ワンピース1046話以降のネタバレ解説。ジョイボーイとして覚醒したルフィは、ギャグ漫画かのような立ち回りでカイドウを翻弄する。幹部陣やビッグマムが堕ちたいま、残るはカイドウの首のみ。四皇と五人目の皇帝の戦い、その勝者は…？
ワンピース1045話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「ワンピース」の概要
〝ひとつなぎの大秘宝〟を巡る海洋冒険ロマン!!
時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。
そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
本誌1045話のネタバレ
鬼ヶ島の屋上、再び対峙した2人。
カイドウは、ルフィの”ゴム”の能力が”他”に影響を与えている様子を見て、”超人(パラミシア)系”悪魔の実の覚醒だと確信する。
しかし、ルフィは姿そのものにも変化が現れており、まるで”動物(ゾオン)系”悪魔の実かのよう。それもそのはず、ルフィが口にした実は「ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」という別名も持っている。
龍の姿のカイドウは、ルフィの虚を突いて丸呑みする。
(ONE PIECE 1045話 尾田栄一郎 / 集英社)飲み込まれたルフィは、攻撃を加えながらカイドウの体内を爆走し、”ゴムゴムの風船”を繰り出した。
”ゴム”の力が影響を及ぼし、ルフィと共に膨らむカイドウの腹部。
ヤマトは、そんな父のあられもない姿を見ると、「あんなフォルムあったっけ!!」と困惑する様子を見せた。
”ゴムゴムの脱出ロケット”でカイドウの体内を脱出することに成功したルフィは、続けざまに”ゴムゴムの巨人(ギガント)”を使用。
自身の身体そのものを巨大化させ、カイドウを使って縄跳びを行うなど、文字通り手玉に取って見せる。
一方のカイドウも、負けじと「熱息(ボロブレス)」を放射。攻撃をまともに受けたルフィだったが、丸焦げになりながらも立ち向かう。
(ONE PIECE 1045話 尾田栄一郎 / 集英社)しかし、ジョイボーイとして覚醒してなおカイドウにダメージを与えることは困難であり、ルフィは遂に限界を迎えてしまった。
ギア5が切れ、疲れ果てた様子を見せたルフィだったか、モモの助や玉、錦えもんにペドロの名を呼ぶと、再び”覚醒”してみせた。
「ドンドットット♪」と鳴り響く心臓。
ルフィは再び真っ白な姿へと変形し、”他”にゴムの影響を与えつつ、カイドウ相手に立ち回る。
(ONE PIECE 1045話 尾田栄一郎 / 集英社)カイドウの金棒「八斎戒」をまともに食らい、一時的に顔の形が変形するも、大きなダメージは負っていない様子のルフィ。
前話で五老星が述べていた通り、「ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」は、とにかくふざけた能力に見える。
シリアスな戦闘シーンに一人飛び込んだ、ギャグマンガかのような能力。ルフィは戦いそのものを楽しみつつ、カイドウの顔面に拳を叩き込んで見せた。
「武装色」と「覇王色」、両方の覇気を纏ったルフィの攻撃は、強力そのもの。
ほとんど五分の戦闘が続く中、ルフィは「楽しいなァ!!! カイドウ!!!」と声をかけた。
ワンピース1046話以降のネタバレ予想
カイドウ戦の結末
ゴムゴムの実の別名「ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」が覚醒を果たし、爆発的に力を増したルフィ。
”覚醒”は、周囲にゴムのような性質を与えるのみならず、ルフィの姿を真っ白に変え、全身を巨人化することすらも可能としました。
ルフィは命を削ってニカの姿を保ち、ギャグ漫画かのようなデタラメな力を駆使してカイドウを翻弄します。
1045話では、主にルフィによってカイドウが押される形でしたが、1046話以降では一度カイドウが盛り返す回が描かれるのではないでしょうか。
幹部陣やビッグマムは既に敗北していますから、残るはカイドウの主級のみ。
”四皇”カイドウと”五人目の皇帝”ルフィによる未だかつてない大熱戦は、遅くともあと2、3話の間に決着すると予想します。
ジョイボーイの謎
”解放のドラム”と共に、太陽の神ニカさながらの姿へと変貌を遂げたルフィ。
ズニーシャ曰く、ルフィこそが現代の”ジョイボーイ”です。
”ジョイボーイ”と言えば、空白の100年を生き、最後の島”ラフテル”とも関連の深い人物。
しかし、”ジョイボーイ”として覚醒したルフィの自我は、以前と変わらずルフィのままです。
とはいえ、今回ルフィが”ジョイボーイ”として覚醒したことによって、世界の流れが変わり始めるのではないでしょうか。もちろん、ズニーシャの接近や、五老星が命じたルフィ抹殺もその一部です。
世界政府との戦い
1043話以降の展開により、五老星を筆頭とする世界政府が、ルフィに対して明確な殺意を抱いていることが判明しました。
それもそのはず、”太陽の神”ニカの名を冠する悪魔の実を食べたルフィは、世界政府にとって不都合そのもの。
ルフィと世界政府との間に、明確な敵対構造が見え始めましたね。
(ONE PIECE 800話 尾田栄一郎 / 集英社)ここで鍵となってくるのは、『ONE PIECE』ドレスローザ編の終盤、800話の展開です。
800話では、”麦わらの一味”に、バルトロメオら率いる7組の海賊を加えた”麦わら大船団”が「歴史に名を残す大事件を起こす」と語られていました。
カイドウ戦を終えた後に待ち受ける”大事件”として考えられるのは、敵対関係にある世界政府との戦いです。
打倒世界政府を掲げる組織には革命軍も挙げられますから、大きな戦いとなることは必至でしょう。
世界政府は、作中世界の根幹にかかわる秘密を握っているであろう組織。そんな組織が敵対するとなると、いよいよ終盤が迫っているようにも思われます。
とはいえ、マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団との決戦も残っていますから、まだまだ『ONE PIECE』は続きそうですね！
登場キャラの現在状況一覧
ワンピース本誌のネタバレ一覧
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(C)尾田 栄一郎
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