長かった3日間が終わり、ついにフータローが決断をするときが来た。五つ子を再び教室へと呼び出し、自分の気持ちを伝えるべく覚悟を決めたフータローは……
五等分の花嫁101話のネタバレ
週刊少年マガジン連載「五等分の花嫁」の概要

貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!!
全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!
前回100話のネタバレ

前回のおさらい
学園祭中、フータローに黒髪の女の子が声をかけてくる。大きくなったね、と自分を知っている風な話し方をするが、肝心のフータローは誰のことだかすっかり忘れていた。
話すうちに、小学生の頃に友達だった「竹林」であることに気づいた。当時とは雰囲気がガラッと変わっていて、数年ぶりに会ったため気づけなかったのだ。
竹林とフータローは学園祭を一緒に見て回ることになった。
竹林とフータローは、二乃と五月に出くわしてしまう。
竹林は2人に「うちのフータローがお世話になっています」と挨拶をした。
小学生の頃からの同級生であるという竹林に、二乃はイライラしながら自分がどれだけフータローと親密かを話し始める。
教師と生徒の関係であるという言葉に反応し、竹林は二乃の手を取り奇遇ですねと言う。
竹林は昔、フータローに勉強を教えていたのだという。
竹林はフータローに勉強を教え、そのフータローが五つ子に勉強を教えることになっていたのだ。
自分のほうがよりフータローと親密だと二乃を煽る竹林、場がかなりギスギスしてきたところで、五月が大きな声でありがとうございますという。
フータローに勉強を教えたということは、間接的に自分もお世話になっていることになるのだという。
ただし、親密さでは絶対に負けないと張り合う五月。
そこへ、恥ずかしいからやめてくれと止めに入るフータロー。
フータローは、五つ子は数少ない友達で「全員が特別」だと言い切る。
それを見て竹林は、フータローの成長を喜びその場をあとにする。
そして……長かった3日間が終わり、ついにフータローが決断をするときが来た。五つ子を再び教室へと呼び出し、自分の気持ちを伝えるべく覚悟を決めたフータローであった。
101話のネタバレ
時系列は文化祭開始前に戻り、今回は「一花の文化祭編」。

女優としての仕事で撮影をしている一花。
カットを撮り終えて、携帯を見るとフータローから「文化祭初日の15時に教室へ来てほしい」というメールが来ていた。
何か自分に大切な用事があるのかとそわそわしてしまう一花だったが、変な期待をしないように気持ちを切り替えることにする。
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文化祭当日、一花は日の出高校へ来ていた。
本当は来るつもりが無かったが、フータローからのメールが気になってつい来てしまったのだ。
他の来場客の話を聞いていると、女優である一花の話題がちらほら聞こえてくる。
この学校の生徒であることがバレているため、顔を出したままだと気づかれるのも時間の問題ということで、トイレで二乃に変装する。
しかし、なぜか二乃になっても二乃のファンから追いかけられる羽目になる。
文化祭のステージでライブをしたことで、二乃も話題の人物になってしまったのだ。
追いかけてくるファンを撒いて物影に隠れると、上からブレザーを被せられる。
相手はフータローだった。
メールをくれたことについて話すと、実はフータローは一花だけにメールしたわけではなく5人に一斉送信してしまったようだった。
肩透かしをくらって落ち込みつつ照れる一花。
5人集めてどんな用事があるのかと聞く一花だったが、フータローはとくに動揺している雰囲気もなく、ただ集まりたかっただけという。
ぽかんとする一花だったが、つい踏み込んで告白の返事がまだであることについてツッコむ。
少し気まずい雰囲気になるが、その時迷子のこどもを見つけて助けに行く。
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そこからいくつかのトラブル解決をして迷子を送り届ける際に、その子供が一花が「キスをしていた人だ」という。
固まるフータローに、一花はひょうひょうと女優だからそういうこともあるとからかう。
別に動揺なんかしていないと焦るフータローに一花は、フータローも経験済みだろうと追い打ちをかける。

あれは事故だったと必死に弁解するフータローに、一花はカマかけ成功のしたり顔をする。
してやられたフータローだったが、誰としたのかと一花は畳み掛けてくる。
フータローは、当時は全員五月の変装をしていたからわからないという。
一花はフータローを逃さず「じゃあ誰だと思う?」と聞き、フータローは無言になってしまう。
迷子を無事送り届けた2人だったが、ついに一花が周りのファンに見つかってしまいバラけることにする。
フータローは一花に、15時は絶対に来てほしいと念を押す。
————
そして例の「15時の告白」が終わり、フータローは一花のためにタクシーを拾う。
一花はフータローの「5人全員好きだ」という告白が聞けて嬉しかったと言う。
そしてタクシーに乗る直前で、一花は最終日忙しくて来れないと思うからこの場で答えを聞かせてほしいと言う。
わかったとあっさり言うフータロー。これで誰を選んだとしても、気持ちに区切りがつけられると期待する一花。

しかし、フータローから出てきた答えは一花の予想だにしないものだった。
「俺はだれも選ばない」……と。
一花編の2日目、102話へと続く。
続きの話のネタバレ

101話の予想
フータローは本当に答えを出す?
これまで誰を選ぶか明確にしてこなかったフータローでしたが、今回はわざわざみんなを集めて宣言までしていることから、何かしらのフータローなりの答えを出すと思います。
フータローが話そうとした瞬間に、らいはや父親が倒れる、中野父になにか悪いことが起きるなどのトラブルが発生して結局うやむやになってしまう可能性もありますが。。
これまで同じようにうやむやになる場面は何度もありましたが、今回はしっかりと時間をかけて五つ子とフータローの絆や葛藤を描いてきているので、さすがに今度こそは関係性に大きな変化があると信じたいです。
誰か1人選ぶことになるか
フータローは本当に五つ子の中から選ぶのでしょうか?
五つ子の認識では「誰か1人を選ぶ」ことになっていますが、実はフータローは誰かを選ぶとは一言もいっていません。
「6人の関係でずっといたい」けど「答えは出さなければいけない」と言っているだけで、「誰を選ぶ」とか「1人に絞る」などとは言っていないのです。
もしかするとこのミスリードで、読者が全然予想していない「答えの出し方」をするかもしれませんね。
どういう展開になる?
伏線がないため(発見できていない)、どういう答えを出すかについでズバリ予想することはできませんが、いくつか考えられるパターンがあります。
誰か1人をちゃんと選ぶパターン
フータローがしっかりと、1人に絞って答えを出すパターンです。
ただしその場合一筋縄では行かず、付き合うことになったものの色々な問題が起きて、高校卒業までに結局別れてしまう展開というのはありそうです。
四葉が京都の子だとバレるパターン
フータローが答えを出す前か出したあとに、四葉がふと自分が京都でフータローと会っていたことを言ってしまうパターンです。
そこから一波乱起きて、答えがうやむやになってしまうという展開はありえそうですね。
「誰か1人をちゃんと選ぶパターン」とかぶる部分もありますが、いざ付き合うことになったものの、その後なにかしらのきっかけで四葉が京都の子だったと発覚して、フータローが思い悩んでしまう展開も考えられます。
答えがうやむやになるパターン
ありそうで、あまり起きてほしくないパターン。
上でも書きましたが、中野父が倒れるなどのトラブルが起きて、答えを言うどころの話ではなくなってしまう展開です。
便利な展開ですが、答えを出すまでの過程を何話も使って丁寧に描いていただけあって、いつものドタバタでうやむやになってしまうのはあってほしくないですね。
(C)春場ねぎ
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