鬼滅の刃(きめつのやいば)の上弦の伍「玉壺(ぎょっこ)」の解説記事です。玉壺の人間時代の過去、血気術や強さについても考察しています。
「玉壺」とは
十二鬼月の「上弦の伍」
玉壺とは、鬼の中の精鋭である十二鬼月の「上弦の伍」です。鬼舞辻の部下の中では、5番の実力者になります。
戦闘能力はさることながら、索敵能力にも長けており、戦闘外でも活躍します。また、壺を高値で売り資金源にするなど、他の鬼にはできない手段で、鬼舞辻からの信頼を得ています。
芸術家気質の鬼
また玉壺は、芸術家としての側面も持ち合わせます。壺以外にも製作していますが、どれも人の尊厳を踏みにじるような作品が多く、残虐性を伺わせます。
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玉壺の強さ・血気術
圧倒的な俊敏性が強み
玉壺の強さは、何と言ってもその俊敏性にあります。壺から壺に瞬間移動でき、真の姿になった後は、鱗の波打ちと強靭なバネにより、縦横無尽に攻撃できます。
当たれば一撃必殺の技「神の手」も持ち合わせており、攻撃に非常に優れた鬼と言えます。
千本針魚殺
壺から出た金魚が毒針を飛ばし攻撃する。
水獄鉢
粘度の高い液体に対象を閉じ込める技。霞柱を死一歩手前まで追い詰めた技。
蛸壺地獄
壺から蛸のような足を出して、敵を締め上げる技。足は弾力性に優れ、一時は日輪刀を跳ね返しました。
一万滑空粘魚
1万匹に及ぶ魚の大群を壺から出して攻撃する。魚の体液は経皮毒となっており、斬った後も敵を襲います。
神の手
触れたものを魚に変える一撃必殺の技。生物・無生物に関わらず魚に変えてしまう。
陣殺魚鱗
全身を覆う鱗を使い、人外な方向に高速で飛び跳ねる。神の手などと組み合わせて使用します。
玉壺の過去|人間時代について
漁村に生まれる
玉壺は人間時代、海に近い漁村で生まれ育ちます。その時から、動物を殺したり、違う種類の魚を縫い合わせたりと、異常行動を繰り返していました。
さらに、その行為を芸術だと考えていたため、育った漁村では忌み嫌われ孤立して生活します。
魚を使うのは過去の経験から
血気術で魚を生み出す理由は、過去の生活が起因しています。漁村に生まれたこともあり、魚を捕まえて遊ぶことが多かった玉壺。
その経験から、魚をモチーフとした技が生まれます。
玉壺は死亡した?実は生きてる?
時透無一郎に破れ死亡
玉壺は、刀鍛冶の里にて「時透無一郎」との戦闘に破れ死亡。一時は時透を追いつめますが、無一郎の痣の発現を許してしまい、激戦の末に亡くなります。
生きている可能性は僅かにある
しかし、玉壺が生きている可能性は僅かに考えられます。実は玉壺の死亡シーンでは、灰化の描写が全く描かれていません。
また、死亡時に過去回想が入っていないことも気がかりです。というのも、上弦の鬼の死亡時には、必ず過去回想が入ったためです。
ファンブックでは、玉壺の死亡について「討滅」という表現が使われていました。死亡という意味に近い表現ですが、「死」とは明記されていません。
玉壺推しになるエピソード2選
鋼鐵塚との芸術家としての戦い
アバラ屋にて、凄まじい集中力で刀を研ぐ鋼鐵塚を発見する玉壺。芸術家として負けていると感じた玉壺は、鋼鐵塚の目を潰すなどして、鋼鐵塚の集中を切らそうとします。
最終的には鋼鐵塚の集中を切らすことはできませんでした。しかし、鋼鐵塚を攻撃することに集中した自分に満足します。
形はどうあれ、自身の仕事に対してプロ意識を持つことは、人間も見習うべきところかもしれません。
時透無一郎との舌戦
刀鍛冶の里にて、霞柱「時透無一郎」と対峙。ただ単に戦うだけでなく、お互いを挑発し合う舌戦も繰り広げました。玉壺をは畳み掛けるような挑発を受けるも、何とか耐え抜きます。
互角の勝負を繰り広げていましたが、最終的には時透に壺のデザインを否定されたことで、玉壺は挑発に乗ってしまいます。
真の力を披露する14巻
玉壺の初登場巻は12巻。そして14巻では、玉壺が無一郎との戦いの末に見せる真の姿が描かれています。
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週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
(C)吾峠呼世晴
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