珠世の薬で弱体化を続ける無惨。ついに奥の手を使い、炭治郎と伊黒を吹き飛ばしてゆく。しかし、無惨の前に伊之助と善逸が再び立ち塞がる。柱たちも復帰の兆しを見せ始めており…
鬼滅の刃197話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
前回196話のおさらい
・禰豆子は記憶を取り戻し、ついに人間に戻る
・義勇と実弥が生存し愈史郎の治療を受ける
・炭治郎と伊黒は無惨の逃亡を食い止めるべく、必死に食い下がる
・無惨は分裂での逃亡を図るも、珠世の3つ目の薬で失敗
・珠世の4つ目の薬で細胞を破壊され吐血する無惨
鬼滅本誌197話のネタバレ
4種の薬で弱体化する無惨に対し、珠世は愉悦に浸りながら話を続ける。無惨を倒すために無惨より強くなる必要などなく、弱体化すればよかったのだと。
無惨が生きるために手段を選ばないように、珠世及び鬼殺隊も、無惨を殺すために手段を選ばない。
本来無惨には、赫刀での斬撃・損傷が何の意味もなさない。しかし弱体化した今では、取るに足らない攻撃さえもが無惨を追い詰めていたのだった。
4つの薬の分析・分解には時間がかかると判断した無惨。炭治郎と伊黒を目の前にして、突如動きが止まる。
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動きが止まった隙に、無惨に致命傷を与えようと斬りかかる炭治郎と伊黒。しかし、無惨の上半身が突如巨大な口のように裂け、雷のような衝撃波が放たれるのであった。
衝撃波は伊黒と鏑丸を吹き飛ばし、炭治郎の体を貫いてゆく。炭治郎は肺が潰れてしまい呼吸困難に陥り、一方の伊黒は姿すら見えなくなってしまう。
衝撃波は産屋敷一族と鎹カラスにも襲いかかっており、指揮系統を妨害するまでに至っていた。
夜明けまで残り25分を切り、再び逃走を図る無惨。しかし、逃げる無惨の前に立ち塞がったのは、一度は倒れた伊之助であった。
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伊之助に対し、無惨は再び衝撃波を放とうとするも、疲労で技を出すことができない。
伊之助は激しい息切れを起こしながらも、無惨に単身斬りかかってゆく。仲間の足・手・命までも奪った無惨に対する怒りが、伊之助を突き動かしていた。
伊之助に引続き、善逸も戦場に駆けつける。
そして善逸は無惨と戦いながら、弱り切った炭治郎に檄を飛ばす。この戦いで生き残り、禰豆子と共に家族の待つ家に帰ろうと。
善逸の言葉から生きる希望を見出した炭治郎。無惨の血気術を解除するため、日輪刀を自身の体に突き刺してゆく。
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鬼殺隊士が復活する中、無惨の体は鉛のように重くなり、腕が上がらない状態になっていた。呼吸も鬼とは思えないほど荒々しい。
何度蹴散らしても、立ち上がる伊之助と善逸。
さらに義勇・実弥・悲鳴嶼の3人柱も、腕や足を失いながらも再び戦場へ向かい歩みを進めている。
執念深い鬼殺隊士たちに、無惨は恐怖を感じていた。
自身の息の根を止める瞬間まで、何度でも立ち上がってくるのではないかと。
198話へと続く。
198話以降の展開はこちら
最終決戦のネタバレ一覧
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ここから下は、197話が出る前の予想内容になります。
197話の予想
前の話に登場した人物たち
キャラ | 現在の状況 |
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竈門炭治郎 |
無惨戦において瀕死となるが、愈史郎の治療によって復活。無惨と対峙中。しかし右目は欠損して、顔の半分は鬼の細胞が残ったまま。戦いの中で13個目のヒノカミ神楽の発動条件に気付く。 |
竈門禰豆子 |
炭治郎のもとへと向かっていたが、ついに街へと到着。さらには体が人間に戻る。 |
伊黒小芭内 |
無惨の全力攻撃を受けるが、かろうじて生存する。両目を失明しているが、鏑丸と愈史郎の札によって視界を開き無惨と戦う。 |
冨岡義勇 |
赫刀を発動して無惨に対して善戦していたが、突如全力を出した無惨の攻撃により瀕死。右腕が切断されているも、愈史郎の治療で一命を取り留める。 |
不死川実弥 |
赫刀を発動して無惨に対して善戦していたが、突如全力を出した無惨の攻撃により瀕死。建物に叩きつけられ致命傷を負うも、かろうじて生存する。 |
鬼舞辻無惨 |
異形へと姿を変え、柱全員を相手にして戦闘中。だったが、珠世に盛られた薬により9,000年分以上老化、残り3つの薬で着々と弱体化していっている。さらに、縁壱による古傷が浮かび上がり体力の限界を迎える。 |
無惨が再び攻勢に転じる?
