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カイドウとは?四皇としての強さ・技や過去|息子ヤマトとの関係について

ワンピースの登場キャラクター「カイドウ」の技や強さについてまとめています。今までの活躍、ルンバー海賊団時代の過去や性格・悪魔の実、名言・年齢などのプロフィールを掲載しているので、ブルックを詳しく知りたい方は参考にしてください。

この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

カイドウとは?

偉大な海を支配する四皇の1人

四皇カイドウの画像

カイドウとは、百獣海賊団の総督であり“最強生物”という異名を持つ四皇の1人。懸賞金も46億ベリーを超えており、現存する海賊の中では最高額です。

また、いかなる拷問に耐えうる肉体を持ち、四皇の中でも1対1の実力では間違いなくカイドウと言われています。さらに身体能力が優れている上に、動物系の能力者であり巨大な龍に変身することが可能。

龍の力を駆使して圧倒的威力の攻撃を繰り出し、敵を圧倒します。

能力者の軍団を組織している

カイドウが総督を務める百獣海賊団には、500名以上の悪魔の実の能力者がいるのが特徴。単に量が多いのではなく質も伴った部下を揃えており、新世界にて一大勢力を築いています。

さらに幹部クラスには、クイーン・ジャックなどの懸賞金10億ベリー超えの強者もおり、部下も含めた戦力に関しては一切の隙がありません。

カイドウの現在状況はこちら

麦わらの一味の画像
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カイドウの性格

酒癖がとても悪い

泣き上戸になるカイドウ

カイドウはお酒を飲むことが大好きであり、登場するたびに酔っ払っているのが特徴。さらに酒癖はとことん悪く、泣き上戸になったと思えば、怒り上戸になるなど変化が読めません。

悪酔い時の行動に部下は度々悩まされており、酔ったカイドウに殴り飛ばされたこともありました。世界最強生物と言われながらも、人間らしく酒には呑まれるところがカイドウの魅力の1つです。

強さこそが価値基準

強者を探し求めるカイドウ

カイドウは強さを価値基準としており、強者を評価し弱者は毛嫌いする性格です。総督を務める百獣海賊団では実力に応じて階級を入れ替える制度があり、カイドウの実力主義的な性格が色濃く反映されています

また実力者であれば敵であっても評価し、簡単に殺すのではなく心を折って配下にしようと試みます。ルフィなどはその典型例であり、兎丼の監獄に収監されるに至りました。

カイドウの関わりの深い人物

ヤマト

カイドウの息子ヤマトの画像

カイドウの実の息子。たびたび家族内不和を起こしていることが明かされており、カイドウとの仲は良くない様子。飛び六胞を使い、失踪したヤマトを捜索するシーンも見られました。

またその一方で、ヤマトの服装はおでんを彷彿とさせるものを身に纏っており、カイドウだけではなくおでんとも深い繋がりがあると感じられます。

ビッグマム

カイドウと仲が良かったビッグマム

カイドウと同じ四皇の1人で、過去にロックス海賊団で共に船員だった人物。カイドウは他の夫達と同様にビッグマムのことを”リンリン”と呼んでおり、かつて夫だったことを匂わせています。

またビッグマムは昔カイドウに大きな借りを作っているとのこと。2人の間には未だ隠された秘密があるようです。

カイドウの強さ・悪魔の実の能力

誰にも殺せない強靭さ

ルフィの攻撃にもびくともしないカイドウ

“最強の生物”と評されるカイドウは、あらゆる拷問に耐え抜き、海軍・四皇との戦いを経ても生き残る、まさに無敵に近い耐久力を誇ります

体が頑丈すぎることから、カイドウ本人は「死ねない」ことを悩んでおり、趣味が自殺になるほど。過去におでんにつけられた十字傷以外は、目立った外傷の跡はなく、如何に頑丈かが肉体に表れています。

