ワンピースの登場キャラクター「サー・クロコダイル」の技や強さについてまとめています。王下七武海としての活躍、悪魔の実の能力、性格、過去や女性説、イワンコフとの関係などプロフィールを掲載しているので、クロコダイルを詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
クロコダイルとは?
砂を支配する王下七武海
クロコダイルとは元王下七武海の1人であり、自らの体を砂に変えて戦うスナスナの実の能力者。ルフィと同じく海賊王を目指しており、秘密結社バロックワークスを結成し、アラバスタ王国転覆を図った凶悪な過去を持ちます。
海賊としての活動を再開
ルフィに敗北して以後は、インペルダウンのレベル6に長らく収監されていましたが、監獄に侵入したルフィと協力する形で脱獄。頂上戦争では白ひげ側戦力として戦い、戦争後はMr.1らと共に海賊活動を再開しています。
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クロコダイルの性格・魅力
狡猾で残虐な行動も辞さない
狡猾に策を巡らせ、残虐な手段をも辞さない性格。「海賊王」という目的が達成できるのであれば、王国が滅ぼうとも住民の命が危機に陥ろうとも関係ありません。
アラバスタ編では、意図的に砂嵐を発生させてユバの水を奪った上に、戦場に時限爆弾を落として多くの命を奪おうとしたことも。
また残虐な策を実行している一方で、表向きの好感度は高く保つよう徹底。アラバスタ王国転覆の際も、国民からは絶大な信頼を得ており、その性格はまさに狡猾と言えるでしょう。
海賊王へ挑み続ける野心家
残虐な思想を持ち合わせているものの、根底にあるのは「海賊王になりたい」という強い想い。一見クールな人物に見えますが、若き時代には四皇白ひげに勝負を挑むなど、ルフィに通じる熱さを持つ野心家です。
アラバスタ王国転覆も、決して私腹を肥やすために計画したのではなく、古代兵器プルトンを手に入れ世界政府を超える軍事力を手に入れるため。大きな野心を持ち続ける姿勢は、クロコダイルの魅力の1つです。
クロコダイルの強さ・能力
砂を自在に操るスナスナの能力
自然系スナスナの実の能力者であり、自らの体を砂に変えて自在に操る能力を持ちます。また、自分以外の対象の水分を奪い砂化させることもでき、その砂を使って刃を作り攻撃したり、、砂塵を巻き起こすなど、汎用性の高い能力です。
しかし水分には滅法弱く、水気を纏った攻撃に対しては砂化による回避ができず、ダメージをそのまま受けてしまうのが特徴。血を纏った攻撃も受け流すことはできず、アラバスタではこの弱点ゆえにルフィに敗れました。
砂嵐(サーブルス)
自らの手から砂嵐を発生させる技。砂漠地帯ではさらに威力を増し、ユバの街を飲み込むほどに。
砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)
右手の砂を刃状に変形させ斬撃を放つ技。大地を真っ二つに切断するほどの威力を誇ります。
その他の技一覧
・砂漠の大剣
・砂漠の金剛宝刀
・浸食輪廻
・砂漠の向日葵
・三日月形砂丘 etc…
クロコダイルと関係の深い人物
ニコ・ロビン
古代兵器プルトンを手に入れるため、クロコダイルと共にバロックワークスを立ち上げた人物。約4年間に及び行動を共にしましたが、ロビンが歴史の本文の内容を伝えずに裏切ったことにより、離別することに。
クロコダイルは4年間ロビンを一度も信用したことはなく、裏切りが発覚した際には即座にロビンを殺そうとしていました。
エンポリオ・イワンコフ
クロコダイルがルーキーの時代に接点を持っていた人物。2人の間に何があったかは定かではありませんが、クロコダイルは弱みを握られている様子。
エドワード・ニューゲート
クロコダイルが七武海となって以後、クロコダイルと戦った人物。結果はクロコダイルの惨敗に終わり、クロコダイルがリアリストに目覚めたきっかけとなった張本人でもあります。
マリンフォードの頂上戦争にて再会し一時は白ひげの命を狙いますが、深傷を負いながらも戦い続ける白ひげの姿に感化され、白ひげ海賊団に協力するように。
クロコダイルの来歴と懸賞金の推移
クロコダイルの懸賞金の推移
アラバスタ編 | 8100万ベリー | 表向きにはアラバスタを守る海賊として、裏ではアラバスタ転覆を目論む七武海として登場。登場と同時に元懸賞金が判明。 |
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偉大なる航路前半
アラバスタ編
表向きは七武海として海賊から国を守り、巨大なカジノを運営するなど国民からは絶大な信頼を得ていたクロコダイル。しかし裏では古代兵器プルトンを手に入れるため、ロビンと共に秘密結社バロックワークス社を創設しアラバスタ転覆を目論んでいました。
