ついに再会した炭治郎と禰豆子。しかし、禰豆子・善逸・伊之助の叫びも炭治郎の心には届かず暴走は止まらない。窮地の鬼殺隊だったが、戦線に復帰したカナヲが人間戻りの薬を炭治郎に打ち込み…
鬼滅の刃202話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
前回201話のおさらい
・無惨の出生の過去が明らかに
・無惨は日光に焼かれ完全に消滅
・炭治郎は無惨の血と力を注ぎ込まれ鬼化
・義勇は炭治郎の殺害を鬼殺隊に命令
・炭治郎の首を斬ることができない伊之助
鬼滅本誌202話のネタバレ
首を斬れなかった伊之助に襲いかかる炭治郎。誰も炭治郎を止めることはできず、伊之助が殺されたかのように思えた。
しかし伊之助は無事であった。なぜなら禰豆子が鬼となった炭治郎に抱きつき、動きを止めていたから。炭治郎の爪や牙が食い込み禰豆子は流血していたが、決して離さない。
禰豆子は炭治郎を抱き寄せ、涙を流しながら伝える。炭治郎独りに全てを背負わせてしまってごめん、そして鬼に負けず一緒に家に帰ろうと。
だが炭治郎の攻撃は止まらない。禰豆子の言葉を聞き、突如うなり声を上げる炭治郎。禰豆子の体に、さらに深く爪を突き立てて抉ってゆく。
苦しむ禰豆子を見ておられず、負傷した善逸が駆けつける。炭治郎に抱きつきながら、決死の覚悟で炭治郎に言葉をかけ続ける。
善逸に引き続き炭治郎に声をかけたのは伊之助。元の優しい炭治郎に戻ってくれと、涙を流しながらお願いするのであった。
しかし残酷にも、3人に囲まれた炭治郎が放ったのは無惨の使用していた衝撃波。善逸・伊之助・義勇を吹き飛ばしてゆく。
炭治郎にしがみついていた禰豆子は言葉をかけ続けるが、炭治郎はまるで無惨のように背中から管を生やし、善逸たちに襲いかかる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
善逸に襲いかかる無数の管。体力の限界を迎えている義勇が、苦悶の表情を浮かべながら、水の呼吸で管を弾いてゆく。
攻撃に対処しながら、炭治郎を殺す方法を考える義勇。しかし、日光も赫刀も克服した炭治郎を倒す方法を思い浮かべることができない。
その隙に、再び衝撃波を口から放とうとする炭治郎。禰豆子は左手でそれを受け止めてしまい、禰豆子は大量の出血をしてしまう。
禰豆子の説得は続いているものの、炭治郎は暴れ回り続ける。
しかしここで、義勇の脳内に疑問が浮かぶ。なぜ炭治郎は血の滴る禰豆子を殺さないのかと。なぜ攻撃が逸れつつあるのかと。
それは間違いなく、炭治郎が体内で鬼の血に抗っているためであった。だが炭治郎の自我を取り戻すなど、奇跡ほど容易くないことだと、義勇は分かっていた。
戦場近くの建物の日陰から、戦いを見守る愈史郎。太陽の元では血気術が使えないため、歯を食いしばって戦いを見守るしかない。
しかし愈史郎の前に、突如カナヲが通りかかる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ふらふらの状態で戦場へ向かうカナヲ。
カナヲは、自らの腰にしまっていた薬のことを思い出していた。その薬とは、しのぶがカナヲに受け渡した人間戻りの薬であった。
藤の花から作られた人間戻りの薬を手に取り、カナヲは天国のしのぶに伝える。失明が片方だけで済んでいたのは、まさに今炭治郎を救うためだったのだと。
炭治郎は鬼になってすぐの状態のため、体に慣れておらず攻撃を掻い潜れるはず。そう考えたカナヲは、花の呼吸 終ノ型「彼岸朱眼」を使い、炭治郎へと向かってゆく。
炭治郎の攻撃を掻い潜り、目の前まで接近したカナヲ。炭治郎に人間戻りの薬を注入することに成功する。
カナヲは反撃を受けてその場に倒れてしまうものの、カナヲの残した「禰豆子を泣かせてはダメ」という言葉は、炭治郎の心に深く響いていた。
禰豆子という言葉に反応し、意識を取り戻し始める炭治郎。次の瞬間、炭治郎の大きな心音が響きわたる。
