鬼滅の刃(きめつのやいば)の5巻のネタバレや考察、あらすじについてまとめています。原作35話〜43話について分かりやすく解説をしていきます。
鬼滅の刃5巻の概要
5巻のあらすじ
那田蜘蛛山へ向かった炭治郎たちは、山に棲む蜘蛛の鬼の家族に苦戦を強いられる! 善逸は蜘蛛になる毒に侵され、伊之助と炭治郎も巨大化した父鬼に翻弄され、戦いに終わりは見えず…そんな絶体絶命の一行の下にある影が…!?
5巻の要約
・伊之助は蜘蛛鬼(父)との戦いで重傷を負う
・累との戦いで炭治郎はヒノカミ神楽を、禰豆子は爆血を習得
・到着した冨岡により蜘蛛鬼(父)と累の討伐に成功
・到着したしのぶにより蜘蛛鬼(姉)の討伐に成功
単行本のネタバレ一覧
鬼滅の単行本一覧 | ||||
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鬼滅の刃5巻のネタバレ前編「蜘蛛鬼(父)」
35話
蜘蛛のような顔をした鬼は、皮膚が非常に硬い。炭治郎と伊之助どちらの刀も通らない。木を倒して動きを止めても、その木ごと炭治郎は遠くへ吹き飛ばされてしまう。
1人残された伊之助は、蜘蛛鬼と1対1で対峙する事になる。
一方その頃、善逸は毒による死が着々と近づいていた。呼吸も困難になってきている。しかしその時、柱であるしのぶが到着したのであった。
炭治郎が飛ばされた先では、累という鬼が、他の鬼の顔に傷をつけていた。鬼の顔は血だらけになり泣き叫んでいる。
36話
累は、傷つけた鬼とは仲間の関係ではなく、強い絆で結ばれた家族だという。しかし、炭治郎は匂いから、恐怖・憎しみ・嫌悪で結びつけられた関係であると気づく。
そんな絆は偽物だと告げるのであった。累に近寄った隊士が一瞬で切り刻まれる。累は炭治郎の言葉に激昂していた。
一方、太刀の通らない鬼に苦戦する伊之助。考えても仕方がないので、2本の刃で同時に腕を攻撃し、力技で切断する事に成功する。
鬼が逃走したので追いかけると、鬼は木の上で脱皮を開始していた。脱皮を終えた鬼は一回り大きくなり、さらに凶悪な姿へ変貌する。
37話
伊之助は、今までこれほどの圧を敵から感じたことはない。敵の攻撃を目で追うことはできず、さらに2本の日輪刀は折れてしまう。
伊之助は鬼に捕まってしまい、首を絞められる。決死の思いで鬼の首に刀を突き刺すも、刃はそれ以上通らない。
頚椎を握りつぶされる直前の一瞬、伊之助は走馬灯を見た。涙を流しながら伊之助に謝る女性の姿が脳裏に浮かぶ。伊之助はその顔を思い出せない。
しかしその時、鬼の腕が突如断ち切れる。柱である冨岡義勇の姿がそこにはあった。硬い鬼の首を一瞬で断ち切る冨岡を、伊之助は羨望の眼で見つめる。
一方、累との戦闘を開始した炭治郎。しかし戦闘開始直後、累の糸と激しく接触したことで、日輪刀が折れてしまう。
38話
伊之助は冨岡に勝負を挑んでいた。鬼を倒した冨岡を倒せば、自分が一番強くなれるという算段である。しかし冨岡は伊之助の怪我に気づき、伊之助を縛り上げその場を後にする。
炭治郎は、日輪刀が折れ絶体絶命の窮地に立たされていた。生きているように動く糸の攻撃を、抜けていけない。ついには糸に囲まれしまい、死を覚悟する。
しかしすんでのところで、禰豆子が身代わりとなり炭治郎を守るのであった。命をかけて兄を守る禰豆子の姿に、累は感動している。
累の姉だという鬼は、禰豆子に自分の役割が取られてしまうと考え、急いで残りの鬼殺隊退治へ向かった。
累は炭治郎に交渉を持ちかける。禰豆子を頂戴、そうすれば命は助けてやると。しかし、炭治郎の意志は決してゆるがない。禰豆子は絶対に渡さないと累に伝える。
力づくで禰豆子を奪う事に決めた累。累は、自身が十二鬼月であることを炭治郎に告げるのであった。
鬼滅の刃5巻のネタバレ後編「十二鬼月・累」
39話
父と母・兄や姉は命をかけて下の弟妹を守るべきだ、という価値観を持つ累。自分の役割を理解していない者は、死に値すると考えている。
累は糸で禰豆子を一瞬で奪い取る。禰豆子は累の顔を引っ掻くが、累は動じず禰豆子をそのまま吊し上げてしまう。
