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恋柱「甘露寺蜜璃」について解説!悲しい過去・伊黒との関係・強さ

鬼滅の刃(きめつのやいば)の恋柱「甘露寺蜜璃(かんろじみつり)」の解説記事です。甘露寺の過去、恋の呼吸、死亡フラグは立っているのか、などについても考察しています。

甘露寺蜜璃 (かんろじみつり)とは

鬼殺隊の最高戦力「恋柱」

甘露寺蜜璃の画像

甘露寺蜜璃とは、鬼殺隊の最高戦力「柱」の1人です。体の柔軟さを活かして戦う「恋の呼吸」を会得しています。特異体質であり常人の8倍もある筋肉密度を活かして、飛び跳ねるように戦います。

鞭のような日輪刀を扱う

蜜璃の日輪刀

鞭のようにしなる日輪刀を扱います。刃の軌道が読みづらく、自分自身を切り刻む恐れもある刀であり、蜜璃にしか扱えません。その分、刀身が非常に長く、広範囲への攻撃が可能です。

甘露寺の来歴・活躍

刀鍛冶の里編

新たな日輪刀制作のため、刀鍛冶の里を訪れた甘露寺。極秘な土地である里には平和な空気が流れていましたが、突如上弦の鬼「玉壺」「半天狗」が襲来。

その場にいた炭治郎、不死川玄弥、時透無一郎とともに戦いに挑みます。玉壺は無一郎が痣を発現し単騎撃破に成功しますが、半天狗は分裂の血気術で4人がかりでも苦しい戦いに。

しかし、土壇場で蜜璃に痣が発現し、禰豆子が命を失う覚悟で鬼を追い詰めたことで、炭治郎は半天狗の首を斬ることに成功します。

無限城編

産屋敷にもとに鬼舞辻無惨が襲来。隊士たちは無惨の根城「無限城」に吸収され、ついに総力戦が始まります。甘露寺は伊黒と共に行動し、上弦の肆である鳴女と対峙。

柱2人を相手にしながら、互角以上に戦う鳴女。2人が連携攻撃を仕掛けても、鳴女の首を捉えるには至らないのでした。

しかし、途中で合流した愈史郎と共に策を巡らせ、鳴女の支配を乗っ取り無限城を崩壊させることに成功します。

最終決戦編

鬼の始祖無惨とついに対峙したものの、強烈な一撃を受けてしまい戦線離脱する甘露寺。その間に炭治郎が、日の出まで無惨を食い止めようと死闘を繰り広げます。

炭治郎の体力が限界に近づき追い込まれていく中、甘露寺がついに戦線復帰。日輪刀無しで無惨にダメージを与えますが、反撃を受けたことで死亡してしまいます。

甘露寺蜜璃の過去・鬼殺隊入隊の経緯

特異体質として生まれる

幼少期の蜜璃の画像

蜜璃は、生まれた時から筋肉密度が常人の8倍もある特異体質でした。1歳の頃に15kgの漬物石を持ち上げて、肝の座ったお母さんでさえも腰を抜かしてしまいます。

さらに、蜜璃はよく食べる子でした。相撲取り3人よりもよく食べ、食べ過ぎが原因で髪色も桃色に変化します。

17歳の頃お見合いが破談

鬼殺隊入隊前の17歳の頃、蜜璃はお見合いをします。しかし、特異体質が原因で破談に。蜜璃はお見合い相手から「結婚できるのなんて熊か猪か牛くらいだ」と中傷されてしまいます。

以来、髪を黒に染め食べることも我慢し、本当の自分を隠して2度目のお見合いに臨むことに。無事「結婚したい」という男が現れます。しかし、自分を隠し続けること、嘘をつき続けることに蜜璃は疑念を抱くのです。

自分らしく居るため鬼殺隊に

お館様の一言に救われる蜜璃

2度のお見合いを経て、蜜璃は自分らしく生きることを決意します。「特異体質でも人の役に立てること」「私のままの私がいられる場所」「ありのままの自分を好きになってくれる人」を求めた蜜璃は、鬼殺隊へ入隊するのです。

炎柱の継子となり柱へ

鬼殺隊入隊後に蜜璃は、炎柱「煉獄杏寿郎」の継子となりました。炎の呼吸を学びます。しかし、オリジナリティが溢れ過ぎたゆえに独立。炎の呼吸から派生した「恋の呼吸」を極め、恋柱へと至るのです。

甘露寺蜜璃の強さ・恋の呼吸と型

技の速度は音柱をも上回る

甘露寺蜜璃の強さは、音柱をも上回る攻撃速度にあります。鞭のような日輪刀のしなりに加え、女体であるが故の筋肉の柔らかさ、関節の可動域の広さが、その速度を可能にしています。

痣が発現してさらに強力に

上弦の肆「半天狗」との戦いで、痣が発現。身体スピードが格段に上昇し、型をより早く発動できるようになっています。赫刀と透き通る世界が発現していない状態でも、半天狗と対等に打ち合うまでになりました。

