鬼滅の刃の登場キャラクター「炎柱・煉獄杏寿郎」のプロフィールについてまとめています。誕生日や過去、死亡しているかどうか、炎の呼吸についても解説しているので、煉獄さんを詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
炎柱・煉獄杏寿郎のプロフィール
俺は俺の責務を全うする!!
ここにいる者は誰も死なせない!!
煉獄杏寿郎について
人間愛に溢れ、威勢や責任感が人一倍強い性格。
千寿郎という弟が1人と、元炎柱の父がいます。
初登場シーンは柱合会議で、炭治郎の処分について相談していたときです。
当時は、鬼である禰豆子をかばう炭治郎に対して、規律だからと有無を言わさず斬首しようとしていました。
のちに、禰豆子が無限列車で血を流しながら人間たちを守っていたのを目の当たりにして、「鬼であろうとも信用できる鬼殺隊の一員だ」と認識を改めます。
炭治郎たちが成長するきっかけを与えた、物語のキーパーソンでもあります。
煉獄の来歴・活躍
無限列車編
無限列車にて発生した乗客行方不明事件解決のために、十二鬼月のいるであろう無限列車に乗車した煉獄。合流した炭治郎たちと共に事件解決に挑みます。
無限列車を支配していたのは下弦の壱「魘夢」。一時は魘夢に精神世界を犯されそうになりますが、伊之助や禰豆子などとの協力の末討伐に成功。
しかし突如上弦の参「猗窩座」が現れ、煉獄は炭治郎たちを守りながら戦い亡くなってしまうのでした。煉獄の死をきっかけに、炭治郎たちは精神的に大きく成長することになります。
無限列車編について
煉獄杏寿郎外伝
炎の呼吸・型一覧
壱ノ型「不知火」
高速で敵の懐まで踏み込み一閃する剣技。
弐ノ型「昇り炎天」
円を描くように切り上げる剣技。
肆ノ型「盛炎のうねり」
乱れ咲く炎がうねらせながら、相手の攻撃を防ぐ。
伍ノ型「炎虎」
咆哮する虎のような炎を生み出し相手へとぶつける剣技。
奥義・玖ノ型「煉獄」
ビームのような主砲と、まわりを纏う炎によって構成される炎の呼吸の奥義。
煉獄杏寿郎の過去|父槇寿郎との関係
1.名門「煉獄家」に生まれる
煉獄杏寿郎は、剣士として名を馳せる名門「煉獄家」の家系に生まれます。父「槇寿郎」は元炎柱であり、幼少期の頃杏寿郎は、父から直接指導を受けていました。
また母親からは「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」という言葉をもらい受け、感化された杏寿郎。この言葉をきっかけに、正義感の強い性格が形成されることになります。
2.父の教えを受けることが不可能に
しかし、華やかな幼少期時代はすぐに終わりを告げます。母の死に加え、日の呼吸の使い手との実力差を知ったことで、父槇寿郎が剣を置いてしまうのです。
父からの稽古が無くなり、自力で炎の呼吸を習得しなければならなくなった杏寿郎。わずか3冊の指南書を読み込み、地道な努力を続け、自力で炎の呼吸の習得に至ります。
3.鬼殺隊に入隊し、下弦の鬼を討伐
鬼殺隊へ入隊を果たした煉獄は、数々の任務をこなし甲の階級に。そしてある日、憔悴した父の代わりに柱合会議に急遽参加することに。
そして柱合会議の場で「新たな柱になる」と宣言した煉獄は、産屋敷の指示のもと十二鬼月がいるであろう任務へ向かいます。
そこで銃を扱う下弦の弐と対峙。まだ確定ではありませんが、煉獄はおそらく勝利を収めるのでした。
4.柱になるも、父との関係を変えることができず
柱への昇格条件を満たし、ついに炎柱になった煉獄。しかし柱という剣士として最高位に達するも、父から受けたのは冷たい言葉のみ。
ですが杏寿郎は、そんな悲しい状況にも挫けることはありませんでした。母から貰った言葉を心の支えとし、前を向いて鬼狩りを続けるのです。
煉獄杏寿郎に継子はいる?
