鬼滅の刃(きめつのやいば)の15巻のネタバレや考察、あらすじについてまとめています。原作125話〜133話について分かりやすく解説をしていきます。
鬼滅の刃15巻の概要
15巻のあらすじ
遂に上弦の鬼・半天狗の本体を追い詰める炭治郎。しかし夜明けが近付き、鬼である禰豆子の身体に危機が!? 禰豆子の身を案じ、半天狗を倒しに行くことに躊躇する炭次郎。果たして半天狗を討てるのか!? そして禰豆子の安否は!?
15巻の要約
・炭治郎がついに半天狗を倒す
・禰豆子が太陽を克服し、鬼の出現が一時的に収まる
・無惨は禰豆子を取り込むために作戦を立てている
・時透の口から痣の発現条件が語られる
・義勇の過去と思いが明らかになる
・柱稽古が始まり、炭治郎たちは柱の指南を受ける
鬼滅の刃15巻のネタバレ前編「決着!半天狗との戦い」
125話
半天狗の戦いは長期戦を極め、夜明けが迫っていた。
甘露寺は大技を連発しており体力が長く持たないと思われるため、夜明けが来れば鬼は逃げてしまうだろうと炭治郎は考える。
半天狗は延々と逃げ続けており、炭治郎は左足を負傷しており追いつくことができなかった。
しかし、善逸に教示してもらった雷の呼吸の教えを思い出し、片足とは思えない速さで半天狗を追いかけてゆく。
ついに半天狗の首元まで刀が届くが、半天狗は突如巨大化して炭治郎の攻撃を無効化し、再び逃走してしまう。
しかし、崖から落下しても炭治郎と禰豆子は半天狗を追い続け、鋼鐵塚の研いでいた刀でついに円舞一閃で巨大化した半天狗の首を切断することに成功する。
126話
半天狗の首を斬った場所は、木もほとんど生えていない開けた場所であった。夜明けが目前に迫る。
禰豆子を日陰に連れて行こうとする炭治郎だったが、半天狗はまだ生きており、里の人々を襲おうとする。巨大化した半天狗も分身体の1つだった。
禰豆子は炭治郎に半天狗を追うよう伝えるが、炭治郎はその場から動けない。
禰豆子を失い半天狗を追いかけるか、里の人々を見捨て禰豆子を救うか。究極の選択を迫られ決断できなかったのだ。
その時、炭治郎の体が突如半天狗の方向へ飛んでゆく。禰豆子が炭治郎を蹴り飛ばしたのだった。
炭治郎は禰豆子の決断を尊重し、日に焼かれる禰豆子を背に半天狗を追う。
巨大化した半天狗の心臓部に本体が隠れていることを嗅ぎ分け、本体ごと切断に成功するのであった。
半天狗を倒したものの、禰豆子を失い涙にくれる炭治郎。しかし振り返った先には、太陽の日の下を歩く禰豆子の姿だった。
127話
珠世から届いた手紙。そこで珠世は、禰豆子が近いうちに太陽を克服することを予測していた。
禰豆子は自我を取り戻すよりも重要で、優先すべきことがあるのではないかと。その結果として太陽を克服するのだという。
禰豆子の無事を確認し、炭治郎は涙をこぼしながら禰豆子を抱き寄せる。
その後、上弦の鬼に勝利した炭治郎・禰豆子・時透・甘露寺・玄弥・小鉄は全員で肩を組み、大団円を迎えるのであった。
一方、無惨は半天狗の意識を通じて、禰豆子が太陽を克服したことを知る。1000年以上待ち望んだ存在に、興奮を隠しきれない。
無惨は太陽を克服するため、禰豆子を捉え取り込むことを決意する。禰豆子を巡ってこれまで以上に苛烈な戦いが始まるだろう。
鬼滅の刃15巻のネタバレ中編「痣の発現」
128話
刀鍛冶の里での戦闘から7日後、炭治郎は目を覚まし蝶屋敷邸で食事をとっていた。隠によると、甘露寺と時透は3日で完治したのだという。
屋敷には任務から帰ってきた善逸もおり、日の下を歩く禰豆子に対して善逸は興奮冷めやらぬ様子。
同刻、産屋敷邸では緊急柱合会議が行われていた。輝哉の病状悪化により、あまねが会議の代理を務めている。
会議の議題は、痣の発現条件について。
炭治郎の痣の発現をきっかけに、甘露寺と時透の痣が発現。痣は無惨を追い詰めた始まりの呼吸の剣士たちにも発現しており、その方法の共有のためだという。
時透が当時の戦闘を思い返し、痣の発現条件について語り始める。
129話
時透によると、痣を発現したときにはいつもと違うことが2つあったという。
