女優を続けていることがバレてしまった一花だったが、なんだかんだ頑張りをフータローから認められる。一方で五月は、「通告」をしに来たという父と会っていて……
五等分の花嫁54話のネタバレ
週刊少年マガジン連載「五等分の花嫁」の概要
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!!
全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!
これまでのネタバレ
前回53話のネタバレ
仕事をセーブしていると言っていたはずの一花が、撮影のためにフータローのバイト先に来訪。
気まずい顔をした一花だったが、一呼吸置き見なかったことにしてフータローをスルーした。
リハーサルが開始して、現場の雰囲気がガラッと変わる。
そして一花は演技を始めるが、普段のキャラとは違うブリっ子の役であった。
パイを食べるシーンが来て、一花のところへパイが運ばれていく。
しかしそのパイはフータローが作ったマズイもので、止めようとするが演技が始まってしまう。
不味いパイを食べた一花だが、とても美味しそうな演技を見せる。
それを見てフータローは、やっぱり一花は女優なのだと再認識する。
仕事を変えろと言えなくなってしまうフータロー。
撮影が終わり、ちゃんと女優らしくなったなとフータローは照れながら伝えるが、一花は寝てしまっていた。
それを見て横に座り、フータローは普段なら言わないような労いの言葉を投げる。
他方、五月は父と会っていた。
「通告」をしに来たという中野父の目的とは……!?
54話「愚者の戦い」ネタバレ
カフェへと向かった五月と中野父。
警戒している五月はお腹が減っているにも関わらず何も頼まないが、いらないのかと諭されて頼むことに。
結局素直に従った五月に対して、「物分りが良くていい子だ」と言う。
だから五月をここに呼んだのだと。
自分を呼んだ理由を聞く五月だったが、父親が娘と食事をするのに理由が必要かとかわされてしまう。
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フータローと四葉は、二乃の買い出しに付き合ってスーパーへと来ていた。
三玖から頼まれていたのだと、チョコレートをごっそりとカゴに突っ込む二乃に、そんなに食うのかと言うフータロー。
そんなフータローに、察しが悪すぎると呆れる二乃。
三玖はバレンタインの準備として、チョコレートを頼んでいたのだった。
四葉がトイレに行きたいからと、二乃に10kgの米を投げ渡す。
バランスを崩して倒れそうになる二乃を、フータローは支え、一方で二乃はドキドキしてしまう。
キンタローのことは忘れたつもりなのに、まだ名残があるのだと言い聞かせる二乃。
そうでないとフータローのことが気になっていることになってしまう。
白馬の王子様に憧れる二乃だが、フータローが王子様なんてことは絶対にありえないのだ。
トイレからなかなか戻ってこない四葉を心配し、探し始める2人。
見つけたと思ったらそれは五月で、よく見ると父と向き合って座っている。
初めて見る五つ子の父をよく観察すると、どこかで会ったことあるような気がする。
実は病院で診察をしていたのが、中野父だったのだ。
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フータローたちに見られているとも知らず、話を続ける五月と父。
家を出ていったことは許すから、今すぐ全員で帰るよう姉妹へ伝えなさいと父は言う。
フータローはそれに含まれるのかと五月が聞くと、これは家族の問題で「彼は部外者である」と返される。
そして、ハッキリ言って自分は彼のことが嫌いだとも言い切った。
話が気になり近くまでやってきたフータローと二乃は、父の発言をしっかりと聞いていた。
何をやらかしたのかと聞く二乃に、心当たりが無いと動揺しながら言うフータロー。
どう考えても、期末試験の時に中野父へ説教したことを根に持っている。
五月は、まだ帰れないと父の顔色を伺いながら言う。
フータローはもう部外者ではないし、次の試験までは自分たちで生活させてほしいとお願いする五月。
しかし、学費のことや親の扶養に入っていることなどを持ち出されて、完全に論破されてしまう。
そして中野父は「彼の立ち入り禁止を解除して家庭教師を続けてもらう」とも続ける。
ただし条件は、プロ家庭教師のサポートとして入るというものだった。
それは、フータローと五つ子の力で勝ち取った成績ではなくなってしまうとも言える。
フータローのやり方で、最も成績の悪い四葉は赤点を回避できるのかと畳み掛ける父。
五月も、それを見守るフータローと二乃ですら何も言えなくなってしまうが、そこへ四葉がやってきて絶対に成し遂げると宣言する。
同じ失敗は繰り返さないから、6人でやらせてくれと言う四葉。
中野父はそれを聞きながら、失敗したらどうするのかと聞く。
もし次の試験がダメだったら、知り合いの高校へ強制的に転校させるという父。
コネがあるらしく、その高校であれば無条件で3年から転入ができるよう話をつけているらしい。
プロの家庭教師との2人体制ならそのリスクも減らせるが、それでも6人だけでやるつもりか父はと聞く。
やるなら後は自己責任だと凄む。
しかしそれでも、五月は提案を断り6人で成し遂げることにこだわった。
次は無いと冷たく言い放ち、その場を後にする父。
父が去っていったあと、合流するフータローと二乃。
父には感謝しているが、正しさしか見ていないのはどうなのかと二乃は言う。
家庭の事情で振り回してしまって申し訳ないと言う五月に、どうでもいいというフータロー。
事情なんかどうでもよく、自分のやりたいようにやって、みんな揃って笑顔で卒業するぞと宣言する。
それだけしか眼中に無いと。
そして3学期が始まり、期末試験当日を迎える。
赤点は回避できるのか……!?55話へと続く。
これまでのネタバレ
続きの話のネタバレ
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