ワンピースの登場キャラクター「千両道化のバギー」の技や強さについてまとめています。王下七武海としての活躍、性格、能力、悪魔の実の能力、ロジャー海賊団時代の過去やシャンクスとの関係などプロフィールを掲載しているので、バギーを詳しく知りたい方は参考にしてください。
この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
バギーとは?
大物海賊を統括する新・四皇
バギーとは元王下七武海の1人であり、海賊派遣会社バギーズデリバリーの座長を務める人物。インペルダウンから脱獄した大物海賊を従え、新世界に名を轟かせています。
バギー本人は実力者とは言い難いものの、全身をバラバラにできるバラバラの実の能力者であり、狡猾な作戦でたびたび活躍を見せています。
圧倒的なカリスマと豪運によって、曲者揃いの海賊団をまとめ上げており、後述する類稀な経歴も相まって、新たな「四皇」として海にその名を轟かせました。
海賊王のクルーだった
バギー海賊団を結成する前は、見習いとして海賊王ゴール・D・ロジャーの船に乗っていたバギー。体調を崩したためにラフテルへ行くことはありませんでしたが、海賊王の船で雑用として活躍していました。
称号を剥奪され海軍と対立することに
世界会議にて王下七武海の撤廃が宣言されたため、称号を剥奪され海軍に狙われることに。新世界のカライ・バリ島にて、海軍に囲まれ戦闘に発展します。
その後の詳細は長らく不明でしたが、1053話にて、新たな「四皇」として選出されたことが明らかになりました。
バギーの現在状況はこちら
バギーの性格・魅力
利己的で狡猾な性格
自分良ければ全てよし、という言葉を体現したかのような利己的な性格。強者と対面した際には、部下を囮にして逃げ出すことなど日常茶飯事です。
さらに頭が切れるので、自分が利益を得るためには狡猾な策を取ることも。ロジャー海賊団時代には、仲間を欺いて宝の地図とバラバラの実を盗み出そうとしたことは、まさにバギーの性格を象徴する出来事でしょう。
良くも悪くも、非常に海賊らしい一面を持っています。
仲間思いの面もある
しかしただ単に極悪党という訳ではなく、仲間達を思いやる心を持っています。インペルダウンから脱獄しバギー海賊団の仲間たちと再会した際には、感動の涙を流していました。
意外と人情味のある性格であり、人間臭さがあるところがバギーの魅力の1つでしょう。
派手でお調子者
派手なことを好み、すぐに調子に乗った行動をとるお祭り男のような面も。調子に乗ったがゆえに痛い目を見ることもありますが、その場を明るくするムードメーカーのような存在。
頂上戦争では海軍の通信網を乗っ取り、自分の経歴を自慢げに誇示するための放送を行ったこともありました。
バギーの強さ・悪魔の実の能力
全身を分離させるバラバラの実
バギーはバラバラの実の能力者であり、全身をバラバラに分離させることができます。斬撃に対する完全耐性を持っており、剣士には滅法強いのが特徴。
また分離したパーツは、足元を起点して一定の範囲内であれば空を飛ぶことも可能。敵の攻撃に合わせて体を分離させ回避したりすることもでき、非常に汎用性の高い能力です。
しかしバラバラになったパーツの感覚も共有されるため、それぞれのパーツを攻撃するとバギーにもダメージが通ってしまうのが難点。
バラバラフェスティバル
全身のパーツを細かく分解して飛び回らせる技。足部分だけは飛ぶことができないので、足が狙われ弱点となることが多いです。
バラバラカー
分離させたパーツとタイヤ・エンジンを組み合わせて、簡易的な車を作り出す技。強敵から逃走する際に使用します。
その他の技一覧
・バラバラ緊急脱出
・バラバラせんべい
・バラバラ砲
・空中錐揉み大サーカス
特製マギー玉
オレンジの町を吹き飛ばしたバギー玉の威力をそのまま維持し、小型化した新兵器。ミホークに使用したところ、マギー玉を跳ね返されてしまい、バギーが大ダメージを受けていました。
覇気は使用できない
