ワンピースの登場キャラクター「カポネ・ギャング・ベッジ」の技や強さについてまとめています。最悪の世代としての活躍、悪魔の実の能力や技、性格、西の海時代の過去やシフォンとの関係などプロフィールを掲載しているので、カポネ・ベッジを詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
カポネ・ベッジとは?
ギャング出身の”最悪の世代”の1人
カポネ・ベッジとは最悪の世代の1人であり、体に兵力を収納させるシロシロの実を駆使して戦う悪魔の実の能力者。裏社会出身の元ギャングであり、海賊となってからも凶悪な事件を引き起こし続けています。
ビッグマムの傘下を離れることに
新世界入り後にビッグマム海賊団の傘下入りを果たしていましたが、WCI編ではルフィたちと協力してビッグマムの結婚式を台無しに。
ビッグマムの領海を無事に脱出した後は、ビッグマムの海賊団を抜けて再びファイアタンク海賊団の船長に戻っています。
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カポネ・ベッジの性格・魅力
海賊も顔負けな残虐さ
西の海の裏社を経て海賊になっており、海賊も顔負けなほど残虐な性格。ファミリーではない者への扱いは非道であり、有力組織のトップの首を次々に打ち取り、組織が混乱する姿を見るのを愉悦としています。
海賊となってからもその性格は変わらず、ついには四皇ビッグマムの首を狙うまでに。ビッグマム海賊団に潜入し殺害計画を着々と企てる様は、まさに極悪非道。
ルフィたちのような「良い海賊」とはイメージとは真逆でありながら、すがすがしいほど悪の道を突き進み続ける姿勢は、ベッジの魅力の1つです。
家族を決して見捨てない
敵には容赦なく残酷な行動を取りますが、家族やファミリーの部下たちを決して見捨てることはありません。たとえ相手が四皇であっても、自分に身を危険に晒してまで立ち向かいます。
仲間の命を絶対に守るという男らしい姿勢を貫き続けており、まさに任侠の世界出身であるベッジらしさを表した性格だと言えます。
実のところは愛妻家で子煩悩
危険時に家族の命を守ることはもちろんですが、さらにその実態は異常とも思えるほど愛妻家であり子煩悩。子供が泣いた時には、一所懸命に子供をあやす姿が描かれています。
裏社会のギャングという肩書きからは想像できないギャップを持ち、そのギャップがベッジを人気たらしめています。
カポネ・ベッジと関わりの深い人物
ビッグ・マム
ベッジが傘下に下ったビッグマム海賊団の船長であり、新世界を統べる四皇の1人。ベッジの実力を見込んでルークの称号を与え、ベッジに結婚式の護衛を頼むことに。
しかしベッジはビッグマム暗殺計画を画策しており、ジェルマとの結婚式は妨害を受けて中止。この事件をきっかけに、ベッジはビッグマムの傘下を抜けることになります。
シャーロット・シフォン
シャーロット家の22女でありベッジの正妻。かつて巨人族との縁談を破談させたローラと瓜二つで、その結果ビッグマムからひどい扱いを受けて育ちます。
それゆえに母親であるビッグマムには愛想を尽かしており、ベッジの暗殺計画にも異論を唱えることなく、ビッグマム海賊団を抜けてベッジについていくことに。
ジンベエ
ベッジと同じビッグマム海賊団の戦闘員であり、ビッグマム暗殺計画の協力者。ペコムズを通じてベッジの過去の情報を熟知しており、ベッジとルフィが協力する手引きを裏で進めていました。
カポネ・ベッジの強さ・能力
兵力を体内に収納する城人間
超人系悪魔の実の能力者で、体内に兵力を収納させて戦うシロシロの実の能力を手にしています。体内は要塞のようになっており、体内から撃った砲弾はベッジの体を出た瞬間に巨大化し、敵を攻撃します。
