ワンピースの登場キャラクター「バーソロミュー・くま」の技や強さについてまとめています。王下七武海としての活躍、悪魔の実の能力、性格、ボニーとの関係やソルベ王国王としての過去、世界政府に従う理由などプロフィールを掲載しているので、バーソロミュー・くまを詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
バーソロミュー・くまとは?
謎に包まれた元王下七武海
バーソロミュー・くまとは元王下七武海の1人であり、あらゆるものを吹き飛ばすニキュニキュの実の能力者。革命軍の元幹部・元国王・海賊という異例の経歴を持ち、自らの体をパシフィスタの実験に提供するなど、未だ多くの謎に包まれた人物です。
天竜人の奴隷になっている
直近の話では、聖地マリージョアにて登場。パシフィスタ化に伴い消えた記憶は相変わらず失われたままであり、天竜人の奴隷となり残虐な扱いを受けていました。
さらにマリージョアには、くまと親子関係が噂されるボニーや革命軍のサボも上陸しており、くまの再登場に合わせて物語が大きく動く可能性があります。
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バーソロミュー・くまの性格・魅力
感情を決して表に出さない
口数は非常に少なく、表情を全く変化させないポーカーフェイス。政府嫌いでありながら王下七武海に下るなど、その心境は耐えがたい気持ちで一杯のはずですが、それを一切表情に出しません。
淡々と己の使命を全うする姿勢から、どこか底知れない雰囲気を放っており、ミステリにさえ感じることも。壮絶な境遇ながらもそれを表に出さない精神的な強さが、くまの魅力の1つでしょう。
慈悲深い優しさを持つ
暴君という異名を持つくまですが、作中で描かれる姿はどれも慈悲深く優しいものばかり。サボの口からも過去には優しい性格であったと語られており、暴君というイメージとは程遠いです。
実際にはスリラーバーク編でルフィを殺すべき状況でも、ゾロの立場を立てるために殺すのではなく試練を与えることに。敵にも譲歩する律儀な面があり、慈悲深い優しさを持っています。
バーソロミュー・くまと関係の深い人物
ジュエリー・ボニー
パシフィスタと化して天竜人の奴隷となったくまを見て涙を流した人物。ボニーもソルベ王国の血筋の者と考えられ、くまと親子関係が噂されています。
ロロノア・ゾロ
スリラーバークにて、ルフィの首をかけて対峙した人物。船長を守るために自らの首を差し出したゾロの思いを汲み、ゾロに地獄の痛みを与えることで、くまは一味を見逃すことに。
モンキー・D・ドラゴン
くまの所属していた革命軍のボス。くまが政府側に加入した過去や思いを知っている発言を残しており、ドラゴンを通じてくまの謎が解き明かされる可能性があります。
バーソロミュー・くまの強さ・能力
全てを吹き飛ばすニキュニキュの能力者
バーソロミュー・くまは悪魔の実の脳力者であり、掌の肉球を使ってあらゆる物を吹き飛ばす能力を持ちます。弾く対象は自由自在で、大気や斬撃など実態のない物を弾くことも可能です。
肉球の弾力を応用してあらゆる攻撃を防ぐこともでき、大気を圧縮した爆弾を作成できるなど、攻守に渡って優れた能力。さらに、人物を地球の裏側まで飛ばすという異例の技も獲得しています。
ウルスショック(熊の衝撃)
大きな大気のかたまりを小さく圧縮させ、元に戻る反動で爆弾のような衝撃波を生み出す技。
疲労・痛みの分離
対象者の体から疲労と痛みだけを抜き出す技。抜き出した疲労はピンク色に染まっており、少し触れただけで激しい痛みを与えるのが特徴。ゾロを死一歩手前まで追い込んでいます。
人物を遠くへ飛ばす
肉球の弾きを利用して人物を世界各地に飛ばし、麦わらの一味を一時的に分裂状態に追い込んだ技。飛ばす場所はくまが自身が選択でき、その距離は世界のはるか裏側にまで及びます。
人造兵器パシフィスタ化
Dr.ベガパンクの改造により、改造人間パシフィスタへと変貌。鋼鉄の体と黄猿のレーザーを兼ね備えており、億越えの海賊でも傷をつけることすら困難な強さに。
くまの来歴と懸賞金の推移
バーソロミュー・くまの懸賞金の推移
空島編 | 2億9600万ベリー | クロコダイルの七武海脱退に伴い、マリージョアで行われる会議に参加。登場と同時に懸賞金が判明。 |
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偉大なる航路前半
空島編
