チェンソーマン 7巻の概要
7巻のあらすじ
(チェンソーマン 7巻 藤本タツキ / 集英社)その姿が「恐怖!! デンノコ悪魔!!」としてテレビで報道され、全世界に存在が知られることとなったデンジ!!
イカれた凄腕の刺客達が、各国から東京に集結する中 特異課は戦力を総動員し、デンジ防衛作戦を敷くが!?
ルール無用で襲い殺し合う、地獄のカオスが渦を巻く!!
7巻の要約
・デンジの「チェンソーの武器人間」姿が大々的に放映。
・世界各国の殺し屋やデビルハンターが、お国の依頼で”刺客”として来日。
・強力な刺客らが一堂に会し、やがて乱戦に。
単行本ネタバレ
| 単行本一覧 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
| 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
| 11巻 | 12巻 | |||
収録は53話〜61話
チェンソーマン7巻は、53話から61話の計9話が収録されています。
収録話一覧
- 53話「夢の中」
- 54話「江ノ島に行くには」
- 55話「レッツゴー」
- 56話「呪いと初めて」
- 57話「突然」
- 58話「黒瀬コウタロウ」
- 59話「めちゃくちゃ」
- 60話「クァンシと魔人達四十九人斬り」
- 61話「ニュースレポーター」
チェンソーマン7巻のネタバレ前編「江の島旅行？」
53話「夢の中」
レゼの一件が終わり、一時の平穏を得た早川家。
マキマが「江の島旅行」を提案しました。デンジ、アキは当然乗り気ですが、マキマが苦手なパワーは嫌そうです。
テレビを点けると、そこには大々的に放映されてしまっているデンジの姿が。公安で報道規制をかけていたようですが、レゼの一件は被害規模が大き過ぎたため、テレビ局を止められなかったようです。
デンジのような「武器人間」は貴重であり、アメリカや中国などは積極的に欲しがるとのこと。
江の島旅行は延期となり、世界の刺客からデンジを守る防衛戦が幕を開けます。それに伴って、デンジの自由はしばらく失われることとなりました。
54話「江ノ島に行くには」
中国。”クァンシ様”と呼ばれる眼帯の女性が、魔人の女性4名と情事に及んでいました。
そこにやってきたのは、軍服を着た男性です。クァンシの仕事はデンジを捕まえること。
場所は日本に戻り、なぜか既にクァンシが来日することを把握しているマキマ。
横には岸辺が歩いており、「全人類が集まって素手で殴り合う競技」を前提とした時、なんとその1位がクァンシだと評価します。
一方で、特に警戒すべき”ビッグネーム”が、「ドイツのサンタクロース」だと述べるマキマ。
チェンソーマン7巻のネタバレ中編「世界の刺客来日」
55話「レッツゴー」
宮城公安対魔2課 日下部・玉置、民間の吉田ヒロフミ、東京公安対魔特異4課 早川アキ・天使の悪魔と、デンジの護衛部隊一行はなかなかの大所帯です。
また、後に京都公安からも3名が合流するようであり、これからしばらくは10名で行動することになるようです。
場面は変わり、護衛任務に就くため、車で東京に向かっていた京都組の3名。
しかし突如、アメリカの殺し屋3兄弟らによって襲撃を受け、全員が死んでしまいました。
名前が不明な長男は一通り談笑を終えると、何らかの悪魔の能力によって、自身の顔を黒瀬の顔に変貌させました。
56話「呪いと初めて」
お昼時、護衛付きでパワーと共に昼食を摂っていたデンジ。
なんとそこにはトーリカとその”師匠”の姿もあり、”師匠”はごく自然にデンジに接近。そして、「呪いの悪魔の釘」をターゲットであるデンジに刺しました。
「呪いの悪魔の釘」は、4回刺せば相手の命を確実に奪うことが可能です。そして、そんな釘を既に3回デンジに刺したという”師匠”。
彼女は、デンジを殺すための残り1刺しを「テスト」としてトーリカに任せるようです。
57話「突然」
コベニの車に送られ、デンジらと合流した偽黒瀬。――2人が話し込む中、コベニの車に目を付けたパワー。
おもむろに車に近づいたパワーは、「ワシの持っている車に似とるなあ… これワシの車じゃないか？ ウヌは盗人なのか？」と、鮮やかな虚言三段活用でコベニの愛車の運転席を強奪。
免許証は持っているという更なる嘘を重ねたパワーは、運転席から離れようとしません。
偽黒瀬が握手を求め、デンジがそれに応じたその時――
パワーの運転する車が、デンジ・偽黒瀬の2人に突っ込みました。
