鬼滅の刃(きめつのやいば)の炭治郎鬼化の伏線を解説しています。堕姫・妓夫太郎戦や日本一慈しい鬼退治など、様々な伏線を考察しています。
炭治郎が鬼化?
無惨との最終決戦で炭治郎が鬼化
鬼滅の刃201話にて、長らく繰り広げられていた無惨との戦いが終わりを迎えました。しかし、死を間際にした無惨は炭治郎に血を与え、炭治郎は鬼へと変貌してしまいます。
伏線が張られていた可能性が高い
鬼の始祖である無惨は、竈門炭治郎に自らの想い・力を託して消滅していきました。
そもそも漫画の連載開始時には、最終決戦の展開がすでに決まっていることが多く、鬼滅の刃でも連載当初から炭治郎の鬼化が決まっていた可能性が高いです。
1話目から、すでに鬼化の伏線が張り巡らされていることは十分に考えられます。そこで今回は、炭治郎の鬼化を示唆していたであろう伏線をまとめて考察していきます。
炭治郎鬼化の伏線まとめ
第1話の巻頭カラーに描かれた文言
鬼滅の刃が週刊少年ジャンプで連載が始まったとき、巻頭カラーには「己を滅して鬼を斬れ」という言葉が刻まれていました。単行本には記載されていません。
鬼滅の刃のイメージを一言で表した言葉に見えますが、炭治郎自身が鬼となったことを考えると、鬼となった炭治郎が自らを滅して自害する展開を想起させます。
第1話の時点から、炭治郎の鬼化はすでに決まっていたのかもしれません。
堕姫・妓夫太郎戦での発言
吉原遊郭で堕姫・妓夫太郎と戦った際に、炭治郎は「もし俺が鬼に落ちたとしても、必ず鬼殺隊の誰かが頸を斬ってくれるはず」という言葉を残しています。
当時は、鬼に対する炭治郎の慈愛心を表しただけのように思えましたが、炭治郎が鬼となった今では伏線だったのでは無いかと考えられます。
炭治郎に対する無惨の発言
無惨の血を体に注ぎ込まれ、右目部分が鬼のように肥大化した炭治郎。その姿をみた無惨は「どちらが鬼か分からないな」という言葉を残しています。
この発言が出たのは炭治郎と無惨の再会場面であり、どんな言葉をかけても違和感はないシーンです。あらゆる言葉が可能性として考えられる中、作者はあえてこの言葉を選んでいます。
つまりこの無惨の発言は、作者が意図した明らかな伏線だったことが分かります。
鬼の血に耐えうる竈門家の血筋
無惨の血を全て注ぎ込まれながらも、苦しむ様子も見せず鬼へと変貌した炭治郎。同じく禰豆子も無惨の血に耐え抜き、鬼となった後も理性を保っていました。
珠世や実弥の母とは違い、竈門家の血筋が鬼の血に適合しやすい特別なものであることを示唆しています。
無惨の依代としては鬼化した炭治郎が適切であると、禰豆子が鬼となった1話から伏線として仕込んでいたのかもしれません。
キャッチコピー「日本一慈しい鬼退治」
「日本一慈しい(やさしい)鬼退治」とは、鬼滅の刃のあらすじを一言で表した言葉のことです。公式から公表された言葉であり、鬼滅の刃18巻発売日に、大々的に公開されています。
ただのキャッチコピーのように思われますが、鬼滅の刃の物語を一言で表していることから、物語の確信に迫る意味が込められている可能性が高いです。
炭治郎が鬼となった今「日本一慈しい鬼」とは、誰よりも優しい音のする炭治郎を指している可能性が高く、炭治郎の鬼化を暗喩していたのでは無いかと考えられます。
最終決戦のネタバレ一覧
21巻 | ||||
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179話 | 180話 | 181話 | 182話 | 183話 |
184話 | 185話 | 186話 | 187話 | |
22巻 | ||||
188話 | 189話 | 190話 | 191話 | 192話 |
193話 | 194話 | 195話 | 196話 | |
23巻 | ||||
197話 | 198話 | 199話 | 200話 | 201話 |
202話 | 203話 | 204話 | 205話 |
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週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
(C)吾峠呼世晴
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