鬼滅の刃(きめつのやいば)の岩柱「悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)」の解説記事です。悲鳴嶼の過去・強さ、岩の呼吸、悲鳴嶼は死亡はしているか、などについても考察しています。
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)とは
鬼殺隊の最高戦力「岩柱」
悲鳴嶼行冥とは、鬼殺隊の最強戦力「柱」の1人です。「岩の呼吸」を会得しています。盲目でありながらも、柱の中で最強の実力を誇ります。
特殊な日輪刀を扱う
悲鳴嶼の日輪刀は、斧と鉄球を鎖で繋いだ特殊な形をしています。鎖部分にも太陽光を吸い込んだ鉄が使用されており、鬼に致命傷を与えることが可能です。
また、鎖の音で敵の位置などを把握でき、目の見えない悲鳴嶼と相性抜群です。
悲鳴嶼の経歴・活躍
無限城編
産屋敷のもとに鬼舞辻無惨が襲来。隊士たちは無惨の根城「無限城」に吸収され、ついに総力戦が始まります。悲鳴嶼は無限城内で、上弦の壱「黒死牟」と対峙。
上弦の鬼である黒死牟に、隊士3人と共に立ち向かう実弥ですが、呼吸と血気術の両方を扱う黒死牟に、圧倒されてしまいます。
しかし、土壇場で無一郎の刀が赫刀化し黒死牟を攻撃。そして玄弥が鬼化し血気術で動きを止め、悲鳴嶼たちが黒死牟の首を切断するのでした。
最終決戦編
鬼の始祖無惨とついに対峙したものの、強烈な一撃を受けてしまい戦線離脱する悲鳴嶼。その間に柱と炭治郎は、日の出まで無惨を食い止めようと死闘を繰り広げます。
無惨の圧倒的な力を前に次々と柱が離脱していく中、悲鳴嶼が再び戦線に復帰。片足を欠損した状態ながらも、無惨を日の出まで追い詰めることに成功し、無惨は消滅に至ります。
主役級キャラクターの紹介記事
他の柱の紹介記事
その他のキャラクター一覧
悲鳴嶼(ひめじま)の強さ・呼吸と型
柱の中でも最強の実力を誇る
歴代最強と呼ばれる鬼殺隊の柱の中でも最強の実力者です。痣と透き通る世界を発現しており、上弦の壱に感嘆されるほどの完璧な肉体も持ちます。
壱ノ型「蛇紋岩・双極」
鎖の遠心力を利用し、斧と鉄球で同時に攻撃する技。
弐ノ型「天面砕き」
伸びきった鎖を踏みつけ、鉄球の軌道を変えて攻撃する技。
参ノ型「岩軀の膚」
日輪刀を体の周囲で回転させて攻撃する技。鬼舞辻の棘を断ち切りました。
肆ノ型「流紋岩・速征」
斧と鉄球を同時に振るい攻撃する技。黒死牟との戦闘で使用。
伍ノ型「瓦輪刑部」
4ヶ所を同時に攻撃する技。
悲鳴嶼(ひめじま)の魅力・性格
鬼殺隊最強の実力者
悲鳴嶼の魅力は、上弦の鬼とも渡り合えるその実力にあります。完璧に鍛え上げられた肉体、鬼殺隊に8年以上在籍した豊富な戦闘経験を兼ね備えます。黒死牟戦では、冷静に分析を行い、透き通る世界を発現させました。
全集中の呼吸だけでなく、全力を即座に発揮できる「反復動作」も習得。その強さから、他の柱からも絶大な信頼を得ています。
部下たちを思いやる一面も
部下たちを思いやる気持ちが強いことも、悲鳴嶼の魅力の1つ。修行中の炭治郎たちを木陰から見守ったり、鬼喰いをする玄弥を継子として迎え入れるなど、部下たちを優しく思いやる行動が多々見られます。
悲鳴嶼(ひめじま)の過去
孤児9人と共に暮らす
悲鳴嶼は過去、寺で身寄りの無い子供達9人と共に暮らしていました。血の繋がりはないものの、本当の家族のように子供達の面倒を見ていました。
子供に裏切られ鬼に襲われる
しかしある夜、言いつけを守らず寺に戻らなかった子供が鬼と遭遇。その子供は自身が助かるために、寺にいる悲鳴嶼と8人の子供を鬼に差し出したのです。
余談ですが、悲鳴嶼たちを裏切った子供は、善逸の兄弟子である「獪岳」でした。
鬼を殺すも子供たちは亡くなる
鬼に襲われた悲鳴嶼たち。身体能力に優れていた悲鳴嶼は、鬼の頭を朝まで潰し続け倒します。しかし結果的には、沙代を除き7人の子供が殺されてしまうのでした。
