鬼滅の刃(きめつのやいば)の10巻のネタバレや考察、あらすじについてまとめています。原作71話〜79話について分かりやすく解説をしていきます。
鬼滅の刃10巻の概要
10巻のあらすじ
花街を支配していた花魁の鬼、堕姫! 力を分けていた帯とひとつとなり、増した力で堕姫は炭治郎を襲う!! 炭治郎はヒノカミ神楽で応戦するが限界を超え!? 炭治郎に代わり禰豆子や宇随が対峙するが、上弦の鬼の堕姫との戦いは、思いがけぬ展開に!?
10巻の要約
・宇随は堕姫から3人の嫁の救出に成功する
・禰豆子が覚醒し上弦に匹敵する力で大暴れする
・宇随が戦場に到着するも鬼側に妓夫太郎が参戦
・鬼殺隊員4人VS鬼2体の戦いが始まる
単行本のネタバレ一覧
鬼滅の単行本一覧 | ||||
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鬼滅の刃10巻のネタバレ前編「堕姫VS炭治郎」
80話
忍の出身であるまきをと須磨は、自分の命などちっぽけなものと考えていた。
しかし宇随との出会いを経て、生きたいと強く願うようになっていた2人は、助けにきた宇随を目にし思わず涙を流す。
宇随たちは逃げてしまった帯を追いかけ、堕姫のもとへ向かう。
宇随のもとから逃げた帯は堕姫の体に取り込まれ、堕姫はさらに凶悪な姿へ変貌した。
そこへちょうど町人が通りかかったので、堕姫は周囲の建物ごと男性を斬りつける。
男性は重傷を負い、建物の中にいた人々も怪我を負っていた。炭治郎は堕姫への怒りを増幅させる。
81話
炭治郎は煉獄父「槇寿郎」から受け取った手紙を思い出す。
手紙には感謝と謝罪の言葉に加えて、日の呼吸について書かれていた。日の呼吸の使い手は生まれつき額に赤い痣はあるという。
しかし、炭治郎はこの痣が生まれつきではなく火傷でついたことを知っている。
自身が選ばれた者ではないと自覚するが、それでも人の心を持たぬ者の横暴を止めるために退かずに戦うことを決意する。
堕姫の目には、怒りに震える炭治郎の姿が別の鬼狩りに似ているように見えた。その鬼狩りの姿は無惨の細胞に刻み込まれたものである。
ヒノカミ神楽で猛攻を仕掛ける炭治郎。堕姫を圧倒し、ついには首に刀が届く。
しかし堕姫の首は帯のように柔らかく、切断には至らない。
82話
首は斬れなかったものの、冷静に戦いを分析する炭治郎は徐々に堕姫を追い詰める。
ヒノカミ神楽で帯を淡々と切り刻み、再度堕姫の首を捉えかける。
しかし炭治郎の体はそこで限界を迎えた。日の呼吸を使い過ぎたことで命を失いかけたのである。
息をするのも困難であり、目の前が真っ暗で堕姫の姿すら見えない。
弱る炭治郎に堕姫が止めを刺そうした時、何者かが激しい蹴りで堕姫を吹き飛ばす。
堕姫に一撃を加えたのは怒りに震える禰豆子だった。
鬼滅の刃10巻のネタバレ中編「禰豆子の覚醒」
83話
禰豆子は無惨の支配を逃れていたため、堕姫は禰豆子を始末しようとする。
近接戦が中心の禰豆子は堕姫の帯に切り刻まれるが、上弦の鬼に匹敵する速度で禰豆子の傷は癒えてゆく。
禰豆子はいつのまにか大人の姿に変貌していた。
足を切断されてもそれを上回る速度で再生し、そのまま堕姫を蹴り飛ばす。
堕姫を蹂躙する行為に快楽を感じる禰豆子。
意識を失っていた炭治郎は、夢の中で禰豆子の変貌を知り目を覚ます。
84話
堕姫の帯がいくら禰豆子を切り刻んでも、禰豆子の四肢は離れることはない。
血気術「爆血」で堕姫を燃やし、弱ったところを残酷に蹴り続ける。
我を忘れた禰豆子は、堕姫との戦闘中に人間を見つけ喰らおうとするが、炭治郎が間一髪のところで羽交い締めにして静止する。
暴れ続ける禰豆子を言葉で諭すも、一向に意識は戻らない。堕姫も復活し窮地に陥る炭治郎。
しかしそこへ、満を辞して宇随が登場する。
宇随は登場していなや堕姫の首を切断し、「堕姫は上弦の鬼ではない」と言い放つのであった。