ルフィの必殺技であるギア4の攻撃も難なく耐え抜き、何事もなかったような表情で地面から起き上がっていました。

カイドウにまつわる伝説

・海賊として7度の敗北
・海軍または四皇に捕まること18回
・1000度を超える拷問
・40回の死刑宣告から生存
・上空1万Mから落下しても生存 etc…

悪魔の実で巨大な龍に変身

動物系悪魔の実の能力者で、巨大な龍に変身して戦います。実の名前は明かされていませんが、おそらくモデルは幻獣種。そのサイズは遠方から確認できるほど巨大で、他の動物系とは比べ物になりません。

戦闘においては龍の鱗で数多の攻撃を無効化し、超強力な熱線「ボロブレス」で敵をその土地ごと焼き払います

熱息/ボロブレス

カイドウの技熱息(ボロブレス)

口から超強力な熱線を放射して攻撃。攻撃の届く範囲は肉眼でギリギリ確認できるかどうかという遠距離まで届き、その威力も他の動物系の攻撃とは比べ物になりません。

作中では、かつておでんの暮らしていた城を一撃で破壊していました。

雷鳴八卦で一撃で敵を葬る

カイドウの技雷鳴八掛の画像

カイドウは人型状態の戦闘能力も異常な強さ。武装色の覇気を纏わせた攻撃は非常に強力であり、その攻撃をまるで雷が落ちたような高速で繰り出すので、回避は非常に困難。

金棒を使って繰り出す一振り「雷鳴八卦/らいめいはっけ」は、肉眼で捉えることが困難な速度で、ギア4状態のルフィを一撃でノックアウトしました。

火を纏った”火龍大炬”

(『ONE PIECE』 1047話 尾田栄一郎 / 集英社)

ルフィとの決戦に挑むカイドウは、相手の巨大な拳を受けるべく、”火龍大炬(かえんダイコ)”を発動。

この状態のカイドウは、周りの物を一瞬で溶かす程の高熱を発しており、半端な”覇気”の使い手では触れる事すらかないません

また、そんな状態から繰り出される、「”昇龍” ”火焔八卦(かえんはっけ)”」も強力そのもの。

ルフィが放った”天から降りる巨大な拳”と、カイドウの”燃える昇り龍”との激突は、戦史として後世に語り継がれることでしょう。

カイドウの過去

幼少期から”最強”

齢わずか10歳にして「最強の兵士」と謳われており、ウォッカ王国でその名を轟かせていたカイドウ。

やがて彼の強さは一国の手に余るものとなり、”徴兵”として海軍に引き渡されることとなりました。

カイドウは、あまりの強さゆえに、政府や海軍からも目をつけられていた様子。

ウォッカ王国と海軍は、「世界会議(レヴェリー)参加と引き換えにカイドウを引き渡す」という約束を交わしたようでした。

自身が政治に使われたことに猛反発したカイドウは、海軍の軍艦から逃亡。

やがて、カイドウの海賊としての人生がスタートします。

44年前、海賊島「ハチノス」に辿り着いたカイドウは、ロックスに目をつけられて……

伝説のロックス海賊団に所属

カイドウは約40年前、伝説のロックス・D・ジーベックの海賊団に所属していました。仲間殺しも絶えない凶暴な一味であり、ロジャーが勃興する前に一時代を築いた勢力。

四皇であるビッグマムや白ひげも同時期に所属しており、38年前のゴッドバレーの戦いを機に解散しています。

オロチと協力しワノ国を支配

おでんが帰郷した25年前、その時点でカイドウは将軍オロチを通じてワノ国を支配下としていました。武器工場を作り、ワノ国の武器を手に入れることに。

また今から23年前には、ワノ国の鈴後にてゲッコー・モリアの海賊団と戦闘。ワノ国の覇権をかけて戦い、見事勝利を納めています。

おでん達と激戦の末に勝利

20年前のオロチが16名を殺すという暴挙をきっかけに、兎丼の森でおでん・赤沙鞘九人男と激突。11人の侍と1,000のカイドウ軍の戦いは、予想を超えてまさかの長期戦を迎えます。

さらにおでんの二刀流で、カイドウの腹部に十字傷が残るなど、一時はおでん達が押す展開に。しかし騙し討ちのような形でおでんを倒し、戦いはカイドウ軍の勝利に終わるのでした。

