時間はさかのぼって話は一花編。フータローから「15時に教室へ集まってほしい」というメールを受けて、気になってしまい文化祭に来る一花。15時の告白を聞いて、帰り際に誰を選ぶのかと聞くとフータローは「誰も選ばない」と真剣に話す。答えを出すはずのフータローが誰も選ばないと言う真相とは……!?
五等分の花嫁102話のネタバレ
週刊少年マガジン連載「五等分の花嫁」の概要
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!!
全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!
前回のおさらい
・話はさかのぼって学園祭初日、主役は一花
・フータローからのメールで、15時に教室へ集まるため一花は文化祭に来る
・ファンに追いかけられて逃げた先にフータローがいて一緒に行動することになる
・キスの話だったり、告白された話だったり、フータローがごまかそうとしても執拗に逃さない一花
・15時の「全員好きだが答えを出す」宣言が終わり、帰り際一花は先に答えを聞かせてほしいとお願いする
・するとフータローは「俺は誰も選ばない」と予想外の答えを出す
102話のネタバレ
2日目、撮影を終えた一花のもとに電話がかかってくる。
「妹が文化祭で倒れた」と。
急いで病院へ向かうが、大したことは無いようで一安心する。
そこへ二乃とフータローがやってくる。二乃は文化祭の片付けがまだ残っているからと先に帰り、フータローは一花を送っていくことになった。
夜の街を歩きながら、フータローと一花はとりとめのない話をする。
すると一花は、フータローの告白(誰も選ばない)について触れてくる。
そしてフータローの素直になんでも言うところを良いことだと言い、だからこそ誰も選ばないなんて本心とは違うことを言わないでほしいと一花は言う。
自分の気持ちに素直になって、難しく考えずに誰かを選べば良いと。
しかし、フータローは自分の気持ちすらわからないという。
そこへ一花は、五つ子の中で誰とキスしたいかと冗談めいて言う。
フータローに飲み物を買ってきてほしいとお願いし、紅茶を買ってきたら二乃、お茶だったら三玖といった感じでフータローに無理やり選ばせようとしてくる。
————-
フータローは自販機の前で10分以上悩み、そして一花がベンチで待ちくたびれて寝てしまった頃に戻ってくる。
寝ている一花の唇に目を奪われて、ついつい吸い込まれるように眺めていると一花が突然目を開けた。
実は一花は起きていて、フータローの様子を伺っていたのだ。
唇を見ていたことをからかい、そしてフータローが動揺して目をそらした隙に一花はフータローを引き寄せてキスをした。
お互いの唇が離れてから、一花は上目遣いで聞いてくる。
以前、五月に変装した誰かとキスした感触と同じだったかと。
未だ動揺を隠せないフータローは、演技でキスの経験がある一花とは違って慣れていないと言う。
が、一花は男相手と女相手では違う。前に話したキスの相手は女の子で、男の子はフータローが初めてだと告白する。
そして、小悪魔的な顔をして「嬉しかった?」と聞いてくる。
完全にしてやられたフータローは恥ずかしさと悔しさがにじむ表情をして、しかし何も言えなくなってしまった。
フータローのそんな表情を見た一花は、彼を好きという感情がまだ消えないだろうことをそっと確信した。
103話へと続く。
今後の予想
5人全員が好き→しかし答えは出す、の流れからのまさかの誰も選ばない宣言。
おそらく言葉通りの意味ではなく、何か別の意図があると思うのでそちらについて考察していこうと思います。
フータローの言葉の真意とは?
誰も選ばないとフータローは言ったため、つまり誰かを選ぶ、あるいは全員を選ぶといった展開は無いと考えられます。
そもそも「選ぶ」という行為はしないという意味でしょうか?
別の「答え」を話すつもり?
そもそも、フータローは15時の教室で誰かを「選ぶ」とは言っておらず、あくまで「答え」を出すとしか言っていません。
この5人での関係が心地良いという流れからの、答えを出さないといけないという流れだったので、五つ子が勝手に「誰かが選ばれる」と解釈しているものと考えられます。
それでは別の答えとは何があるのか。
ラブコメではいくつかのパターンがあるので、考察をしていきます。
フータローの進路の話が有力?
フータローが自分の進路や、やりたいことについて「答え」を出すというパターンです。
この説が一番有力かもしれません。
ここに至るまでにいくつかの伏線があるので、いくつかピックアップしたいと思います。
五つ子の進路がそれぞれ明確になった
ここまでの話を通して、勉強ができるようになって次はそれぞれのやりたいことってなんだろう、というところから結構な話数を使って五つ子のそれぞれのやりたいことを描いています。
一花は女優、三玖は料理専門学校、五月は教師、などです。
それぞれがやりたいことを見つけたのであれば、次はフータローがどういうことをやりたいか、何を目指したいかを描くのが自然な流れかと思います。
フータローが五つ子から離れるかも?
100話の「全員が好きだ」「この6人でこのままの関係でいたい」「しかし答えを出さないといけない」
といった流れからなんとなく、もしかしてフータロー五つ子と一時的に別れることになるんじゃね……?フラグがほのかに感じられます。
ここから、フータローがどういう進路/やりたいこと(答え)を選ぶのではないかと考えられます。
フータローのやりたいこととは?
順当な流れだと教師ですが、一筋縄では予想できないのが五等分の花嫁。
医師になろうとしている?
これは私の完全な私見が入った予想になりますが、医師あたりを目指すことになるのではないかと思っています。
理由としては、中野父が医師であることに加えて、五つ子のコアにあるのが「病気でなくなった母」です。
五つ子はいつも一緒でといった言葉もありますし、それを実現するために五つ子が病気なっても自分が治すといった決意を持ったのではないかと予想しています。
海外か日本のどこか遠くの大学に推薦
「俺も俺で整理しきれていない」という発言があるように、フータローにとって何か想定外の事態が起きた可能性があります。
考えられるパターンとしては、学校から海外の大学への推薦が来ているとかだったり、実は中野父からフータローに直接連絡が来ていて、自分の薦める海外の大学で修行してくることを求められるなどです。
続きの話のネタバレ
(C)春場ねぎ
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。