラゴンの追跡を含む、現実世界における”刑事”としての役割を担っているのではないでしょうか。
また、刑事のような捜査主体の組織であると考えると、捜査局員は”武官”たる海軍一般兵と対をなす”文官”であるはず。
そう考えると、今回登場した”黒馬”は、ルフィよりはサボに大きく関わってくる人物だと考えられます。
神の騎士団
海軍捜査局と共に登場した組織「神の騎士団」。
具体的には、”神々の地”で起きた「チャルロス聖殺人未遂」と、その犯人を逃したミョスガルド聖について、神の騎士団が介入した上での”審議”が行われているようです。
現時点では名前のみの登場であり、強さや実績、実態はおろか、姿さえも登場していない神の騎士団。
その名前から、CP0のような”天竜人”や”五老星”直轄の組織であると予想されます。
武力はともかく、権力の点では海軍の上を行く組織だと見て間違い無いでしょう。
ともすれば、”イム様”も関連する組織である可能性もありそうです。
”神”と聞くと、”神の天敵”たる”D”を名に持つ人物たちが思い浮かびますが、果たして…?
コブラ殺害はイムの指示か
歴史より消すべき”灯”
世界会議(レヴェリー)開催期間中に発生し、モルガンズによって世界に届けられた「コブラ王死亡」の記事。
その犯人は、”炎帝”として多くの民から支持を受ける、革命軍参謀総長サボです。
しかし、殺されたコブラ王は、我々読者に明かされている限りでは、殺されるべきでない仁君であったように思われます。
800年前に「世界政府」を作り上げた”最初の20人”の家系にして、マリージョアから去ったネフェルタリ家。
世間は「”最初の20人”の末裔を革命軍が討った」ことに大きな意味を見出しているようですが、メタ的に見れば、サボが突拍子もなくコブラ王を討ち取るはずがありません。
”サボによるコブラ王殺害”が、世界政府お得意の”情報操作”によるものだった場合、真犯人筆頭となるのは”五老星”です。
”虚の玉座”に座したイム様に跪き、「歴史より消すべき”灯”」について問うた五老星たち。
”灯”としてコブラが挙がったのだとすれば、今回の事件にも合点が行きます。
ビビが革命軍入り?
上述した通り、父であるコブラ王を殺害されてしまった、アラバスタ王国王女 ビビ。
五老星が真犯人であると仮定した際、もし彼女が現場に居合わせたのだとすれば、五老星は”口封じ”を敢行するのでは無いかと思われます。
そうなった場合、”聖地”マリージョアにて彼女を護ることができる存在は、革命軍のみです。
失意のビビは、革命軍の庇護下に入りつつ、旧知の中であるルフィに助けを求める、などが自然な流れでしょうか。
乗船はしなかったものの、”麦わらの一味”に仲間として認識されているビビ。
ルフィが世界政府に喧嘩を売る土壌が整ってきているのではないでしょうか。
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(C)尾田 栄一郎
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