鬼滅の刃

【鬼滅の刃】竈門禰豆子(ねずこ)の強さ・魅力まとめ|太陽克服の理由は青い彼岸花が影響しているかも

鬼滅の刃(きめつのやいば)の「竈門禰豆子(かまどねずこ)」の解説記事です。禰豆子の強さ、魅力、太陽克服の理由、無惨に吸収されるかについても考察しています。

竈門禰豆子(ねずこ)とは?

鬼でありながら自我を保つ少女

禰豆子の画像

竈門禰豆子とは、主人公「竈門炭治郎」の妹であり、鬼となってしまった少女のこと。仇である鬼舞辻を倒すため、炭治郎とともに旅を続けます。

鬼でありながら自我を保ち続け、人を傷つけることはありません。人は守るべき対象として考えており、鬼殺隊と共に鬼狩りに身を注いでいます。

禰豆子の来歴

竈門炭治郎立志編

母や兄弟と共に幸せに暮らしていた禰豆子。しかしそこへ鬼舞辻無惨が現れ、家族は殺され禰豆子は鬼となってしまいます

鬼となった当初は理性を失っていましたが、強い意志で自我を制御し始め、人間の血を摂取せずにいられるように。炭治郎と共に鬼殺の道へ進み、下弦の鬼「累」を苦しめるまでに成長しました。

無限列車編

那田蜘蛛山での戦いの後、炭治郎たちと共に無限列車の事件解決へ向かうことに。禰豆子の存在に懐疑的だった、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、下弦の壱「魘夢」討伐に挑みます。

迫り来る鬼から、命懸けで乗客を守り続けた禰豆子。その姿を炎柱はしっかりと見届け、禰豆子は鬼殺隊の仲間として正式に柱から認められることになります。

吉原遊郭編

音柱の宇髄天元らと共に、消えた3人の嫁を探すため吉原遊郭へ向かうことに。その遊郭を支配していたのは、上弦の陸「堕姫・妓夫太郎」でした。

柱3人分に匹敵する上弦の鬼を前に、隊士たちが圧倒される中、禰豆子は鬼として覚醒し、上弦の鬼に匹敵する成長を見せることに。

戦いが終わった後には、血気術「爆血」で鬼の毒を浄化し、宇髄たちの命を救うという、大活躍を見せるのでした。

刀鍛冶の里編

鋼鐵塚から日輪刀を受け取るため、刀鍛冶の里を訪れた炭治郎と禰豆子。極秘な土地である里には平和な空気が流れていましたが、突如上弦の鬼「玉壺」「半天狗」が襲来。

その場にいた不死川玄弥、時透無一郎、甘露寺蜜璃とともに戦いに挑みます。玉壺は無一郎が痣を発現し単騎撃破に成功しますが、半天狗は分裂の血気術で4人がかりでも苦しい戦いに。

しかし、禰豆子が日の光を浴びるという、命を失う覚悟で鬼を追い詰めたことで、炭治郎は半天狗の首を斬ることに成功します。

最終決戦編

珠世の作った人間戻りの薬を服用し、ついに人間に戻った禰豆子。炭治郎が無惨に乗っ取られてしまいますが、命がけで鬼化した炭治郎の説得を続け、炭治郎を人間に戻すことに成功します。

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禰豆子の能力・強さ

体の大きさを変化させる

体を縮める禰豆子

状況に応じて、自分の体を大きくしたり小さくできます。小さくなる能力は、敵の攻撃を回避したり、太陽から身を隠す場合に使用することが多いです。こ

一方で体を大きくする場合は、身体能力が大幅に上昇し、上弦の鬼に匹敵するほどの力を手に入れます。その反面、鬼の本能が強く出て暴走しやすく、人を喰らおうとする仕草を見せることも。

しかし半天狗との戦い時点で、体の大きい状態でも自我を保てるようになっています。

血気術「爆血」を使用できる

爆血を放つシーン

自身の血を燃やし爆ぜさせる血気術を持ちます。鬼を灼熱の炎で焼き尽くすことが可能です。一方で、人間には全くの無害というのが特徴的。

また、人間が解毒薬の効かない鬼の毒を受けてしまっても、禰豆子の爆血で解毒することも可能です。攻守に渡って活躍する禰豆子最大の切り札と言えるでしょう。

ただし、血を使いすぎると眠ってしまうため、爆血はここぞの時に使い、基本的には爪を使って戦うことが多いです。

上弦の鬼に匹敵する再生能力

体を再生させるシーン

鬼舞辻に分け与えられた血の量が多く、怪我の回復速度は上弦の鬼に匹敵するほど。鬼ゆえにほぼ不死身であり、回復能力を兼ね添えた禰豆子は、鬼側からすればかなり厄介な存在です。

