鬼滅の刃188話で伊黒の回想と、甘露寺との来世での出会いを思わせる描写がされています。この場所はどこなのか、そして後ろに咲いている花は何か、その花言葉とはどのようなものなのか。188話でのおばみつについて考察していきます。
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甘露寺蜜璃について
鬼滅の刃188話のおさらい
甘露寺をかばって無惨に立ち向かう伊黒
激しくなる無惨の攻撃に対して、次第に被弾することが増えてくる甘露寺。そしてついに致命傷を受けてしまいました。
それに気づいた伊黒は、甘露寺をすぐさま他の隊員へと任せて無惨のもとへ向かっていきます。
そして、伊黒の回想が始まります。
穢れた一族に生まれた壮絶な過去が…
伊黒が生まれたのは、蛇鬼に赤子(生贄)を捧げてその見返りに人々から金品を奪う一族でした。
伊黒もまた、その生贄として捧げられる運命でした。しかし、一族としては珍しい男だったことから、成長するまで食われるのを待ってもらえることになります。
食われることを拒む伊黒は命からがら逃げ出しますが、その代償として蛇鬼に一族を皆殺しにされてしまいます。
生き残った従姉妹からは「お前のせいで一族が死んだ。お前が死ねばよかった」と罵倒され、自分の存在自体を忌み嫌うようになる伊黒。
来世で甘露寺とめぐり逢うことを願う
無惨を倒して(いいことをして)自分も死に、汚れた血と身体がきれいになった来世では、甘露寺に好きだと伝えたいと強く願う伊黒。
最後のコマでは、満開の桜のような笑みを浮かべる甘露寺。そして、そこへ向かう伊黒、という幸せな光景が描かれていました。
めぐり逢えた場所、そこに咲く花
場所は不明だが来世の可能性が高い
伊黒と甘露寺がめぐり逢えた場所は不明ですが、2人の来世である可能性が高いです。
伊黒は自分自身の血が汚く、誰かと幸せになる資格はないと考えています。自分が幸せになるのは、甘露寺に想いを伝えられるのは、来世でしかありえないと確信しているのです。
伊黒が来たことで満開となる桜と笑顔
188話の最後のシーンは、実は123話の扉絵と非常に似通っています。
123話は昔お見合いした相手を待つ甘露寺で、桜はまだつぼみで表情も真顔。
しかし188話の最後のコマでは、満開の桜が舞い散る中で、満面の笑みを浮かべています。これは、自分を隠さずにいられる、伊黒とめぐり逢えたからこそ出てきた幸せな表情なのではないでしょうか。
咲く花は「桜」と「アヤメ化の何か」
桃色の花はおそらく桜で、紫色の地面に生える花はアヤメ科の「アヤメ、花菖蒲、カキツバタ」だと推測できます。
それぞれの花言葉をまとめると、
桜 | ・精神美 ・優美な女性 ・純潔 |
---|---|
アヤメ | ・希望 ・信頼 |
花菖蒲 | ・嬉しい知らせ ・あなたを信じます |
カキツバタ | ・幸せは必ずくる ・幸せはあなたのもの |
桜のような笑みを浮かべて、伊黒を待つ甘露寺。
そこには甘露寺のように満開の桜と、「希望」「あなたを信じます」「幸せは必ず来る」という花言葉を象徴するように、アヤメ科の花々が咲き乱れています。
来世では、鬼のいない平和な世の中で、2人が幸せに過ごしていることを切に願いたいですね……。
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「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
(C)吾峠呼世晴
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