デンジは頭から血を流し、偽黒瀬は吹き飛ばされて後頭部を強打してしまいます。
が、ここで事態は急変します。なんと、パワーが轢いた偽黒瀬の顔が、殺し屋3兄弟長男の本来の顔へと戻ったのです。
58話「黒瀬コウタロウ」
遂にクァンシが4人の魔人と共に来日。
場面は変わり、「皮の悪魔」の能力で黒瀬に擬態したアルド。
付近のホテルは全て警察に張られていたことから、彼は黒瀬の友人宅へと転がり込んでいました。
写真に写っている黒瀬の顔を見て、泣き出してしまったアルド。彼は長男やジョーイとは異なり、人としての良心を多く残しているようです。
そんな中、黒瀬の友人の「兄さんが今の自分見たら何ていうと思う？」という問いにより、長男やジョーイの姿を思い出したアルド。
「プロなら仕事全うしろ」という兄の言葉を受け、彼は任務に戻ることを決意しました。
チェンソーマン7巻のネタバレ後編「大乱戦」
59話「めちゃくちゃ」
”人形”を排除しつつ、サンタクロースが日本に来たことを確信したマキマ。
彼女は「サメの魔人」ビームにデンジを助けるよう命じ、「蜘蛛の悪魔」プリンシにもデンジだけは助け出すよう厳命しました。
そして同時に、「できるだけ仲間の死体だけは回収して」とも命令。
何か用途があるのでしょうか。
60話「クァンシと魔人達四十九人斬り」
人形らが次々とデパート内に侵入してくる中、ついに天使の悪魔が動きました。
「5年使用」と述べ、天使の輪から”寿命武器”を生成した天使。
場所は変わり、デンジを捕まえるべくデパートに向かっていたクァンシは、公安デビルハンターと鉢合わせました。
クァンシは、人間の目で捉えられないほどのスピードで走り出し、道中のデビルハンターや人間を全て切り倒してしまいました。
未来視によってクァンシの襲来を感知していたアキですが、彼女によるあまりに重い一撃を受け止めた衝撃により、気絶してしまいました。
61話「ニュースレポーター」
デパート内。吉田ヒロフミだけはクァンシのスピードについていくことが出来ていました。吉田は、契約している「蛸の悪魔」の能力を用いつつ、クァンシを退けようと果敢に挑みます。
吉田にトドメを刺そうとしたクァンシでしたが、なんと魔人2人を捕らえた岸辺が登場し、状況は一変します。
何よりも魔人が大事な様子のクァンシは、黙って席に着き、岸辺と対話する姿勢を見せました。
クァンシの向かいの椅子に座った岸辺は、「会話はマキマに聞かれている」というメモを見せます。
岸辺はマキマを殺したいらしく、安全の保障を条件に、協力をするようクァンシに要請。
チェンソーマン7巻の感想・考察
「チェンソーの悪魔」の謎
今回の記事でご紹介した53話にて、特異課所属の悪魔/魔人らが、全員死に際に「チェンソーのエンジン音」を聞いていたことが明らかになりました。
音を聞いたのが死に際ですから、チェンソーの悪魔に殺された、と考えるのが最も自然ですが、果たして…？
世界中から狙われることになったデンジ。
本記事では「武器人間」と呼称を統一している、”人でも悪魔でもないデンジのような存在”は、作中世界では極めて貴重とのこと。しかし、世界各国の刺客らがデンジを狙う理由は、本当にそれだけなのでしょうか。
強過ぎるクァンシ
各国の刺客らが一堂に会し、乱戦模様だった7巻。
魅力的なキャラクターばかりでしたが、やはり目立ったのはクァンシでしょうか。
榎本俊二先生の『斬り介とジョニー四百九十九人斬り』が元ネタだと思われる、第60話「クァンシと魔人達四十九人斬り」では、とにかくクァンシが大暴れ。
街を闊歩する人形らを斬りまくり、一瞬にしてデンジらのもとに到着してしまいました。
彼女の動きは人間技を大きく逸したものであり、何らかの悪魔との契約によるものと思われます。果たしてデンジは、そんなクァンシを始めとする刺客達から逃げることが出来るのでしょうか。
単行本のネタバレ一覧
| チェンソーマンの単行本一覧 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 |
| 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | 10巻 |
| 11巻 | 12巻 | 13巻 | 14巻 | |
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(C)藤本タツキ
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