4年にも及ぶ計画は佳境を迎え、最終作戦「ユートピア」を発動し、国王軍と反乱軍を全面衝突を誘発。その過程で、クロコダイルは2度もルフィと戦いますが、どちらも圧倒的な勝利を収めます。
ついには、コブラの案内で歴史の本文に到着しますが、復活したルフィと3度目の戦いに。ルフィの拳には血が纏っており、クロコダイルの砂による回避は無効化され、ゴムゴムの暴風雨を受け敗れるのでした。
戦いが終わった後は、クロコダイルの悪事が全て明かされ、七武海の称号が剥奪に。海軍の手で監獄インペルダウンへと連行されます。
インペルダウン編
インペルダウンのレベル6に収監されており、エースを助けにきたルフィたちと再会。白ひげ海賊団と海軍の戦争が起こることを知り、ルフィに協力を持ちかけて脱獄作戦に参加することに。
弱みを握られているイワンコフとの再会には難色を示しますが、覚醒している獄卒獣を一撃で戦闘不能にするなど、七武海としての力は衰えておらず、脱獄に大きく貢献します。
マリンフォード編
マリンフォードに到着するや否や、狙いとしていた白ひげに斬りかかり、ルフィと一時交戦することに。
しかし、かつて敗北を喫した白ひげがスクアードに刺されたことに納得がいかず、白ひげを鼓舞。海軍の思い通りに活かせぬよう、白ひげ側につき、海軍側のドフラミンゴやミホークと戦闘。
白ひげが死亡して以後は、白ひげが守ろうとしたルフィを助けるため、赤犬相手に時間稼ぎをするなどして活躍。また戦争終了後は、ルフィの16点鐘を新聞を通じて知り、ダズ・ボーネスと共に新世界へと入っていきます。
偉大なる航路後半
WCI編
ルフィが四皇ビッグマムに一矢報いた内容が書かれている新聞を、じっくりと読んでいる姿が描かれました。船内ではなくホテルのような綺麗な内装の場所に居り、どこかに拠点を構えたのではないかと思われます。
クロコダイルにまつわる謎
イワンコフとの関係とは?
元々は女性だった?
インペルダウン編にて、クロコダイルはルーキー時代にイワンコフと何か接点を持ち、弱みを握られていることが明らかに。結論から申すと、弱みとはクロコダイルを男性にした過去ではないでしょうか。
イワンコフのホルホルの実の能力を使えば、性転換をさせることが可能であり、イワンコフとの間の秘密であれば性転換が最も妥当です。加えて、クロコダイル元女性説を裏付ける要素が多く存在しています。
元女性説を裏付ける要素
「サー」という敬称
「サー・クロコダイル」と呼ばれていますが、「サー」とは英国で男性に向けて使われる敬称。男性であるにも関わらず、あえて「男」という意味の込められた敬称が使われているのは、女性であったことを暗喩しているのではないでしょうか。
右耳にピアス
ピアスは付け方に応じて意味が変わるアクセサリー。クロコダイルは右耳にだけつけており、右耳は「女性らしさ」の象徴を意味しています。
男性であるならゾロのように左耳につけるのが定石ですが、クロコダイルはあえて女性を意味する右耳にピアスを付けているのです。
0巻では顔が描かれず
ワンピース0巻では、ゴールド・D・ロジャーの処刑の様子が描かれ、当時ローグタウンを訪れていた七武海の姿が描かれていました。しかしクロコダイルのみ背を向けており、唯一表情が確認できない構成に。
ルーキー時代の姿を隠さなければいけない理由があったと考えられ、もし顔が女性であるなら隠していたことにも納得がいきます。
白ひげに敗北した過去
男性になったのであれば、クロコダイルには男性になりたかった動機があったはず。そこできっかけとして考えられるのが、白ひげに敗北したという過去でしょう。
ルーキー時代に白ひげに惨敗したクロコダイルは、更なる強さを求めるために女性よりも身体能力の高い男性になることを切望。イワンコフに男にしてもらうよう頼んだのではないでしょうか。
扉絵連載にて、クロコダイルの夢は海賊王だと明確に描かれており、クロコダイルの目的のためには手段を選ばない性格を考えれば、性転換していてもおかしくはありません。動機としても十分だと思います。
クロコダイルのプロフィール
年齢 | 46歳 |
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誕生日 | 9月5日 |
星座 | おとめ座 |
身長 | 253cm |
血液型 | S型 |
出身 | 偉大なる航路 |
好物 | ワニ肉、トマト |
CV | 大友龍三郎 |
元王下七武海についてはこちら
トラファルガー・ロー |
ドンキホーテ・ドフラミンゴ |
バギー |
バーソロミュー・くま |
ゲッコー・モリア |
ボア・ハンコック |
ジュラキュール・ミホーク |
クロコダイル |
エドワード・ウィーブル |
(C)尾田栄一郎
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