『ワンピース』に登場するキャラクター「ヒノキズの男」についての考察記事です。「ヒノキズの男」とは、”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”のうち1つを保有しているとされる謎の人物。その正体は一体……?
【ワンピース】作品の概要
週刊少年ジャンプ連載『ワンピース』の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
【ワンピース】ヒノキズの男とは?
ヒノキズの男の概要
”ヒノキズの男”とは、『ワンピース』105巻の第1056話にて初めて名前が登場したキャラクターです。
キッドが”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”の文脈で口にしていた他、1081話にて「黒ひげ海賊団」の面々も”ヒノキズの男”について言及していました。
曰く、”ヒノキズの男”とは”ロード歴史の本文”の1つを所持しているとされる人物。
つまり、これからのストーリーにて極めて重要になるキャラクターです。
今回の記事では、そんな”ヒノキズの男”の正体について考察していきます。
【ワンピース】ヒノキズの男の正体
判明している事実
”ヒノキズの男”を巡っては、『ワンピース』第1081話にていくつかの新事実が判明しました。
まず1つ目が、初めて名前が登場した第1056話時点でも匂わされていた通り、”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”を所持しているらしいということです。
ただし、この情報は確定ではありません。今では”赤髪のシャンクス”に次ぐ古株である「四皇」”黒ひげ”ですら噂程度でしか知らないようです。
続いて、真っ黒い船に乗っており、近づいた敵船を巨大な渦で飲み込んだという事実。
そして最後に、元「海軍本部」大将であったクザンが認知していないという事実です。
以下からは、これらの情報をもとに”ヒノキズの男”の正体を考察していきます。
ヒノキズの男|ドラゴン説
最初に考えたいのが、革命軍の指導者たるモンキー・D・ドラゴンです。
ルフィの実父であるドラゴンは、作中の比較的初期から登場している人物。
風、あるいは天候を操る能力者ではないかと目されていることから、海上に渦を作り出すことも可能でしょう。
また、ドラゴンが乗るヴィント・グランマ号は、作中にて真っ黒な塗装が施されているように見えます。(カラー版では真っ黒ではないのがネックか)
仮にドラゴンが”ヒノキズの男”の正体であるとすると、今後のストーリーで政府だけでなく海賊側のキャラクターとも関わる展開が描かれるかもしれませんね。
ヒノキズの男|サウロ説
続いては、ハグワール・D・サウロであるとする説です。
上述のドラゴンとは打って変わって、サウロには全身に”傷”があります。
それは、クザンの”アイスタイムカプセル”を食らったことによる傷です。
その傷が火傷を負ったかのような見た目であった場合、”ヒノキズの男”と呼ばれていても違和感はありません。
一方で、”真っ黒い船”や、”渦”を作り出す能力については説明が難しく、可能性としては薄そうな印象を受けます。
ただし、サウロは大量の文献を「オハラ」から「エルバフ」に移す活躍を見せていますから、いずれにせよ今後の再登場の可能性は高そうです。
また、「エルバフ」繋がりで述べると、未だ登場していない巨人族の王子「ロキ」も今後の重大キャラの1人として挙げられます。
麦わらの一味が「エルバフ」に降り立った時、物語が大きく動き出すかもしれませんね。
ヒノキズの男|スコッパー・ギャバン説
続いては、”海賊王”ゴール・D・ロジャーの船員(クルー)のスコッパー・ギャバンです。
ギャバンといえば、シャンクスやバギーとは異なり、ロジャーらと共にラフテルへ到達している人物。
ゆえに、”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”についての重大な情報を握っていてもおかしくはありません。
また、登場回数の少なさから、実力や動向の一切が不明であり、だからこそ海上に渦を起こすことのできる能力者である可能性も十分にあり得ます。
さて、そんなギャバンと言えば、ス”コッパー(銅)”という名前から、”シルバー(銀)”ズ・レイリーに次ぐロジャー海賊団のNo.3ではないかと目されている人物です。
レイリーと異なる点の1つとしては、”麦わらの一味”との接点がないことでしょう。
シャボンディ諸島で登場したレイリーは、新世界突入前という重要な地点にて、一味を手助けする役目を請け負いました。
今後ギャバンも登場するのであれば、レイリーと同じ一線を退いた人物として、ルフィら若き海賊たちを手助けする姿が描かれるかもしれません。
ヒノキズの男|新キャラクター説
最後に考察したいのが、新キャラクター説です。
例えば、今後のストーリーにおいて登場することが確定している「眼帯の海賊」や、シリュウが予想する「政府側の人間」などが考えられます。
前者の「眼帯の海賊」については、もはや予想の仕様がないキャラクターです。一方の後者については、考察のしがいがありそうですよね。
例えばイム様や五老星、下は「SWORD」のような海軍の特殊組織など、様々なキャラクターが候補として考えられます。
そもそも、第2の”海賊王”を生まない為に「世界政府」が”ロード歴史の本文(ポーネグリフ)”を管理するというのは、非常に理に適っている対策です。
上述した3名の反政府側の人間と、「世界政府」の人間。
果たしてどちら側の存在が”ヒノキズの男”の正体なのでしょうか。
ヒノキズの男|まとめ
表記揺れについて
『ワンピース』第1056話で初めて名前が出た”ヒノキズの男”は、”火ノ傷”と漢字を含む形で記載されていました。
一方で、第1081話で再び名前が登場した際は、”ヒノキズ”とカタカタ表記です。
表記揺れの謎については未だ判然としていません。……が、仮に何か意味があるのであれば、キッドの”火ノ傷”という認識が誤りであり、例えば”日ノ傷”が正当である……といった可能性も考えられそうです。
まとめ
以上、”ヒノキズの男”の正体について考察しました。
真っ黒な船に乗り、海を操ることでその正体を秘匿のベールに覆い隠している”ヒノキズの男”。
今後のストーリーで明かされる、その衝撃の正体とは……?
これからの『ワンピース』も見逃せませんね。
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(C)尾田 栄一郎
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