壱ノ型「初恋のわななき」

初恋のわななきの画像

一太刀で敵を切り刻む技。大型の化け物も一撃で討伐。

弐ノ型「懊悩巡る恋」

懊悩巡る恋の画像

高速で複数箇所を切断する技。

参ノ型「恋猫しぐれ」

恋猫しぐれの画像

飛び跳ねながら、攻撃自体を斬る技。猫を飼っているため、猫にちなんだ技名になっています。

伍ノ型「揺らめく恋情・乱れ爪」

揺らめく恋情・乱れ爪の画像

体の柔軟さを活かし広範囲に刀を振るう技。半天狗の術を受け切ります。

陸ノ型「猫足恋風」

猫足恋風の画像

関節の柔らかさを活かして、襲い来る攻撃を切断する技。

甘露寺蜜璃の魅力・推しになるエピソード

鬼殺隊の仲間を誰よりも想う

上限の鬼との戦いで仲間を守る蜜璃

自分がありのまま居られる場所となった鬼殺隊。鬼殺隊員を家族のように想う蜜璃は、自分の身を盾に仲間を守ります。半天狗との戦いでは、仲間を守りたいという想いの強さがきっかけとなり、痣の発現に至ります。

仲間を思う気持ちが誰よりも強く、行動にもはっきり現れていることが、蜜璃の大きな魅力です。

病的なほど惚れやすい

魅力を感じるものには素直にときめく蜜璃。些細な一言にさえも、キュンとしてしまいます。人の魅力に気付きやすいがゆえに、しのぶを含めた柱全員のことを恋愛対象として気になっているようです。

桜餅を食べ過ぎて桃色の髪に

大正時代には珍しく、髪色が桃色の蜜璃。生まれつき髪色は黒でしたが、桜餅を8ヶ月間毎日170個食べ続けたことで、髪色と目が桃色に変化しました。個数にして約4万個です。

オシャレで染めたのではなく食べ過ぎで染まったという、蜜璃らしい天然気のあるエピソードです。

伊黒小芭内と蜜璃の関係(おばみつ)

気になっているうちの1人

伊黒と蜜璃のやりとり

些細なことで惚れやすい蜜璃は、柱全員のことを恋愛対象として気になっています。特に気になっているのが伊黒です。文通をしたりプレゼントをもらったりと、他の柱よりも交流が深いことが理由だと思われます。

ちなみに、蜜璃が身につけている縞模様の靴下(ニーソックス)が、伊黒からプレゼントされたものです。

伊黒は蜜璃のことが好き

一方で伊黒は、蜜璃のことが好きです。蜜璃のことを気にかけるシーンが多々見られましたが、188話で伊黒が蜜璃を好きなことが確定しました。

ちなみに、伊黒が惚れた理由は一目惚れ。炭治郎と蜜璃の交友を、好ましくないと思っていた理由は恋愛感情に起因していたようです。

伊黒小芭内について

伊黒小芭内の画像
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甘露寺は死亡する?現代の転生者について

無惨の攻撃を受けてしまっている

185話で、伊黒や甘露寺と共に無惨の血を含んだ攻撃を受けてしまっています。

呼吸で血の侵食を制御できてはいますが、血を取り除くことまではできていないため、動けなくなってしまうのも時間の問題という状況になっています。

さらに188話では、右半身にさらなる深手を負ってしまいます。

治療を受けて生存していることが確定

195話の扉絵で、茶々丸(愈史郎の猫)に治療を受けている描写がされています。

負傷した箇所の手当を受けていることに加えて、血清も投与されておりこの時点では生存していることがほぼ確定していました。

200話でついに結末へ

重症になったものの戦線へ戻ってきた甘露寺。無惨が日に焼かれるまで奮闘し、鬼殺隊の勝利に貢献します。しかし、重症にも関わらず身体を酷使したその代償は大きかった。

痛みを感じず、自らの死期を悟った甘露寺は、伊黒の腕の中で想いを吐き出し、来世で結婚することを誓い死亡します。

現代にて転生者が登場

転生した伊黒と甘露寺の画像

現代編にて、甘露寺と瓜二つの転生者が登場。巨大な丼を軽々と持ち上げる姿が描かれており、特異体質を受け継いでいることが分かります。

伊黒の転生者と奇跡の再会を果たし、夫婦で定食屋を営んでいました。本編にも増して、甘露寺に降りかかる男という男すべてを威嚇するという、伊黒の愛情を受けているようです。「来世で必ず結婚する」という誓いを見事に果たして、鬼のいない世界で幸せになれたのでした。

なお、伊黒との間には5人もの子どもに恵まれているようです。甘露寺は5人兄弟だったため、その数字を引き継いでいますね。

現代の子孫・転生者の解説

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過去が明らかになる14巻

14巻の画像

蜜璃の初登場巻は6巻。そして14巻では、蜜璃が鬼殺隊入隊へ至った理由と悲しい過去、上弦の鬼との激戦が描かれています。

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甘露寺蜜璃の声優・プロフィール

声優は「花澤香菜」さん

甘露寺蜜璃の声優を担当しているのは、花澤香菜さんです。その他の作品では、ニセコイの小野寺小咲やPSYCHO-PASSの常守朱などを演じられています。

プロフィール

名前 甘露寺蜜璃
階級 恋柱(こいばしら)
誕生日 6月1日
身長 167cm
体重 56kg
出身地 東京府 麻布区 飯倉
(港区、麻布台)
趣味 料理、メンコ
好きなもの 桜餅

主役級キャラクターの紹介記事

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時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。

鬼と人との切ない物語__。

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(C)吾峠呼世晴
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