また少し話がそれますが、鬼舞辻の血の量が多い関係で、元々の身体能力も非常に強力になっています。

弱点である太陽を克服

鬼の弱点の1つである太陽を克服しています。「夜明けまで」という制限を気にせず戦うことができ、他の鬼にはない強みと言えるでしょう。

禰豆子の性格・魅力

人間を慈しむ・食べない

人を守る禰豆子

他の鬼とは違い、人間を食べず守るべき対象として理解しています。人を食べない代わりに、眠ることで体力を回復しており、長い眠りにつくことも。

鱗滝の暗示の効果だと思われていましたが、それだけでなく自我を持って人間を守っていることが、珠世との会話で明らかになっています。

自分を犠牲にして家族を大切にする

優しい禰豆子

人であった頃は、自分のことよりも家族の幸せを考え、家庭を支えた禰豆子。自分の着物がボロボロになっても、決して着物をねだらず、下の子たちにご飯を沢山食べてさせてと炭治郎に伝えていました。

誰よりも優しい音のする炭治郎。その炭治郎と同じくらい優しい心を持つのが禰豆子です。

町でも評判の美人

人間の頃から容姿端麗であり、炭治郎曰く、町でも評判の美人だったと言います。善逸は禰豆子に一目惚れしていましたし、愈史郎も美人と評していました。

優れた容姿を兼ね備えるのも、禰豆子の魅力の1つと言えます。

禰豆子推しになるエピソード3選

渾身の「プイッ」

実弥のそっぽを向く禰豆子

鬼を同行させているという理由から、産屋敷邸に呼び出された炭治郎と禰豆子。一部の柱は、禰豆子が人を襲わないことに納得できない様子を見せます。

証明のため、禰豆子は飢餓状態の中、目の前に突き出された実弥の血に誘惑されます。よだれをダラダラ垂らす禰豆子。

しかし最終的に、禰豆子は自我を保ち続け、実弥のいない方へそっぽを向くのです。

里の人を救うため炭治郎を投げ飛ばす

太陽で焼ける禰豆子

刀鍛冶の里にて、里の人を捕食しようとする半天狗とそれを追う炭治郎。しかし夜が明けてしまい、それ以上半天狗を追えば禰豆子が太陽に晒されてしまう状況に。

禰豆子を救うか半天狗を殺すか。決断できない炭治郎でしたが、禰豆子は自分を犠牲にして炭治郎を半天狗の方へ蹴り飛ばします。

太陽に焼かれる禰豆子。自分を犠牲にしてまで里の人を守る禰豆子の姿勢に、思わず感動してしまいます。

炭治郎が前を向けるように励ます

兄を励ます禰豆子

上弦の鬼「堕姫・妓夫太郎」との戦闘中に気絶した炭治郎。夢の中には人間時代の禰豆子が登場します。

皆を守りきれなかったことに後悔し、申し訳なく思う炭治郎。しかし禰豆子は「前を向こう、一緒に戦おう」と炭治郎を励まします。

その言葉で炭治郎は目を覚まし、堕姫・妓夫太郎に再び立ち向かうのです。

禰豆子は善逸と結ばれる?

禰豆子に想いを寄せる善逸

出会った当初から、禰豆子に並並ならぬ好意を寄せている善逸。その愛情はかなり深く、夢の中にも禰豆子が出てくるほどです。

一見片想いにも見える善逸の恋ですが、もし禰豆子が人間に戻れた場合、恋人関係になる可能性が高いです。理由は禰豆子の好みのタイプにあります。

禰豆子のタイプは「飛車みたいな人」

ねづこの画像

鬼滅の刃の4コマ漫画にて、禰豆子のタイプが「将棋の飛車のような人」であることが判明しています。飛車は一直線に進む駒のことです。

この一直線に進むという性質ですが、善逸の技「霹靂一閃」に非常に似ています。飛車という言葉が、善逸を比喩した表現として使われていると思われます。

敵地で竜王になる

火雷神の画像

また、飛車の持つ「敵陣に入ると竜王になる」という性質も、善逸と非常に似ています。

敵陣(無限城)に侵入し、兄弟子であり上弦の陸「獪岳」と対峙した善逸。激戦の末、雷竜にも見える一閃を繰り出す「火雷神」を生み出し、獪岳を倒しました。

禰豆子のタイプである「飛車」の性質をイメージさせる戦いを繰り広げた善逸。最終的に禰豆子と結ばれるのではないかと考えられますね。

善逸記事のアイキャッチ画像
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禰豆子は死亡する?現代の子孫について

