伊黒と炭治郎の連携により、徐々に追い込まれていく鬼舞辻無惨。縁壱につけられた古傷が露出し、無尽蔵の体力があるはずなのに息切れすら始まり、無惨はついに逃亡を試みる。そしてその頃、街からほどないところに禰豆子が到着した。目は人間に戻りかけており……
鬼滅の刃196話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
前回195話のおさらい
・弱体化していく無惨に畳み掛ける炭治郎たち
・ついに無惨が逃亡を始める
・炭治郎たちは逃亡を食い止めるべく、必死に食い下がる
・伊黒の刀がついに無惨の喉元を貫く
・その頃、禰豆子が街へと到着する
鬼滅本誌196話のネタバレ
炭治郎のもとへ走り続ける禰豆子。
人間に戻りつつあり、その足取りは徐々に重くなってゆく。激しい息切れを起こし、大量の汗をかいている。
禰豆子の脳裏には、人間だった頃の記憶が蘇り始めていた。ついに、無惨に襲撃された日のことを思い出す。
雪の降る夜、家の玄関に無惨の姿があった。弟たちは禰豆子に逃げてと叫び伝えるが、無惨に次々と血を注入され倒れてゆく。
少量の血を注入しただけで死んだ兄弟に対し、無惨は非情にも落胆の表情を見せるのだった。
大切な家族の命を奪った無惨を思い出し、怒りの感情が湧き上がる。
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その後次々と禰豆子の脳裏に思い浮かぶのは、鬼となってから出会った人々の姿であった。
禰豆子のことを助けた義勇や鱗滝。ともに鬼と戦った善逸や伊之助、柱たちなどのことを思い出す。記憶が戻るにつれて、爪は歯は人間のように短くなってゆく。
最後に思い浮かぶのは、優しく手を差し伸べながら禰豆子の名を呼ぶ「炭治郎の姿」だった。
禰豆子は涙を流しながら全てを思い出す。自分は、鬼に家族を殺された人間「竈門禰豆子」であると。
禰豆子の姿は紛れもなく人間に戻っていた。
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無惨は柱たちがまだ生きていることに気づく。実弥や義勇は致命傷を負っていたが、愈史郎の治療により命を取り留めていた。
夜明けまで35分を切り柱の復活も近いことから、再び逃亡を図る無惨。縁壱と戦った時のように、体を膨張させ分裂で逃げようとする。
しかし、いくらやっても分裂することができないのだ。
無惨は気づく。珠世の3つ目の薬によって分裂を妨害されているのだと。
恨みがましい笑みを浮かべながら珠世は、無惨の推測は外れだと否定する。突如、血を吐き出す無惨。
珠世が仕込んだ薬は、3つではなく4つだったのだ。
4つ目に仕込んだのは「細胞破壊の薬」であり、3つの薬で弱った無惨を体内から破壊してゆくのだと。
無惨の死は其処まで近づいている……197話へと続く。
197話以降について
最終決戦のネタバレ一覧
21巻 | ||||
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179話 | 180話 | 181話 | 182話 | 183話 |
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193話 | 194話 | 195話 | 196話 | |
23巻 | ||||
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202話 | 203話 | 204話 | 205話 |
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ここから下は、196話が出る前の予想内容になります。
196話の予想
前の話に登場した人物たち
キャラ | 現在の状況 |
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竈門炭治郎 |
無惨戦において瀕死となるが、愈史郎の治療によって復活。無惨と対峙中。しかし右目は欠損して、顔の半分は鬼の細胞が残ったまま。戦いの中で13個目のヒノカミ神楽の発動条件に気付く。 |
竈門禰豆子 |
炭治郎のもとへと向かっていたが、ついに街へと到着。さらには右目が人間のものへと戻っている。 |
伊黒小芭内 |
無惨の全力攻撃を受けるが、かろうじて生存する。両目を失明しているが、鏑丸と愈史郎の札によって視界を開き無惨と戦う。 |
鬼舞辻無惨 |
異形へと姿を変え、柱全員を相手にして戦闘中。だったが、珠世に盛られた薬により9,000年分以上老化しており、着々と弱体化していっている。さらに、縁壱による古傷が浮かび上がり体力の限界を迎える。 |
無惨は逃亡してしまう?
縁壱の時と同じように、自身の危機を感じたら一目散に逃亡しようとする無惨。
炭治郎たちは必死に食い止めようとしますが、このまま無惨は逃亡してしまうのでしょうか?
逃亡する可能性は限りなく低い
生き残ることを最優先に考える無惨ですが、今回の逃亡は失敗するのではないかと考えられます。理由は2つ。
1つ目は、無惨が弱体化していること。
縁壱の頃は、弱体化する薬は投与されていませんでした。今回は、縁壱の残した古傷に加えて、老化して弱体化し続けていることから逃げるのは困難なのではないでしょうか。
2つ目の理由は、対峙する剣士たちが一切躊躇していないこと。
縁壱は無惨に初めて会った際、トドメは刺さずに「命を何だと思っているのか」と問いかけ、対話することを試みます。しかし、その隙がアダとなり、無惨の逃亡を許すことになってしまいました。
今回は、無惨が逃げることを知っている炭治郎が、死ぬ気で食い下がってきています。老化に加えて、命をかえりみずに向かってくる剣士たちがいることから、無惨の逃亡は困難を極めると予想できます。
禰豆子は人間に戻っているのか?
禰豆子について
禰豆子は対無惨戦において、重要な鍵となる人物なのは間違いありません。しかし、人間に戻っているのか、それとも鬼のままなのかによって役割に大きな違いがでます。
鬼のままの場合
炭治郎の「治らなかった細胞」を治療したり、炭治郎の刀を爆血刀にしたり、無惨に爆血を浴びせて致命傷を与えたりと大活躍が期待できます。
しかし一方で、禰豆子は無惨が追い求めてきた「太陽を克服した鬼」。つまり、禰豆子を吸収することで。無惨が夜明けを克服してしまう可能性もあるのです。
人間に戻っている場合
炭治郎と合流することによって兄妹の絆が描かれるという、「演出」としての役割が大きくなります。
ただ、ここまで走ってきている段階で人間の脚力や体力を凌駕していることから、半分人間、半分鬼の状態なのではないかと考えられますね。
爆血を使えるかどうかはわかりませんが、無惨を倒す際に重要な役割を持ったままというのは間違いないのではないでしょうか。
最終決戦のネタバレ一覧
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(C)吾峠呼世晴
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