鬼滅の刃「煉獄杏寿郎外伝」前編のネタバレ｜これは煉獄が炎柱になる前の物語

「煉獄杏寿郎外伝」前編のネタバレ考察です。煉獄が炎柱になる前の物語となっているため、劇場版「無限列車編」を観る前に読んでおくと、より話を理解した状態で映画にのめり込めます。

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝-前編-

週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要

時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。

鬼と人との切ない物語＿＿。

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

煉獄杏寿郎外伝の主要人物

煉獄杏寿郎外伝前編>のネタバレ

物語は、銃を持った鬼が「煉獄」の名を恨みがましく吐き捨てるシーンから始まる。
煉獄家の特徴である、赤と黄色の入り混じった容姿を思い出しながら、復讐を強く誓う銃の鬼。

鬼の目には「下弦の弐」の文字が刻まれていた。

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まだ柱になる前、「甲」の階級である煉獄杏寿郎（れんごく きょうじゅろう）は、継子である甘露寺蜜璃（かんろじ みつり）と打ち込み訓練をしていた。
持ち前の熱血でビシバシと打ち込んでいく煉獄に対して、甘露寺は弱音を吐きながらもなんとかついていこうとする。

するとそこへ、弟の千寿郎（せんじゅろう）がお菓子を持ってきて、訓練は一時中断となる。

お菓子を頬張りながら幸せそうな顔をする甘露寺へ、最終選別を経て正式に鬼殺隊士となったお祝いとして隊服をプレゼントする煉獄。
感動した甘露寺は、嬉しそうに新しい隊服を着てくるのだが、なぜか胸元がばっさりと開いて露出が激しくなっている。

唖然とした煉獄だったが、「隠」のメンバーに正しい着方だと言われたと甘露寺から聞くと、なぜか納得してしまう。
それを聞いて、鬼殺隊はそこまで特殊なのかと困ってしまう千寿郎だった。

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そこへ、柱合会議の伝達が来る。
炎柱である父を呼びに行く煉獄だったが、父は酒浸りとなっていて柱合会議には出ないと怒声を上げた。
妻に先立たれて何をする気力も出てこないようになってしまったのだった。

代わりに柱合会議へは自分が参加することになる煉獄。
柱が一同に会する場で、不死川実弥は「なぜ柱でもない人間がここにいるのか」と煉獄を問い詰める。

煉獄は、父が酒浸りになっている現状を説明する。
煉獄父は柱の中でも古参なだけあり、その他の柱からは失望の声が上がる。周りの士気が下がることもあり、引退を勧める声さえあった。

すると煉獄は、柱が足りないなら自分がなれば問題ない、と曇りのない目をして豪語する。
それを聞いた実弥は、煉獄へと飛びかかり実力を見せるよう詰め寄る。

間髪をいれずに攻撃してくる実弥に対して、しかし煉獄は隊員同士の喧嘩はご法度であることを諭すどころか、実弥の熱さに感銘を受けて感謝をしてしまうくらいの突き抜けたズレっぷりを見せつけるのだった。

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お館様が制止に入り、煉獄へ話しかけてくる。
柱になる条件は十二鬼月を討伐することで、それに該当する鬼が帝都付近で見かけられたとのことで、討伐へ向かって実力を示すよう煉獄へと伝えるお館様。

お館様が煉獄に期待するのを見て、いまひとつ理解できない柱たち。
話を聞いてみると、お館様はある種の確信を煉獄に対して感じているのだという。鬼殺隊の運命を変えてくれる一人になるだろう、と。

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討伐任務当日、部下の甘露寺とともに帝都を巡回する。
途中で迷子の子を見つけて助けようとするが、刀を差しており奇抜なピンク色の髪色をしていることから、子の母親から警戒されてしまう。

そこへ煉獄がやってきて、底抜けの明るい雰囲気で場をあっという間に落ち着けてしまう。
奇抜な見た目で苦労した過去を思い出し、暗い気持ちになる甘露寺だった。

と、その瞬間各所で爆発が起こり、街が混乱へと陥ってゆく。
遠くからこちらを狙っている鬼を見つけ、一瞬で迫って斬りつける煉獄。

銃を構えた鬼は、煉獄へかつての恨み節を語っていくが、当の煉獄は全く知らないとはねのける。
鬼の恨んでいる「煉獄」とは、煉獄杏寿郎の祖先であって自分には一切心当たりがないのだった。

それを聞いた鬼は、煉獄が自分のことを忘れたのかと勘違いし発狂する。
体中から銃を呼び出しひたすらに撃ち続ける鬼。

こうしている間にも街が破壊されていくため、早期決戦で間を詰める煉獄だったが、血鬼術により首を切ることができなかった。
そして鬼の自分を巻き込んだ大爆発に巻き込まれてしまう。

それを見ていた甘露寺の後ろへと鬼が現れ、銃をつきつけてくる。
危険な状態となる甘露寺だったが、そこへ爆風に巻き込まれながらも瀕死の煉獄が切り込んできた。

鬼殺隊として、煉獄家の人間として、心を燃やして鬼を倒すと決意する煉獄。

戦いは後編へと続く……。

無限列車編についてはこちら

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