殺人罪で投獄される
悲鳴嶼により沙代は無事でしたが、沙代は襲われたショックでまともに話せません。さらに鬼は太陽で消滅していたため、現場に駆けつけた人達は子供を殺したのは悲鳴嶼だと判断します。
鬼から沙代を守ったにも関わらず、悲鳴嶼は殺人の罪で投獄されてしまいます。
お館様に救われ鬼殺隊へ
鬼の行いを自身の罪とされ捕まった悲鳴嶼ですが、18歳の頃にお館「産屋敷輝哉」に救われます。この出会いをきっかけに、鬼殺隊入隊へと至ります。
他の鬼殺隊員との関係
胡蝶姉妹を鬼から救う
胡蝶カナエ・しのぶが鬼に襲われた際、2人を救ったのが悲鳴嶼でした。その出来事をきっかけに鬼殺隊入隊を決めた胡蝶姉妹は、悲鳴嶼の邸宅を訪れます。
その後悲鳴嶼は、胡蝶姉妹に試練を与え育手を紹介し、鬼殺隊入隊のきっかけを作ることになります。
継子は不死川玄弥
悲鳴嶼は不死川玄弥を継子として面倒を見ています。「才能がない」と玄弥に伝えながらも、鬼喰いする玄弥を心配して、継子として迎え入れるのです。
悲鳴嶼は死亡する?現代の転生者について
黒死牟を倒して生存
悲鳴嶼は、上弦の壱「黒死牟」との戦いに勝利し、生き残っています。189話時点では、鬼舞辻無惨と対峙しています。
痣の副作用で危険な状態
悲鳴嶼は、黒死牟戦で痣を発現。痣には「25歳以上になると死ぬ」という副作用があるため、27歳である悲鳴嶼は危機的な状況にあります。
200話で子どもたちに囲まれて……
鬼殺隊最強の悲鳴嶼でしたが、無惨戦で足を切断されてしまいます。それでも最後の力を振り絞って、無惨の逃亡を食い止めた悲鳴嶼。
200話では、「隠」たちが治療のために向かってきますが、自分はもう助からないから他を優先するよう指示します。
意識が朦朧としていく中、寺のこどもたちに囲まれて迎える、穏やかな最期となりました。
現代にて転生者が登場
現代編にて、悲鳴嶼の転生者と思われる人物が登場。子供たちを世話する幼稚園の先生として過ごす姿が描かれています。
鬼殺隊所属時は子供のことを信じれなくなっていた悲鳴嶼ですが、転生を経て再び子供と生活するようになったのです。
現代の子孫・転生者について
過去が明らかになる16巻
悲鳴嶼の初登場巻は6巻。そして16巻では、それまで明かされなかった悲鳴嶼の悲しい過去が描かれています。
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悲鳴嶼行冥の声優・プロフィール
声優は「杉田智和」さん
悲鳴嶼行冥の担当声優は「杉田智和」さんです。その他の作品では、銀魂の坂田銀時や涼宮ハルヒの憂鬱のキョンなどを演じられています。
プロフィール
名前 | 悲鳴嶼行冥 |
---|---|
階級 | 岩柱(いわばしら) |
誕生日 | 8月23日 |
身長 | 220cm |
体重 | 130kg |
出身地 | 東京府 青梅 日の出山 (日の出山 青梅) |
趣味 | 尺八 |
好きなもの | 炊き込みご飯 |
主役級キャラクターの紹介記事
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その他のキャラクター一覧
週刊少年ジャンプ連載「鬼滅の刃」の概要
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。
ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。
その途中、禰豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。鬼と人との切ない物語__。
(C)吾峠呼世晴
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