203話へと続く。
203話のネタバレはこちら
最終決戦のネタバレ一覧
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ここから下は、202話が出る前の予想内容になります。
202話の予想
前の話に登場した人物たち
キャラ | 現在の状況 |
---|---|
竈門炭治郎 |
無惨に吸収された後、体内から赫刀で致命傷を与える。しかし無惨の血を注がれたことで、太陽を克服した鬼へと変貌。知性を失っており、鬼殺隊に襲いかかる。 |
我妻善逸 |
無惨戦で片足が潰れてしまったものの、無事生き残り隠の治療を受けている。しかし、炭治郎の鬼化を知り絶望する。 |
嘴平伊之助 |
無惨戦で生き残り隠の治療を受けていたが、炭治郎の鬼化を知り再び戦場へ。炭治郎との約束を守るため、断腸の思いで炭治郎の首を狙う。 |
冨岡義勇 |
無惨戦で生存したが、治療を受ける前に鬼化した炭治郎と接触。炭治郎殺害という苦渋の決断をし、涙を流しながら炭治郎に立ち向かう。 |
不死川実弥 |
無惨戦の大量出血で意識を失いあの世を1度垣間見るも、隠の治療を受けて意識を取り戻す。現在は治療を受けながら眠りについている。 |
鬼舞辻無惨 |
太陽に灼かれ完全に消滅。しかし日光に焼かれる前に、「鬼殺隊を滅ぼせ」という自らの想いを炭治郎に託し、炭治郎に血を注ぎ込み鬼化させる。 |
禰豆子がついに到着か
無惨の血と力を全て注ぎ込まれ、最強の鬼と化した炭治郎。日光と首の弱点を克服しており、鬼殺隊メンバーのみで倒すことは困難な状況です。
炭治郎を救う、もしくは殺すことができるのは現状禰豆子だけであり、産屋敷の予言の伏線回収もなされていません。前線の状況を一変させるため、禰豆子が202話で登場する可能性が高いです。
そこで、禰豆子がどのような手段によって炭治郎を救うのか、可能性を考察してゆきます。
説1:爆血を使う
炭治郎を人間に戻す方法として可能性が高いのは、血気術「爆血」を使うことでしょう。爆血を使えば鬼の毒を浄化させることができると、吉原遊郭編で既に判明しています。
200話で描かれた禰豆子の髪の色から、禰豆子が未だ鬼である可能性が残されており、爆血を使う可能性は十分にあります。
炭治郎が鬼としての弱点を全て克服した今、炭治郎を救う最も妥当な方法だと思われます。
説2:炭治郎に語りかける
鬼滅の刃第1話で鬼となってしまった禰豆子。鬼となり知性を失っていましたが、炭治郎が涙ながらに説得したことで、意識を取り戻すことができました。
その時と立場が入れ替わり、禰豆子が炭治郎に語りかけることで、炭治郎は意識を取り戻すかもしれません。
禰豆子の髪の色は未だ鬼のままであり、鬼の力が残っている可能性が高いですが、禰豆子がそれを認知しているかは不明です。
炭治郎に問いかけることで、鬼化を解こうとするのではないでしょうか。
カナヲが復帰なるか
炭治郎が鬼となったものの、一方の鬼殺隊は柱ですらまともに戦える状態の者はもういません。新たな鬼が現れて中、その対抗馬としてカナヲの復帰は可能性が高いです。
カナヲは無惨戦で一時戦線離脱していますが、視力以外の致命的な欠損はありません。禰豆子の到着まで前線で炭治郎と対峙し、時間を稼ぐことになりそうです。
愈史郎が新たな薬を使う?
201話にて、無惨死亡後も生存していることが確認できた愈史郎。炭治郎が首と日光を克服した今、珠世から受け継いだ人間戻りの薬を、炭治郎に使う可能性が出てきました。
というのも、現状の炭治郎を殺すもしくは人間に戻せるのは、禰豆子の爆血か人間戻りの薬のみだと思われます。愈史郎の生存があえて描かれたのも今度の伏線かもしれません。
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(C)吾峠呼世晴
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