カイドウはおでんの処刑にも立ち会い、1時間の釜茹でを絶え切るおでんを評価し自らの手で銃殺。その後おでんの城を焼き尽くし、モモの助にトラウマを植え付けるに至ります。

カイドウの来歴と懸賞金の推移

カイドウの懸賞金の推移

ワノ国編 46億1,100万ベリー 海軍本部にて行われた会議にて、懸賞金額が発表。ロジャー白ひげに続く額であり、現存する海賊の中では最高額。

偉大なる航路前半

スリラーバーク編

スリラーバークにてゾンビ兵士を製造するゲッコー・モリア。ゾンビ兵を作る動機として、新世界でカイドウと戦い、敗北を喫したことが挙げられています。

両者の戦いは、後にワノ国の鈴後で行われたことが判明しますが、この時点ではあくまでカイドウと戦ったことのみが明かされています。

偉大なる航路後半

パンクハザード編

パンクハザードにてドフラミンゴはシーザーを利用して、人工悪魔の実SMILEのもととなるSADを製造していることが判明。そして、ドフラミンゴの主要な取引先がカイドウだと確定。

カイドウは人工悪魔の実SMILEを使用して、500名以上の能力者を生産。一大勢力を築いているとのこと。さらにローの発言から、カイドウは話し合いが通じる相手ではないことが明かされます。

ゾウ編

鬼ヶ島を離れており、上空1万mにある空島に姿を現したカイドウ。そしてカイドウは飛びおり自殺を試み、キッド海賊団のアジトにそのまま落下します。

しかしカイドウの体に傷一つついておらず。カイドウは今まで幾度もの拷問を耐え抜き、海軍と四皇に捕らえられても生き抜いており、人外な耐久力を持つことが描かれました

そしてカイドウは、キッドのアジトにいたキッド・ホーキンス・アプーとの戦闘を開始するのでした。

WCI編

新聞を通じて、ルフィ達がWCIにいたことを知るカイドウ。電伝虫を通じてビッグマムと連絡を取り合い、ルフィをどちらが倒すかということで少々揉める様子が描かれます。

さらにカイドウは、過去ビッグマムに何かしらの借りがあることも判明。そして会話の最後には、ビッグマムがカイドウのもとを訪れ、四皇同士がぶつかる可能性も示唆されました。

ワノ国編

オロチと共にワノ国を支配しており、おこぼれ町に巨大な龍の姿で登場。酒に酔いつつもおでん城を一瞬にして焼き払い、怒りを露にしたルフィと対峙。

ギア4状態のルフィを一撃で沈め、酒を飲み直しにすぐに帰っていきます。その後第二幕ではビッグマムとついに遭遇。当初は戦闘になると思われましたが、結果すっかり意気投合し同盟を結ぶことに

討ち入り当日には、鬼ヶ島にて宴を楽しむカイドウ。そしてカイドウには息子がおり、その名前はヤマトであることが判明。失踪したヤマトを探すため、カイドウ及び大看板は飛び六胞に指令を与えるのでした。

ワノ国編|最終決戦

ワノ国で火祭りが行われている最中、カイドウやオロチが巣食う”鬼ヶ島”に、麦わらのルフィや侍らが急襲。

カイドウは、敵戦力の士気を削ぐべく、大将格である”麦わらのルフィ”を倒そうと試みます。

一度は”雷鳴八卦”一撃で沈めたものの、幾度となく立ち上がり、自身に挑んでくるルフィ。

激しい戦闘にカイドウが愉悦を覚えた最中、CP0の横槍により、唐突にルフィとの決着がついてしまいました

鬼ヶ島全土に勝利宣言を発し、戦争を終結させようと試みたカイドウ。

(『ONE PIECE』 1047話 尾田栄一郎 / 集英社)

しかし、なんとルフィは立ち上がり、ヒトヒトの実 モデル”ニカ”が覚醒した状態で、再び戦う構えを見せました。

CP0の介入による決着に、納得がいっていなかったカイドウ。

その後展開された戦いは熾烈を極めましたが、ルフィが放った”ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)”が決め手となり、龍は地へ堕ちることとなりました。

四皇の解説はこちら

主要キャラの現在状況はこちら

(C)尾田栄一郎
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