鬼滅の刃(きめつのやいば)の16巻のネタバレや考察、あらすじについてまとめています。原作134話〜142話について分かりやすく解説をしていきます。
鬼滅の刃16巻の概要
16巻のあらすじ
柱稽古で岩柱・悲鳴嶼の元へ赴いた炭治郎。滝に打たれ、丸太を担ぎ、岩を動かすという厳しい修業を経て、炭治郎は悲鳴嶼に認めてもらうことができるのか!? その裏で、無惨は禰豆子と産屋敷の居場所を突き止めようとし――!?
16巻の要約
・反復動作を身につけた炭治郎は岩柱の訓練を突破する
・悲鳴嶼の悲惨な過去が明らかになる
・鬼舞辻無惨が産屋敷の前に現れる
・産屋敷輝哉は屋敷を爆破し死亡する
・珠世が無惨に人間化の薬を注入する
・無限城でしのぶは上弦の弐「童磨」と対峙する
鬼滅の刃16巻のネタバレ前編「悲鳴嶼行冥」
134話
悲鳴嶼の訓練は、滝に打たれることと、丸太3本を担ぐことと、大きな岩を1町先まで押して運ぶこと、計3つである。
まずは滝修行に臨む炭治郎と善逸。先に修行を開始していた伊之助のもとへ行くと、伊之助はあまりの寒さに息が止まっている。それほどまでに岩柱の稽古は過酷であった。
訓練を一時休憩し、食事をとる隊士たち。伊之助によると、悲鳴嶼の実力は鬼殺隊最強だという。
再び訓練に戻った炭治郎。滝と丸太の訓練を無事終えるが、巨大な岩は6日経っても動かすことができない。
一方、炭治郎のもとへやってきた玄弥は岩を動かせるという。「反復動作」という方法で集中力を高めることで岩を動かせるとのこと。
無限城では、新たに上弦の肆となった「鳴女」が、無惨の指示のもと禰豆子と産屋敷の居場所を探っている。鳴女は、6割ほどの鬼狩りの位置をすでに把握していた。
135話
「反復動作」は全集中の呼吸とは全く別物であり、怒りや痛みの記憶を思い出し、心拍と体温を上昇させる方法であった。
炭治郎は愛する家族のこと、煉獄の「心を燃やせ」という言葉で集中力を高め、反復動作を実践。ついに岩を動かすことに成功する。
伊之助も反復動作で岩を動かしていた。そして2人に驚く善逸のもとには1通の手紙が届く。
ついに訓練を終えた炭治郎。悲鳴嶼は炭治郎に自身の過去を明かす。
昔、寺で身寄りのない子供を育てていた悲鳴嶼。家族のように暮らしていたが、ある晩1人の子が約束を守らずによるに出歩き、鬼と遭遇してしまう。
その子供は自分が助かるために、藤の花の香炉を消して寺に鬼を招き入れたのであった。
生き残ったのは悲鳴嶼と沙代という少女のみ。悲鳴嶼は沙代を守るために朝まで鬼を殴り潰したが、沙代の「あの人が殺した」という言葉がきっかけで、殺人罪に問われ投獄されてしまう。
沙代がいうあの人とは鬼のことだったが、4歳ゆえにうまく伝えることができなかったのだ。
投獄された悲鳴嶼は、お館様に救われ今に至るという。
子供を信用できない悲鳴嶼だったが、訓練をやり抜いた炭治郎を認め、褒め称える。
136話
手紙を受け取ってから暫く喋らない善逸。炭治郎は差し入れを持ってゆくが、未だに善逸は考え事をしていた。善逸はやらなければいけないことがはっきりしたのだという。
善逸の元を去り義勇の元へ向かうと、そこには不死川実弥がおり、木刀で激しく打ち合っていた。
炭治郎はおはぎの取り合いで喧嘩をしているのかと勘違いをし、実弥を怒らして実弥は帰ってしまう。義勇によると喧嘩ではなく柱同士で稽古をしていたのだという。
帰路につく実弥は、肆と書かれた謎の物体を見つける。
その頃、産屋敷輝哉の元には、鬼舞辻無惨が現れていた。
鬼滅の刃16巻のネタバレ中編「鬼舞辻無惨襲来」
137話
鬼舞辻無惨は産屋敷一族が1000年以上追い続けた鬼であった。産屋敷と無惨は鬼と同じ血筋だという。