85話
禰豆子がいまだに暴れ続けるので、宇随のアドバイス通りに子供の頃に母が歌っていた「子守唄」を炭治郎は歌う。
子守唄を聞いた禰豆子は母のことを思い出し、泣き喚いたのちに眠りにつく。
首を斬られた堕姫が一向に塵にならないので宇随は不審がっていると、堕姫の体から別の鬼が姿を現す。
宇随は鬼をすぐさま攻撃するも、その鬼は尋常ではない反射速度で攻撃を回避する。
異質な2本の鎌を持ったその鬼は、宇随の攻撃をいとも容易くいなして反撃を加えていた。
鬼滅の刃10巻のネタバレ後編「妓夫太郎」
86話
堕姫の体から現れた鬼の名は「妓夫太郎」という。妓夫とは遊郭で客の呼び込みや集金する役職者を指す言葉であり、役職名をそのまま自身の名前としていた。
やられた分だけ復讐することを信条とする妓夫太郎は、妹の堕姫が痛めつけた全員を殺そうとする。
炭治郎は建物の外で、遅れてやってきた善逸と伊之助と合流していた。宇髄に加勢するよう2人に頼み、自身は禰豆子を木箱に戻すため一時的に戦線を離れる。
妓夫太郎が生み出した血の斬撃は、敵に当たって弾けるまで操ることができる。
宇髄はその斬撃を対処しながら、堕姫が首を斬っても消滅しなかった理由を考える。
宇髄は隙をついて爆破攻撃を仕掛けるが、堕姫の帯によって難なく防がれてしまう。
87話
2対1でも対等に戦う宇髄。妓夫太郎は宇髄のことを才能に溢れた剣士だという。
しかし宇髄は、自分よりも才能に溢れた人物が柱にいることを知っていたので、妓夫太郎の言葉を即座に否定する。
妓夫太郎の放つ血鎌には猛毒がついているが、攻撃を受けた宇髄は一向に死なない。宇髄は忍の家系の出身であり毒は効かないという。
忍時代のことを思い出す宇髄。
忍としての生活は厳しさを極めており、9人兄弟だったが15歳の頃には2人まで減ったことを。
さらに父が人を駒としか考えないために嫌気がさし、産屋敷に仕えることに決めたことを。
毒は効かないと言った宇髄だったが、表情が明らかに曇っている。妓夫太郎は発言がブラフだったと分かり、いやらしくを宇髄を挑発し、再び刀をぶつけ合う。
宇髄は、火薬玉の爆発と2本の日輪刀を駆使して妓夫太郎・堕姫と対等に戦う。
2体の首を同時に斬ろうとするが、あと一歩のところで妓夫太郎の首を仕留め損ねる。
そこへ、炭治郎・善逸・伊之助の3人が戦いに参戦する。
88話
妓夫太郎と堕姫を倒す方法は、同時に首を斬ることだと看破した宇髄。
勝機はあると大声で話す宇髄の姿は、まるで煉獄杏寿郎のように勇ましかった。
倒す方法を看破されるも、妓夫太郎は自信に満ち溢れている。妓夫太郎と堕姫は過去に22人もの柱を倒した実績があるためだ。
善逸と伊之助は堕姫を、宇髄と炭治郎は妓夫太郎を相手に戦う。
炭治郎は妓夫太郎の殺気を前にいつも通り動くことができず、宇髄に庇われるような形になってしまう。
宇髄と共闘するのは初めてなので、連携がうまく取れない。
一方で堕姫と妓夫太郎は、お互いの視界をリンクさせることで連携しながら攻撃を繰り出す。
鬼滅の刃10巻のネタバレ「伊之助の過去」
番外編
伊之助は赤ん坊の頃、野生の雌イノシシに育てられる。
歩ける年齢まで成長した伊之助は度々下山をし、たかはるという青年とその祖父が暮らす家を訪れるようになる。
たかはるは猪頭を不気味に思うが、祖父は百人一首を度々伊之助に読み聞かせていた。
百人一首やたかはるとのやり取りを通じて言語に触れたことで、伊之助は山育ちながらも言葉を覚えていく。
人間はある一定の年まで言語に触れなかった場合に言語習得が困難になるが、伊之助が言葉を流暢に話せるのは、たかはる一家との出会いが理由であった。
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(C)吾峠呼世晴
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