三玖は決意をする。この期末試験を五つ子の中で一番の成績で終えられたら、フータローにこの気持ちを伝えるのだと……
五等分の花嫁55話のネタバレ
週刊少年マガジン連載「五等分の花嫁」の概要
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!!
全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!
これまでのネタバレ
55話「最後の試験が三玖の場合」ネタバレ
期末試験が始まり、三玖はとある決意をする。
試験で目指すのは赤点回避だけではなく、姉妹の誰にも負けないこと。
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時間は冬休み明けに戻る。
フータローが五つ子に勉強を教えに来るやいなや、突然鼻血を出す。
みんなが心配する中、三玖がチョコを食べさせすぎているからだとフータローは言う。
二乃が自分にもチョコをくれと言うと、三玖はあげないと返す。
独り占めしないでという二乃に、三玖は「今はまだ、しない」と意味深な顔で言う。
そしてフータローに、持ってきた大量のチョコを食べさせようと迫る。
それを見ながら一花は、バレンタインが近づいていることに気付く。
深夜、三玖がキッチンに立っていると、一花が起きてきて調子はどうかと声をかけてくる。
フータローの好みもそろそろ把握してきたのではないかと。
一花は、三玖がフータローにチョコを食べさせるのが好みを特定するためと気付いていたのだ。
試作品を作っているという三玖の鍋を覗き込むが、案の定ドクロマークができており、とても食べられそうなものではない。
困った顔をしてる三玖に、一花は料理が得意な人を紹介すると言う。
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約束した日が来て、料理人が来るのを待っている三玖。
するとそこへやってきたのは、なんと二乃だった。
二乃は、三玖の作っていたチョコを全く美味しくなさそうだとケチを付ける。
こんなのあげて誰が喜ぶのかと。
そうやって煽っていつもの可愛い反応を待つ二乃だったが、帰ってきたのは深刻な顔をした三玖の「うるさい」という言葉だった。
三玖は真剣に、二乃へと美味しいチョコの作り方を教えてほしいとお願いする。
チョコを見て、さっそくダメな原因を特定する二乃。
そして、準備をしてくるよう三玖へ伝える。
朝までチョコ作りをしてしまい、キッチンに置いたまま仮眠を取ることにした三玖。
しばらくして起きてくるとフータローが来ており、相変わらず鼻血を出していた。
ちょうどいい、とキッチンへ向かいチョコを取ってこようとするが、すでになくなっていた。
どこに行ったのかと探していると、フータローが食べたのだという。そして「うまかった」と率直な感想を告げる。
嬉しくて仕方ない気持ちを抑え自分が作ったことを伝えようとするが、フータローが遮って「三玖が一番だ」と突然言い始める。
どういうことかと聞くと、昨日やった模擬試験の結果の話だった。
落胆するが、チョコを褒められた嬉しさは消えず口元には笑みが残る三玖。
そして、頑張るから見ていてフータローとつぶやく。
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一花が仕事を終えて帰ってくると、三玖が待っていた。
どうしたのかと聞くと、一花はフータローにチョコをあげないのかと言う。
自分の気持ちは隠しつつも、誰からもチョコがもらえないならかわいそうだけど、三玖があげるなら安心だと強がる一花。
三玖はそこへ迫り、自分の気持ちをハッキリと表明する。
5人の中で一番の成績を取って、自信を持ってフータローの生徒を卒業できたら、今度こそ「好き」という気持ちを伝えるのだと。
試験を受けながら、三玖は決意する。
今度は一花を待たない、五つ子は公平に「早いもの勝ちだから」と。
三玖の気持ちは実るのか……!?56話へと続く。
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