ファンブック「ビブルカード」では、バギーが覇気を使用できるという記載はありませんでした。確定でないですが、おそらく現在も覇気を使用することはできません。
バギーと関係の深い人物
シャンクス
バギーと共に海賊王の船に見習いとして乗っていた人物。当時の2人は度々ケンカを繰り返していましたが、意外と仲は良く、バギーが寝込んだ際にはシャンクスが看病することもありました。
しかしバギーがバラバラの実を口に入れて盗み出そうとした際、シャンクスが声をかけたことで呑み込んでしまうことに。それ以来バギーはシャンクスを逆恨みし始めます。
その後ローグタウンでロジャーが処刑された時に、シャンクスから仲間にならないかと誘われますが、それを断り自分の海賊団を結成することに。それ以来2人は会うことなく、頂上戦争で再会します。
アルビダ
バギーと対等な海賊連合を結成した人物。東の海でルフィに敗れた2人は、ルフィを倒すべく同盟を結び、その後仲間として旅を続けています。
”Mr.3”ギャルディーノ
インペルダウン脱獄時に出会い、意気投合。
共に脱獄した後は、頂上戦争への参戦を経て、バギーズデリバリーの幹部となりました。
船長であるバギーが「四皇」に数えられたことにより、「四皇」幹部としてその名を連ねます。
バギーの過去|海賊団結成前
ロジャー海賊団に見習いとして加入
およそ30年ほど前、10歳ごろにロジャー海賊団の見習いとなったバギー。シャンクスともこの時に出会い、共に見習いとして切磋琢磨し合う関係に。北極南極戦争は2人の関係を象徴する名勝負です。
また、白ひげ海賊団に所属する黒ひげと初めて遭遇したのもこの時期でした。黒ひげが一睡もしないという噂に言及しています。
バラバラの実を食べてしまう
ある日敵船から、戦利品として宝の地図とバラバラの実を手に入れたバギー。1億で売れるという悪魔の実を売り捌くため、バギーは模造品を作って船員を騙し通します。
しかし喜ぶバギーのもとに偶然シャンクスが現れ、登場に驚いた勢いでバラバラの実を食べてしまうことに。その後、海に落ちたバギーをシャンクスが救うも、バギーは逆恨みし続けるのでした。
体調不良でラフテルには向かわず
ついにラフテルへの道筋を導き出したロジャー海賊団。しかし最後の冒険を出かける手前、バギーは高熱を出して寝込んでしまいます。
シャンクスの体調は無事でしたが、自らバギーの看病を名乗り出てラフテルには向かわないことに。
その後ロジャー海賊団は解散し、ローグタウンにてロジャーの死刑が執行。バギーはシャンクスと共に涙を流しながら処刑を見守るのでした。
バギー海賊団を結成する
ロジャーの死をきっかけに、赤髪海賊団を結成することを決意したシャンクス。処刑場にいたバギーはシャンクスに誘われますが、バギーはシャンクスの下につくことを拒否し、1人で旅に出ることに。
バギーとシャンクスはそれ以来頂上戦争編まで遭遇することはなく、バギーはバギー海賊団を結成することになります。
バギーの来歴と懸賞金の推移
バギーの懸賞金の推移
東の海編 | 1500万ベリー | 東の海にて海賊行為を働く。アーロン討伐後に行われた海軍の会議で懸賞金が判明。 |
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偉大なる航路前半
東の海編
オレンジの町にて、海賊行為を行っていたバギー。しかしそこに現れたナミがバギーの持つ「偉大なる航路の海図」を盗み出し、ナミとバギーは交戦状態になります。
一時はナミがバギー側に寝返りますが、最終的にナミはルフィ側についたことで、バギーは麦わらの一味と対峙することに。バギーはバラバラの実の力を遺憾なく発揮し、ゾロに大きな刺し傷を残します。
しかしその後に行われたルフィとの戦いでは、バラバラの実でルフィを翻弄するも、股間を中心とした箇所を殴られてしまい敗北。さらに体のパーツが全て揃っていない状態で、遥か彼方に吹き飛ばされてしまうのでした。
その後扉絵連載「バギー一味冒険記」にて、仲間のもとに戻るまでのバギーの冒険が掲載。道中でアルビダと出会い手を組み、仲間達の元へ戻ることができました。
ローグタウン編