また、敵味方問わず収縮させて体内に収納でき、一度収納すれば敵が抜け出すことは困難。さらに自身の体を城のように変化させることも可能で、四皇の攻撃に数度耐えるほどの耐久力を手にしています。
キャッスルタンク
ベッジの足部分をキャタピラに変形させ、高速で移動する技。ゾウでサンジを連れ帰る際に使用しています。
大頭目(ビッグ・ファーザー)
ベッジの全身を巨大な城に変身させる技。城といっても二足歩行が可能な形の城に変身するため、戦闘能力は非常に高いです。さらに大砲を耐えうるだけの耐久性も併せ持っています。
しかし城とベッジの命は共有されているので、四皇にような城の耐久力を超えた攻撃を繰り出す敵には、最悪の場合城が破壊されて死んでしまうリスクがあります。
ベッジの過去・ギャング時代
西の海でギャングのボスに
ベッジは西の海出身であり、西の海では強大な5人のマフィアが裏社会を牛耳っていました。そしてベッジは、その残虐性を駆使してマフィアの世界で成り上がり、5人のボスうちの1人にまで至ります。
マフィアのボスになってからも残虐性が収まることはなく、生物の頭を切り落として、残った体がもがく姿を喜んで見ていたというエピソードが語られています。
復讐者を全て返り討ちに
ベッジは敵組織を次々と崩壊にさせており、常に裏社会のボスの首だけを狙い、ボスがいなくなって混乱する組織の姿を見て楽しんでいました。
地位やナワバリにも興味を示さず、快楽のために裏社会の組織を崩壊させていたのです。
その行為ゆえに復讐者たちに命を狙われることになりますが、ベッジにとってはそれも楽しみであり、鉄壁の城の能力で復讐者を次々に返り討ちにします。
ギャングを引退して海賊に
地上にて残虐行為の限りを尽くしたベッジは、地上に飽きてしまい、海へ出て海賊になることを決意。しかし海へ出てからもやることは変わらず、名のある海賊団の船長の首だけを取り続けていました。
その結果、億越えの11人の超新星として注目を浴びることになるのです。
カポネ・ベッジの来歴と懸賞金の推移
カポネ・ベッジの懸賞金の推移
シャボンディ諸島編 | 1億3800万ベリー | シャボンディ諸島にて最悪の世代かつ11人の超新星の1人として登場し、同時に懸賞金が判明。 |
---|---|---|
ゾウ編 | 3億ベリー | キッド・アプーと海賊同盟を結ぶところが描かれ、同時に懸賞金が上昇していることが判明。 |
WCI編 | 3億5000万ベリー | ビッグマム暗殺計画を企てて、ヴィンスモーク家との結婚式を台無しに。その後追跡を振り切りWCIから無事に脱出する。 |
偉大なる航路前半
シャボンディ諸島編
新世界へと向かうため、シャボンディ諸島を訪れていたベッジたち。そしてベッジを含め、最悪の世代の名を冠する11人の超新星が、その時偶然シャボンディ諸島に集結。
ベッジはシャボンディ諸島の無法地帯に滞在しており、天竜人を斬ろうとするゾロを目撃。海軍大将が襲来して以後は、即座に新世界への出航を決意します。
その後海軍と遭遇しますが、シロシロの実の能力で海軍を圧倒することに。
マリンフォード編
頂上戦争の電伝虫の映像発信が途絶えたことで、マリンフォード近海へ直接向かったベッジ。戦いには参加しませんでしたが、海賊船の上から歴史的な戦いを見守ります。
戦争が終了した後は、白ひげの縄張りが血の海に変わることを予測しつつ新世界へ。新世界上陸後は空を浮遊する島に吸い込まれて、新世界の洗礼を浴びます。
また2年の修行期間には、WCIを攻め込んだもののビッグマムに降伏をして傘下に入ることに。政略結婚としてシフォンと結婚することになるのです。
偉大なる航路後半
ゾウ編
サンジを結婚式へ連れていくため、ペコムズと共にゾウを訪れたベッジ。サンジ、ペコムズらと密談を行いますが、私情を挟んで麦わらの一味を庇うペコムズを撃ち殺そうとするなど、残虐性が露に。
