実弥がこの稀血に気が付いたのは鬼を借り始めてすぐのことだった。鬼にされた母は実弥の出血により動きが鈍くなりその隙に殺めたのだった。そこから、実弥はこの世が全て色あせるように荒んでいき、片っ端から独学で鬼を殺めていった。
鬼滅の刃168話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
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168話のネタバレ
不死川実弥(風柱、玄弥の兄)は自身の稀血によって黒死牟(上弦の壱)を酩酊させ、わずかにひるませることかできた。
実弥がこの稀血に気が付いたのは鬼を借り始めてすぐのことだった。鬼にされた母は実弥の出血により動きが鈍くなりその隙に殺めたのだった。
そこから、実弥はこの世が全て色あせるように荒んでいき、独学で片っ端から鬼を殺めていった。
ある時、鬼を追っていると鬼殺隊の”粂野匡近”が育てを紹介してくれた。下弦の壱は匡近と二人で倒したが匡近は戦いの末死んでしまい、実弥のみの手柄となり柱になったのだった。実弥は善良な人間から死んでいくこの世を不条理だと感じていた。
柱になった実弥は初めての柱合会議に参加した。以前からお館様(産屋敷)の一段高いところから涼しい顔で傍観して、人が苦しんでる中でもヘラヘラと笑っているのが腹立たしいと感じていた。
暴言を吐いても微笑み、決して怒らなかった。また、そんなところも白々しいと感じ実弥は産屋敷を良く思っていなかった。
産屋敷は叶うことなら自らで人を守れる剣士になりたかったが、体が弱く刀を10回振るだけでも脈が上がってしまうほどだった。動けない自分の代わりに戦ってくれている柱や鬼殺隊の隊員に申し訳ないと感じていた。
匡近が亡くなって間もないのに柱合会議に呼んだことを詫びた。柱の名前ならともかく匡近の名前を憶えていることに驚いた。
実弥でさえ一緒に戦い亡くなった隊員の名前は覚えきれていないのに、産屋敷は亡くなった全ての隊員の名前から生い立ちまで記憶していると言った。
鬼殺隊員は皆遺書を書いており、匡近の遺書も残されていて、実弥にそれを渡した。
そこには、こう書かれていた。匡近は実弥を弟と重ねていて、大切な人が決して理不尽に命を奪われることなく、死ぬまで幸せでくらせるように。例え自分が生きていられなかったとしても、大切な人には生きていてほしい。実弥はその遺書を読んで生き抜くことを決意した。
(黒死牟との戦いに戻る)
深い傷を負い重傷なはずの実弥だったが、呼吸で血を凝固させ止血し、筋肉により臓物が飛び出るのを止めていた。
黒死牟は稀血により酩酊していたが、どこか余裕で実弥が風の呼吸を使っても華麗にかわし、実弥の振った刀を踏みつけた。
反対の手で銃を撃ったが、刀で押さえられかすり傷一つ付けられなかった。
すると、時透無一郎(霞柱)を追っていた悲鳴嶼(岩柱)が到着した。
次回、柱最強の悲鳴嶼が参戦し、戦況は大きく動くか___?
169話「地鳴る」
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(C)吾峠呼世晴
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