鬼滅の刃(きめつのやいば)の竈門家襲撃事件について解説しています。炭治郎一家を襲撃した鬼の正体は無惨なのか、襲撃の理由について考察しています。
竈門一家を襲った鬼とは?正体は無惨?
【確定】鬼舞辻無惨が襲撃した
鬼滅の刃1話で起きた悲劇、竈門家襲撃事件。
山奥に住んでいた家族を襲った鬼の正体は長らく明かされていませんでした。
しかしついに196話にて、竈門家を襲撃した鬼は鬼舞辻無惨自身だったことが明らかになっています。
襲われた家族全員が喰われていなかったのは、無惨本人が襲ったからのようです。
無惨は人間を食べて強さを求める性格ではないので、家族の遺体がそのままだったことにも納得できます。
無惨が鬼を増やす理由について
太陽を克服するために鬼を増やす
鬼の始祖という無敵に近い存在である無惨。しかし無惨は太陽が弱点であり、日の光の下を歩くことができません。
鬼になって以来、無惨の目的は日の光を克服することただ1つでした。太陽を克服するために、無惨は鬼を増やし続けていたのです。
太陽を克服する方法は2つあり、どちらも鬼を増やすことで実行できました。
・鬼を増やして青い彼岸花を探す
・日光を克服した鬼を作り出す
では無惨は、鬼にする対象としてなぜ竈門家を選んだのでしょうか。
竈門一家を無惨が襲った理由を考察
説1:鬼の配置場所として適切だったから
1000年以上の期間をかけて、青い彼岸花の捜索を行ってきた無惨。主要な土地には鬼を既に配置していると思われます。
いまだ捜索できていない土地は、おそらく竈門家のような山奥にある場所。
山の中には竈門家と三郎爺さん以外住んでいないと思われるため、山の中を探索するために竈門家を選んだ可能性が高いです。
加えて、「太陽を克服する鬼を作り出すため」の場所としても適切です。浅草など人気の多い場所で鬼を作ると、すぐ鬼の存在が認知され鬼狩りに襲われてしまいます。
鬼を着々と成長させるという意味でも、山奥の竈門家は適切な場所だと言えるでしょう。
説2:ヒノカミ神楽が継承されていたから?
無惨の宿敵である継国縁壱の使う「日の呼吸(ヒノカミ神楽)」を継承していた竈門家。日の呼吸を根絶やしにするため、襲撃したという説があります。
しかしながら、この説には矛盾点があり可能性が低いです。
というのも、無惨は竈門一家を殺すのではなく、鬼にするために襲撃したことが196話で明らかになっています。
鬼にすれば、日の呼吸を継承する者を長生きさせてしまうことは明白。珠世のように支配を外され、反逆行動を取る可能性も十分にあり得ます。
リスクを取らない無惨の性格を考えると、ヒノカミ神楽の使い手と知っていれば、確実に確実に殺していたでしょう。
そのため、説2の可能性は低いと考えられます。
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週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
(C)吾峠呼世晴
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