その後シロシロの実の能力で、体内でサンジと交渉を開始。四皇の権力を駆使してナミやゼフを人質に取り、サンジとの交渉を強引に成立させます。
その後近くに現れたネコマムシの気迫に圧倒されますが、キャッスルタンクでサンジを連れて逃亡するのでした。
WCI編
マフィア時代に研ぎ澄まされた警戒心と高い防御力を買われて、茶会・結婚式の警備を一任されることに。ペコムズにも作戦の協力を持ちかけますが、反対されてペコムズを始末します。
その後ジンベエの口から、ベッジはビッグマムの暗殺を目論んでいることが語られ、ジンベエの仲介のもとルフィたちはベッジの作戦に協力することになるのでした。
結婚式当日には、ルフィたちと協力してマザーカルメルの写真を破壊。ビッグマムを錯乱状態に追い込みますが、土壇場でビッグマムが咆哮を発して作戦は失敗に。
シロシロの実でルフィたちを匿ったことでビッグマムの攻撃をもろに受けてしまうものの、ホールケーキ城が玉手箱により崩壊し、会場から逃走に成功。
その後、カカオ島にいるシフォンを助け出し、ビッグマムにウェディングケーキを届ける役目を遂行。無事に作戦を成功させ、タルト軍艦を奪ってWCIから逃走するのでした。
この事件の首謀者は麦わらのルフィと報道されてしまいますが、結果としてベッジの懸賞金も3億5千万ベリーに上昇します。
ベッジの名言・名シーン3選
「未来を変える権利は皆平等にあるんだよ!!」
ビッグマムに壊れたマザー・カルメルの写真を見せるも、ビッグマムは意識を保ち続けており、失敗に終わったかのように見えた暗殺作戦。
しかし、ベッジは未来の見える男「カタクリ」の表情を冷静に分析し、ビッグマムを倒す可能性が未だ残されていることを感じ取り、この言葉を叫ぶのでした。
漫画の中で使用されたセリフではあるのですが、現実世界で生きる読者の心にも響く言葉であり、ベッジの中でも屈指の名言だと言えるでしょう。
「これがパパの生き様でちゅよ」
カカオ島にて、妻であるシフォンを人質に取られたベッジ。カカオ島はビッグマム海賊団に包囲されており、上陸すればベッジが処刑されることはほぼ間違いありません。
しかし愛する妻を助けるために、オーブンの指示に従い上陸を決意したベッジ。大ピンチの中オーブンに屈したかのように思ましたが、なんとベッジはオーブンの顔面を銃撃するのです。
たとえ逆境でも最後まで戦い続ける父の姿を息子に見せて、これが自分の生き様だと語るのでした。
「死なせるわけにはいかねェんだよ!!」
ビッグマムの暗殺作戦を実行しましたが、ビッグマムの咆哮により全てが失敗に。3将星にも囲まれてしまい、ベッジは苦肉の策として大頭目を使い、ルフィや部下たちを体内に匿うのでした。
ベッジはビッグマムの攻撃を受けてしまい、いつ死んでもおかしくない状態。それでもベッジは大切な家族やファミリーの部下たちを守るため、変身を解くことなく耐え続けるのです。
カポネ・ベッジのプロフィール
年齢 | 42歳 |
---|---|
誕生日 | 1月17日 |
星座 | やぎ座 |
身長 | 166cm |
血液型 | S型 |
出身 | 西の海 |
好物 | 肉団子、トマト |
CV | 龍田直樹 |
最悪の世代について
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ロロノア・ゾロ |
トラファルガー・ロー |
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キラー |
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(C)尾田栄一郎
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