ローグタウンでは、アルビダ海賊団と共にルフィに復讐すべく麦わらの一味を襲撃。ルフィを捕らえ処刑台に乗せることに成功し、斬首刑を執行します。
しかしルフィの首を切断しようとした瞬間、処刑台に雷が落ちてしまい、処刑が失敗に終わることに。その後スモーカーらの追跡を逃れ、麦わらの一味に続く形で偉大なる航路へと入っていきます。
空島編
偉大なる航路のとある島にて、キャプテン・ジョンが財宝を残したと思われる伝説の洞窟を見つけたバギー。しかし穴を掘り進めた先では、おじさん達がトンネル工事をしており、ただの穴でした。
その後船に戻って宴を開始したバギー達。ルフィの居処について話していたところ、料理の香ばしい匂いに誘われて、宴会に火拳のエースが登場します。
白ひげ海賊団の2番隊隊長ということで、一部のメンバーは物怖じしますが、バギーは宴を楽しみエースと仲良く酒を酌み交わすのでした。
インペルダウン編
キャプテン・ジョンの宝の洞窟だと思い込み、海軍の駐屯基地へ乗り込んでしまったバギーは、インペルダウンLEVEL1に収監されることに。
脱獄を謀り牢屋から脱走していたところ、エースを助けるために侵入したルフィと再会。当初は協力に反対しますが、キャプテン・ジョンの宝の手がかりとなる腕輪を譲り受け、ルフィに協力します。
その後、Mr.3やMr.2と合流して下層を目指したものの、道中でマゼランに遭遇してしまい、Mr.3と共に上のフロアへ逃走。何とかレベル2までたどり着き、獄内で囚人を開放して一大勢力を築きます。
後にレベル6から登ってきたルフィらと合流し、無事脱獄に成功。マリンフォードに向かうとは知らず、そのままルフィらと共に軍艦に乗ってインペルダウンを出航するのでした。
頂上戦争編
マリンフォードに到着したバギーは、白ひげから協定を持ちかけられ、白ひげ海賊団と共に戦うことに。半強制的にルフィの身代わりとなりミホークと対峙したり、海軍の電伝虫を一部乗っ取るなど一定の活躍を見せます。
エースが死亡した後には、赤犬から逃亡するルフィとジンベエを偶然運び出すことに成功し、2人を医者であるローに預けます。
その後シャンクスが戦場に現れ戦争の終結が宣言されると、シャンクスから麦わら帽子をルフィに届けるようお願いされたバギー。最初は断りますが、宝の地図を譲るという条件でルフィに麦わら帽子を届けるのでした。
偉大なる航路後半
ドレスローザ編
海軍本部で行われた会議にて、王下七武海の1人として名を連ねていることが判明。海賊派遣組織の総帥となり、伝説を生きる男と称されていました。
ゾウ編
新世界のカライ・バリ島にて、配下の海賊らと共に宴会を開いていました。ドフラミンゴが堕ちて武器の商売が途絶えたことで、海賊派遣業は空前の最盛期を迎えている様子。
しかし宴の最中に、クラスSの傭兵ハイルディンから連絡が入り、5人の巨人族が派遣会社を辞めることが判明。稼ぎ頭である5名が抜けることにより、バギーは激しい苛立ちを見せます。
WCI編
扉絵連載「押し掛け麦わら大船団物語」に登場。バギーズデリバリーを退社した5名の巨人族の脱走者リストを作り、指名手配する姿が描かれています。
ワノ国編
世界会議にて王下七武海の称号撤廃が決定され、バギーは海軍に狙われることに。カライ・バリ島で海軍に囲まれ、海軍との戦いに挑むのでした。
その後の詳細は不明ですが、なんとか窮地を乗り切ったことが明らかになっています。
また、ワノ国で勃発した天上決戦の後、”麦わらのルフィ”と並んで「四皇」入りしたことが判明しました。
”伝説を生きる男”は、まさにいま伝説を歩んでいる。
バギーのプロフィール
年齢 | 39歳 |
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誕生日 | 8月8日 |
星座 | しし座 |
身長 | 192cm |
血液型 | F型 |
出身 | 偉大なる航路 |
好物 | ホットドッグ |
CV | 千葉繁 |
元王下七武海についてはこちら
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