童磨に圧倒されるカナヲと伊之助。結晶ノ巫女に対してすら手こずっている状態で、本体を倒すことなど到底無理かと思われたが、仕込んだ策が次第に童磨を蝕んでいき……
鬼滅の刃162話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
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161話のネタバレ
話は、鬼舞辻無惨の本拠地潜入の少し前に遡る。
カナヲは、しのぶから聞かされた作戦に動揺を隠せずにいた。
しかしその様子を見たしのぶは、甘い考えは捨てるようにカナヲを戒める。
上弦の弐である童磨は、情報によると女を食うことに異常な執着を示すのだとしのぶは言う。
優秀な肉体を持つ柱であり、女であるしのぶのことなら確実に喰うだろうとも。
藤の花は鬼にとって毒であり、体内に入れることで頸を斬らなくても鬼を殺すことができる。
しのぶは、日輪刀に毒を少量仕込んで鬼に注入することで鬼を倒してきた。
しかしその程度の毒の量では、強大な力を持つ上弦の鬼を倒すことは難しい。
しのぶは1年以上前から「藤の花の毒」を摂取し続けており、体中のほとんどが藤の花の毒で満たされている。
つまり、しのぶは高濃度な毒になった自らを童磨に喰わせることで、童磨を内部から崩壊させようとしているのだ。
————–
しのぶの毒が全身に回った童磨は、溶けていく身体を再生させようと必死に集中する。
童磨の注意が自身に向かったことで、結晶ノ巫女はコントロールできなくなり崩壊する。
カナヲは伊之助にこのチャンスを逃さないよう、呼びかけて一斉に攻撃を仕掛ける。
しのぶからは、自分を喰らった分の毒だけでは上弦の鬼は倒せないと事前に聞いており、最期のトドメを刺そうと決死の攻撃をするために童磨の懐へと飛び込んでいく。
しのぶの命と覚悟を無駄にしないよう、カナヲは全力で斬りかかった。
しかし童磨は最後の力を振り絞り、これまで出してこなかった大技を放ってカナヲたちを吹き飛ばす。
技を出した際に、周囲に凍てつく空気が拡がっていく。
今この瞬間にトドメを刺さなければならないのに、近づくことができないカナヲは焦る。
ふと、いてつく空気を見ると以前よりも粗くなっていることに気付いた。
童磨も、最後のあがきとして苦し紛れの粗い大技を放ったのだ。
————–
カナヲには、動体視力を大幅に上げる奥義があった。
非常に強力である一方で、眼に大きな負担をかけるため使ったら失明する可能性もある技だ。
乱用はできないため、使うなら童磨が弱っているこの瞬間しかない。
振り下ろされる童磨の攻撃をすべて見切り、懐へと踏み込む。
カナヲは童磨の頸に刃を当てることに成功するが、いてつく空気を腕に受けてしまい刀を振り抜くことができなくなってしまった。
そこへ伊之助が渾身の力で自分の二刀流を投げ、カナヲの刀を押し込んでいく。
そして、勢いを上げた日輪刀の刃は、童磨の頸を断ち切った。
長かった戦いはここで終結するのか……!?163話へと続く。
これまでのネタバレ
続きの話のネタバレ
最終決戦のネタバレ一覧
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(C)吾峠呼世晴
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