最終決戦で重賞を負うも生存

無惨との戦いの末、兄の炭治郎が鬼となり絶望する禰豆子ですが、命懸けで炭治郎の説得を続け、炭治郎と共に生き残ることができました。

炭治郎の治療が終わった後は、雲取山の実家に帰り、炭治郎善逸伊之助と楽しく過ごす姿が描かれて、禰豆子の登場シーンは最期となります。

1980年頃に死亡か

無惨との最終決戦は1912〜1915年の出来事であり、禰豆子の年齢は14歳でした。禰豆子は、80歳を超える1980年ごろに亡くなったのではないでしょうか。

というのも1980年頃の女性平均寿命は約80歳。最終決戦から65年が経過していることになり、禰豆子の年齢がちょうど80歳となります。禰豆子が亡くなったならばこの時期でしょう。

現代編で子孫が登場

我妻燈子の画像

現代編にて、子孫の我妻燈子・我妻義照が登場。禰豆子は善逸と結婚し、家庭を築いたようです。特に燈子の見た目は、禰豆子に瓜二つ。義照は善逸似でした。

燈子の性格は衝動的で強烈であり禰豆子とは正反対ですが、燈子の母やお婆ちゃんにあたる人は、全員大人しい性格だったとのこと。

禰豆子の性格を如実に受け継いでいるようです。

現代編の子孫について

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太陽を克服!禰豆子が覚醒した理由

血の成分を変化させたから

太陽を克服する禰豆子

原作127話で太陽を克服した禰豆子。珠世いわく、禰豆子の血は短期間で何度も成分が変化していたという。

禰豆子は自分の血液を何度も変化させて、人間に近い血に戻していたのだと思われます。浅草の男性も禰豆子の血をきっかけに自我を取り戻しており、禰豆子の血が特別なのは明らかでしょう。

その結果、太陽の克服が行われた、というのが文脈上自然です。では、なぜ禰豆子にのみ血の成分の変化が起きたのでしょうか。理由を考察します。

説1:人を食べていないから

断食によって血液が生まれ変わる

鬼になって以来、1人も人間を食べていない禰豆子。柱合会議での柱の反応を見るに、人を食べない鬼が異質であることは明らかです。

1000年以上の間、太陽を克服する鬼が現れなかったことにも納得がいきます。

いわゆる現代の「断食」にあたりますが、実は断食によって細胞が生まれ変わることが「オートファジー」という現象で科学的にも証明されています。

人を食べないという禰豆子の屈強な意志。加えて、それを支える炭治郎という存在。その2つがあってこそ人を食べずに済み、太陽克服に繋がったのではないでしょうか。

愈史郎は血を摂取している

同じく人を食べない鬼に愈史郎がいます。しかし、彼は人間の血を少量摂取しているので、それが原因で血の変化が起きていないのだと思います。

説2:青い彼岸花を食べていたから

青い彼岸花の画像

累との戦闘で、炭治郎が見た走馬灯の中に「青い彼岸花」らしきものが。漫画はモノクロなので色は分かりませんが、アニメでは走馬灯からこの彼岸花が意図的にカットされていました。

赤い彼岸花だとカットする必要がないので、この彼岸花の色は青だと仮定できます。

この走馬灯は、竈門一家が鬼に襲われる前の出来事で構成されていました。炭治郎と禰豆子の姿は幼く、幼少期の頃に青い彼岸花に接触していることがわかります。

禰豆子は何らかの形で青い彼岸花を体に取り込んでおり、その結果、血の成分を変化させることができたのではないでしょうか。

青い彼岸花のイメージ画像
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大活躍の10巻

鬼滅の刃10巻

禰豆子の初登場巻は1巻。そして10巻では、十二鬼月に匹敵する力を手に入れた禰豆子の戦闘シーンが描かれています。

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禰豆子のプロフィール・声優情報

声優は「鬼頭明里」さん

禰豆子の声を担当しているのは「鬼頭明里」さんです。その他には、ようこそ実力至上主義の教室への堀北鈴音や、ウマ娘のセイウンスカイを担当されています。

禰豆子のプロフィール

名前 竈門禰豆子
階級
誕生日 12月28日
身長 153cm
体重 45kg
出身地 東京府 奥多摩郡 雲取山
(西多摩 雲取山)
趣味 裁縫(商品として売れる出来栄え)
好きなもの 金平糖

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