炭治郎は怒りで我を失いかけるが、禰豆子を救うため冷静さを取り戻す。水の呼吸で糸を断ち切り、累に接近してゆく。
しかし、累が糸の強度をさらに増した。この糸は斬れないと感じ取る炭治郎。糸は自身の目前まで迫っており、回避はできない。
死を覚悟した炭治郎は走馬灯をみる。そこには炭治郎の父の姿があった。
40話
炭治郎は、父「炭十郎」が神楽を舞う姿を思い出す。父は1日中神楽を舞っていた。どれだけ動いても疲れない息の仕方があるという。
走馬灯から目覚めた炭治郎は、ヒノカミ神楽「円舞」を繰り出し、累の糸を断ち切る。瞬きする間もなく、新しい糸が張られてゆく。
ヒノカミ神楽の呼吸に切り替えた代償は大きく、一旦引けば体が動けなくなることを炭治郎は感じ取っていた。
炭治郎は自分の命を犠牲にして相打ちを狙う。
一方、禰豆子は意識の世界の中で、今は亡き母に言葉をかけられていた。お兄ちゃんまで死んでしまうわよ、と。
禰豆子は目を覚まし血気術「爆血」を放つ。炭治郎を襲う累の糸を、次々に焼き切っていく。その隙に累へ接近する炭治郎。
炭治郎の刃はついに累の首まで届く。禰豆子の血が爆ぜることで刃は加速し、累の首は宙を舞う。
鬼滅の刃5巻のネタバレ後編「胡蝶しのぶ」
41話
累から鬼殺隊の始末を頼まれた蜘蛛鬼(姉)は、隊員を探しながら、累との家族ごっこで失態を犯したことを後悔している。
顔を切られたぐらいで済んだのはまだマシだった、と考えるほどだ。道中で村田を見つけ、蜘蛛の糸で繭を作り捕獲する。
繭の中は溶解液で満たされており、村田はいつ死んでもおかしくない。
しかしそこに、柱の胡蝶しのぶが駆けつける。蜘蛛鬼(姉)の攻撃を完璧に回避するしのぶに、蜘蛛鬼は命乞いをする。
しのぶは、殺した人の数だけ罰を受ければ許すと伝えるが、もちろん蜘蛛鬼は応じない。しのぶに対して糸を放つ。
しのぶは蟲の呼吸で蜘蛛鬼(姉)を返り討ちにする。蜘蛛鬼(姉)は首を切られていないが、徐々に苦しみ始め死んでしまうのだった。
しのぶは、柱の中で唯一鬼の首が斬れない剣士であり、鬼を殺せる毒を作った人物であった。
42話
しのぶにより、繭の中から救出される村田。隊服は溶解液で全て溶けてしまったが、体は無事だった。しのぶいわく、鬼は毒で死んだので首を斬らなくてもいいという。
炭治郎は、ヒノカミ神楽の反動でその場から動くことができない。背後から首を切ったはずの累の匂いを感じ取る。
累は炭治郎に首を斬られる直前に、刀よりも先に自身の糸で首を斬っていたという。累は炭治郎を糸で囲い、とどめの技を繰り出す。
しかし何者かが現れ、炭治郎を襲う糸を全て断ち切る。立っていたのは冨岡義勇だった。
拾壱ノ型「凪」で累の攻撃を全て無効化し、首の切断に成功するのであった。
首を斬られた累は、人間の頃の記憶を取り戻し始める。
43話
累は人間の頃、生まれつき体が弱く、歩くことさえままならなかった。強い体を手に入れるために鬼になるも、両親は喜んでくれない。
鬼となり人を殺す累を、両親は涙ながらに殺そうとしたところ、累に返り討ちにされてしまう。母は死の間際「ごめんね」と累に告げて事切れた。
その時累は、父と母が人を殺した罪を共に背負って死のうとしてくれていたのだと理解した。本物の絆を、累自身で断ち切ってしまったのである。
毎日父と母が恋しく思う累は、鬼を集め疑似家族を形成。しかし心は満たされない。累が本当に望んでいたのは、両親にただ謝ることだった。
消えゆく意識の中で累は両親と再会する。父と母に謝罪の言葉を告げ、3人で地獄へ向かうのであった。
冨岡は炭治郎との会話の中で、炭治郎との出会いを思い出す。その時、禰豆子の首を狙うしのぶが現れる。
冨岡は俊敏な動きで、禰豆子をしのぶの刃から守った。
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(C)吾峠呼世晴
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