クロコダイルがルフィに敗れ七武海から抜けたことで、マリージョアで行われる後任会議に参加。ドフラミンゴと共に登場し、七武海加入前の懸賞金が2億9600万ベリーと判明します。
スリラーバーク編
七武海の後任をモリアに伝えるため、スリラーバークに現れたくま。モリアに加勢することはありませんでしたが、モリアがルフィたちに敗れたので、世界政府の指示のもと麦わらの一味を処分することに。
当初はルフィの首1つで譲歩すると交渉しますが、全員が交渉を拒絶したため、ニキュニキュの実の能力で一味を圧倒。その後、1対1の状態でゾロが自らの首を差し出したので、その気持ちを汲みゾロに試練を与えて去るのでした。
シャボンディ諸島編
天竜人を殴ったことで、パシフィスタや黄猿の追撃を受けていた麦わらの一味。そこへ突如本物のくまが現れ、ニキュニキュの実の能力で一味を世界各地別々の場所に飛ばすのでした。
マリンフォード編
白ひげ海賊団との戦争に参加。しかしベガパンクによる改造が完全に終了したことで、くまに人間の記憶・意識は無く、サイボーグと化していたのでした。
革命軍の同胞であったイワンコフの呼びかけにも、反応することはありません。
偉大なる航路後半
魚人島編
麦わらの一味が散り散りになった約2年間、サウザンドサニー号を守り続けていたことが判明。完全にサイボーグする化する前にベガパンクと交渉をしており、くまは「船を守る」というプログラムを組み込んでいたのでした。
そしてフランキーがシャボンディ諸島に戻ってきたことで、プログラムは終了条件を満たし、くまはシャボンディ諸島を去っていきます。
世界会議編
聖地マリージョアにて、天竜人の奴隷として再登場。剣を刺しても悲鳴を上げないことから無敵奴隷として認知されており、天竜人間でレンタルをされている状態。
そして同時に、世界政府加盟国のソルベ王国の元国王であることが明かされることになりました。
くまの謎・ボニーとの関係について
くまは異例の経歴の持ち主
くまは主に3つの役職を経験しており、ワンピースの中でも異例の経歴の持ち主。反政府組織に所属していながらも王下七武海に加入するなど、その行動には謎が多いです。
・元ソルベ王国国王
・元革命軍幹部
・元王下七武海
そこで、バーソロミューくまにまつわる2つの謎を考察していきます。
ボニーはくまの娘の可能性
世界会議編にて、奴隷となったくまの正体が元ソルベ王国の国王だと判明。さらにボニーはソルベ王国の王太后に扮して、見張りの目を欺いて登場しています。
しかしボニーの能力は年齢を変化させるだけであり、マネマネの実のように見た目を誰かに似せることは不可能。そこで考えられるのは、ボニーが老いた姿は本物のソルベ王太后にそっくりということ。
ボニーが王太后の娘であり血のつながりがあれば、年老いた姿になってもウリ2つでもおかしくはありません。
くまの妻という線もありますが、ボニーの年齢は24であり、一方のくまは47歳。歳の差婚が存在するにしても、子孫を残す必要がある王にしては結婚時期があまりに遅すぎます。しかしボニーが娘であれば矛盾はありません。
政府に従う理由とは?
国民を人質にとられたのでは
政府嫌いであるくまが王下七武海になっていることから、くまと政府の間に圧力・交渉があったことは間違いありません。そこで考えられるのが、ソルベ王国民を人質にとられたのではないかということ。
というのも世界政府の加盟国になるには、天竜人への天上金が必要。天上金を払えない国は海賊が蔓延り無法地帯となるので、天上金を免れるために自らを生贄として差し出したのではないでしょうか。
ソルベ王国に関する情報はまだありませんが、国王であった経歴を考えると「国民を守るため」という理由であれば七武海入りにも辻褄が合います。
世界政府にとっても、くまという戦力・パシフィスタの開発は軍事力向上に大きく貢献することから、くま加入はメリットが非常に大きいように感じられます。
バーソロミュー・くまのプロフィール
年齢 | 47歳 |
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誕生日 | 2月9日 |
星座 | みずがめ座 |
身長 | 689cm |
血液型 | X型 |
出身 | 南の海、ソルベ王国 |
好物 | はちみつ、サーモン |
CV | 堀秀行 |
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(C)尾田栄一郎
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