血筋から鬼を出した産屋敷一族は、生まれてくる子供はすぐに死んでしまう呪いにかかっている。長くても30年も生きることはできない。
無惨は永遠・不滅を夢見ていた。禰豆子を取り込み、不死身の体を手に入れようとしている。
しかし、産屋敷は人の想いこそが永遠であるという。人の想いが不滅だからこそ、鬼殺隊は1000年も存続し、無惨の首を狙っている。
たとえ輝哉が亡くなっても、無惨を倒そうとする意思は受け継がれてゆく。一方で、鬼は無惨が死ねば滅びてしまう。
苛立ちを感じ始めていた無惨は、ついに産屋敷を手にかけようとする。
鎹カラスを通じて、柱たちと炭治郎に緊急指令がかけられていた。
138話
柱たちと炭治郎が産屋敷邸にもうすぐ着くというところで、産屋敷邸は大爆発する。
無惨を倒すために輝哉はあえて護衛をつけずに、妻子もろとも屋敷を爆発させたのであった。
爆発の次は血気術による無惨の捕縛。その隙に珠世が現れ、無惨に人間化の薬を注入することに成功する。
珠世は無惨に騙され鬼となった恨みから、無惨を倒せるチャンスを刻一刻と伺っていたのだ。
そして、無惨の元にいち早く到着した悲鳴嶼が無惨の首を吹き飛ばす。
139話
輝哉は無惨が5日以内に襲撃に来ることを予測していた。悲鳴嶼は事前にその話を輝哉からされており、いち早く駆けつけることができた。
輝哉の予想通り、悲鳴嶼が首を斬っても無惨は死なない。無惨を滅ぼすには日光しかないと考えられた。
そして柱たちと炭治郎が到着。一斉攻撃を無惨に仕掛ける。
しかしあと一歩のところで無限城が出現し、柱たちを吸い込んでゆく。炭治郎は無惨に絶対に逃がさないと叫び伝えるのであった。
鬼滅の刃16巻のネタバレ後編「上弦の弐・童磨」
140話
上下左右が無茶苦茶な城の構造に混乱する炭治郎。落下するところを義勇に拾われ一命を取り留める。
城の中には、無数の鬼がおり隊士たちに襲いかかっていた。伊之助や善逸などの無惨の近くにいなかった隊士も、城に飛ばされている。
炭治郎、同期組、柱たちはそれぞれが鬼を切り捨てながら無惨の元へ向かう。
しのぶが進んだ先には、女性の肉を貪る上弦の弐「童磨」の姿があった。
141話
しのぶはカナエを失った時のことを思い出す。死期の迫るカナエは、自信を殺した鬼が鋭い対の奥義を使うことをしのぶに伝えていた。
屈託なく笑顔を浮かべ対の奥義を持つ童磨は、間違いなく姉カナエの仇の鬼であった。
万世極楽教の教祖である童磨は、人を殺し食べることが「救い」なのだという。童磨の曲がった考え方に対し、激しい怒りを覚えるしのぶ。
しのぶは殺されたカナエの羽織を見せる。童磨はカナエを覚えており食べてあげたかったと発言する。
怒りが頂点に達したしのぶは、最速の突きで毒を打ち込む。童磨にも毒は有効だった。しかし一瞬で毒を分解されてしまう。
142話
童磨は幼少期から万世極楽教の教祖を務めていた。生まれた頃から虹色の目を持ち、特別な子供だと親から考えられたためである。
しかし人間時代から感情のほぼない童磨は、宗教を全く信じていない。
宗教というつまらないものにすがる大人を、見下すように憐れみ、そんな頭の悪い人たちを幸せにするために自分は生まれてきたのだと考えていた。
しのぶは毒を5回打ち込むも、5回とも童磨に分解されてしまう。
ついに反撃をくらい、肺胞は壊死し左の肺を斬られたしのぶ。動くことすら困難だったが、カナエの言葉を思い出し、渾身の一撃を繰り出す。
しのぶの突きは童磨を捉え、天井まで童磨を突き刺すのであった。
単行本のネタバレ一覧
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(C)吾峠呼世晴
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