1つ目は心拍数が200以上、2つ目は体温が39度以上だったこと。この2つの条件が満たされることで痣が発現すると、時透は考えていたのだった。
痣の発現条件が分かり、発現を急ぐ柱たち。しかしあまねから、痣を発現した者にはデメリットがあることが伝えられる。
痣のデメリットが柱に伝えられたところで柱合会議は終了。悲鳴嶼は柱たちに声をかけ1つの提案をする。
同日、蝶屋敷で休む炭治郎の元に、鋼鐵塚が新しい日輪刀を持ってきていた。縁壱零式の中に隠されていた刀である。
刀を抜くとその刀身は深い漆黒色に染められており、「滅」という文字ただ1つが彫られている。鋼鐵塚いわく、全ての鬼を滅するという思いだけが込められた刀だという。
鋼鐵塚が帰ったあと、伊之助が突如病室の窓を突き破り登場する。合同強化訓練が始まるのだという。
鬼滅の刃15巻のネタバレ後編「柱稽古」
130話
合同強化訓練とは、柱より下の階級の者が柱を順番に回り稽古をつけてもらえるというものだ。別名、柱稽古という。
禰豆子が太陽を克服して以来鬼の出現が止まり、柱に時間ができたために実現できた稽古である。
怪我でまだ稽古に参加できない炭治郎のもとへ、産屋敷から手紙が届く。そこには、自分の代わりに義勇が前を向けるよう根気強く話してくれないかと書かれていた。
義勇の元を訪れる炭治郎。自分のことを水柱ではないという義勇に、思い詰める理由を尋ねる。
義勇は最終選別のことを語り始めた。錆兎という少年が1人で殆どの鬼を倒し、自分は鬼を1匹も倒さず錆兎に助けられて生き残ったのだという。
錆兎は亡くなり自分が生き残ったことに負い目を感じ、そんな自分は水柱に値しない、痣も出ないと考えていたのだった。
131話
錆兎ではなく自分が死ねばよかったと考える義勇。
炭治郎は義勇の気持ちにひどく共感していた。かつて煉獄が自分たちを守り死んでいったことを思い出す。
しかし、炭治郎はどんなに惨めでも恥ずかしくても生きていかなければならない、そのことを義勇にどうしても伝えたいと考えた。
炭治郎は義勇に、錆兎から託されたものを繋いでいかないのかと尋ねる。
その言葉にハッとする義勇。義勇は錆兎の言葉を思い出す。義勇を守って亡くなった姉の思いを繋ぐよう、錆兎から鼓舞されたことを。
義勇は前を向き、柱稽古に参加することを決意する。
一方蝶屋敷では、しのぶとカナヲが話をしていた。カナヲはしのぶと稽古したい様子だったが、しのぶは柱稽古に参加できないという。
そしてしのぶは、カナエを殺した鬼の殺し方をカナヲに打ち明ける。
ある日の夜、鎹カラスが珠世の元を訪れていた。カラスは珠世に、無惨を倒すために産屋敷邸で薬の研究をして欲しいという。
132話
怪我から回復した炭治郎はついに柱稽古に参加。宇髄、時透、甘露寺の訓練を問題なくこなしてゆく。
伊黒の訓練は、部屋中に括り付けられた隊士を避けながら太刀を振るうというもの。隙間を縫ってくる伊黒の太刀を防ぐ必要もある。
4日間かかって訓練を終了。不死川実弥の所へ向かうと、恐怖に怯える善逸と出会う。実弥の訓練が相当厳しいようだった。
実弥の訓練は、ただ実弥に斬りかかってゆくという単純なもの。しかし、失神するまで休憩はなく、想像を絶する厳しさであった。
初日からボロボロになる炭治郎。
133話
稽古が終わり炭治郎は廊下を歩いていると、不死川兄弟が話しているのを聞く。実弥は玄弥に、呼吸が使えないなら鬼殺隊をやめろと言っている。
さらに玄弥が鬼を喰ったというので、実弥は目潰しをしようと手を伸ばす。
炭治郎はとっさに玄弥をかばい、実弥と対峙する。炭治郎は2人の仲を取り持ちたかったが、結局実弥と夕方近くまで喧嘩になり、実弥と接触禁止になってしまう。
次に岩柱「悲鳴嶋行冥」の訓練に向かう炭治郎と善逸。稽古場に着くと、そこには凍えながら滝に打たれる伊之助の姿があった。
単行本のネタバレ一覧
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(C)吾峠呼世晴
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