炭治郎の参戦に加え珠世の薬により、夜明けまで1時間を切ってから防戦一方となった無惨。逃走を試みるも、その全てが失敗に終わっています。
柱たちの復帰も近いことが分かり、無惨は新たな打開策を打ってくる可能性が高いです。
死の淵を垣間見ている無惨は、攻勢に転じるために今後どんな行動を起こすのでしょうか。
説1:誰かを取り込んで体力を回復する
薬の効果で弱体化が進行しており、逃走も不可能となった無惨。最優先で行うことは、誰かを吸収して体力を回復することだと思われます。
その場合、吸収される可能性の高い人物を考察していきます。
候補の1人目は、希血の中の実弥である実弥。
現状、無惨は禰豆子の到着を把握していません。となると、戦線にいる中から誰かを吸収することになります。
黒死牟の視覚を通して実弥が希血であることはおそらく認識済み。そのため、無惨は最優先で実弥を狙う可能性が高いです。
候補の2人目は、人間に戻った禰豆子。
禰豆子は人間に戻っており、吸収しても太陽を克服できるかは分かりません。しかし無惨にとって、女性であり栄養価の高い禰豆子は十分に吸収対象でしょう。
人間に戻った禰豆子は身体能力が常人程度に戻っており、戦場で無惨が吸収することは容易な可能性は高いです。
禰豆子が戦場に到着した場合、最優先に無惨は禰豆子を狙うのではないでしょうか。
説2:奥の手を使う
無惨が縁壱と対峙したのは300年も前であり、その戦いでは分裂以外の技を見せていません。奥の手をいまだ隠している可能性は十分にあります。
現在奥の手を使用していない理由は、奥の手を使うと弱体化するからでしょう。実際、分裂を使用した際には肉片の1500個を縁壱に切られ弱体化し、珠世の支配を失っています。
無惨としても、禰豆子が太陽を克服したにもかかわらず、弱体化で再び300年も身を隠すようなことは避けたいと考えているのではないでしょうか。
無惨について
柱たちが戦線に復帰する?
196話にて義勇と実弥の生存が判明し、伊黒以外の柱全員の生存がついに確認できました。
愈史郎の治療が終わり次第、柱が続々と戦線復帰すると思われます。
甘露寺が最も早く戦線に復帰しそう
悲鳴嶼は194話で、甘露寺は195話で治療を受けていることが判明しています。
特に甘露寺は他の柱と違い、身体を激しく欠損していないので、最も早く戦線に復帰するのではないでしょうか。
義勇と実弥は同時に復帰する
義勇は握力をほとんど失い、実弥は黒死牟との戦いで指を失っています。握力による赫刀の顕現は不可能に近く、1人で復帰しても無惨に致命傷を与えることはできません。
戦線に復帰する場合は、2人同時になるのではないかと考えられます。
悲鳴嶼はどうなる?
足を切断されてしまった悲鳴嶼ですが、まだ息があることは愈史郎が確認しています。片足が失くなるというのは平衡感覚が失われることでもあり、戦線復帰は難しいだろうと考えられています。
しかし、悲鳴嶼は鬼殺隊最強の柱。復帰まで時間はかかるかもしれませんが、片足を失ってなお戦線へと戻って最後まで戦い続けることになるでしょう。
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(C)吾峠呼世晴
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