炎柱の時に継子はいない
面倒見がよいことで知られる煉獄杏寿郎ですが、継子はいません。理由は、稽古が厳しすぎて継子が逃げ出したためです。
一時期は甘露寺が継子だった
現恋柱である甘露寺蜜璃は、もともと杏寿郎の継子。2人は鬼殺隊入隊前から師弟関係であり、煉獄が教えをつけて甘露寺は最終選別を突破することができたのでした。
そして、煉獄が甲の時に甘露寺が正式に入隊。入隊後も煉獄は甘露寺に稽古をつけることをやめず、最終的に2人は継子の関係に至ります。
また、先ほど煉獄の継子は逃げ出したと言いましたが、蜜璃だけは逃げ出したわけではありません。蜜璃の呼吸はオリジナリティに溢れすぎて、炎の呼吸から独立することになったのです。
煉獄は死亡する?現代の子孫について
猗窩座との戦いで死亡
無限列車にて、上弦の参「猗窩座」と対峙。激戦の末に猗窩座をあと一歩のところまで追い詰めるものの、胸を貫かれ致命傷を負い、戦闘後に亡くなってしまいます。
乗客200人の命を守りきる
猗窩座と対峙した際に、無限列車には乗客が200人もいました。隊士も含めた全員の命を守るため、「実力は柱3人分」と呼ばれる上弦の鬼に、たった1人で立ち向かいます。
猗窩座と1対1の激闘を繰り広げ、文字通り命を懸けて約200人を守り抜くのです。
猗窩座について
残った隊士に希望を託す
死期迫る煉獄は、残り僅かな時間を使い、「今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。」と隊士たちに伝えます。炭治郎・伊之助・善逸の3人はその言葉を胸に刻み、涙を流し煉獄の死を見届けるのです。
煉獄のこの言葉は、炭治郎たちを大きく成長させるきっかけを与えることになります。
母に看取られて最期を迎える
炭治郎たちとの会話の後、煉獄は天国の世界で母と再会。これまでの戦いを見守ってくれた母から「立派にできましたよ」と温かい労いの言葉をもらい、煉獄は最期の時を迎えます。
現代にて子孫が登場
現代編にて、子孫と思われる桃寿郎が登場。戦いを生き残った弟の千寿郎が残した子孫ではないでしょうか。桃寿郎の髪は赤く染まり、煉獄に瓜二つ。
古風な言葉遣いや剣士としての腕前も受け継がれており、煉獄の血を感じさせる登場となりました。
現代の子孫・転生者について
煉獄杏寿郎のかっこいい名言3選
「ここにいる者は誰も死なせない!!」
猗窩座から怒涛の攻撃を受け、取り返しのつかない重傷を負う煉獄。鬼化の勧誘を受けるも、「ここにいる者は誰も死なせない」と迷いなく猗窩座に伝えます。
人間であること・柱であることを誇りに思い、死期が近づきつつも上弦の鬼と戦い続けます。
「心を燃やせ」
猗窩座を前に何もできなかった炭治郎たちに、弱さに打ちのめされても心を燃やして前を向けと、激励の言葉をかけた煉獄。
文字通り「命をかけて」乗客を守った煉獄の言葉は、炭治郎の心に深く刻まれ心の支えとなることに。後の炭治郎の成長に多大な影響を与えた名言です。
「俺は君の妹を信じる」
猗窩座との戦闘後、禰豆子の戦いぶりを見た杏寿郎は「禰豆子が人を食べないこと」を信じると炭治郎に伝えます。死期迫る中、若い世代に期待と労いの言葉をかけるのです。
急所を貫かれた状態で笑顔で炭治郎に優しく語りかける姿は、涙無くして見れません。
大活躍の8巻
煉獄の初登場巻は6巻。そして8巻では、上弦の鬼との激戦、悲しい過去が描かれています。
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簡易プロフィール
名前 | 煉獄杏寿郎 |
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階級 | 元・炎柱(えんばしら) |
誕生日 | 5月10日 |
身長 | 177cm |
体重 | 72kg |
出身地 | 東京府 荏原郡 駒澤村 (東京都 世田谷区 桜新町) |
趣味 | 能や歌舞伎、相撲観戦 |
好きなもの | さつまいもの味噌汁 |
主役級キャラクターの紹介記事
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その他のキャラクター一覧
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
(C)吾峠呼世晴
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